これまで僕は多くの場所へ旅行へ行っています。毎年夏休みなどを中心に様々なところへ行ったり、連れていってもらったりしました。
しかし、そんな中でも九州にはあまり行ったことがなく、小学6年生の頃に一度屋久島に行ったきり。それも鉄道に興味がなかった頃でした。
高校を卒業した今春、自身では未知とも言える九州を一周する旅行をすることになりました。
今回から投稿するのは九州一周の旅行記ですが、それぞれの列車だったり観光地に焦点を当てる記事を大変多く出すと思います。九州を一周したことは重要視しません。
そこでこの記事では九州一周旅行の様子を簡単にご紹介し、九州一周旅行の概要をご覧いただければと思います。これによって今後出す記事の流れなどもお楽しみいただけることでしょう。
また、今後出す記事のリンクを本記事に貼り付けることにしますから、目次のように利用していただけたらと思います。
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名古屋から北九州市、小倉まで東海道山陽新幹線で向かいます。約3時間の道のりです。名古屋~北九州や福岡は飛行機と新幹線で互角の戦いになっているようです。
小倉駅に到着。中央に絵が描かれていて赤の三角のデザイン。JR九州に入った実感がわきます。
小倉からは門司港へ。この区間はかつて九州の鉄道の玄関として、そして現在も関門トンネルの出入り口として大変重要なところです。
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九州鉄道の大きな役割 小倉~門司港15分の魅力【九州一周1】
今回は小倉から門司港まで向かうのですが、その区間のご紹介をします。 残念ながら小倉から門司駅の間でカメラが中々起動しないことがあったため実際の車窓をご紹介できないのですが、解説上は問題ありません。 小 ...
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門司港駅に到着。九州の鉄道の起点の駅でした。
この駅は昨年リニューアルされ、明治の頃からの駅舎の雰囲気が残されることとなりました。
九州へ来たなら門司港駅、是非行くべき駅です!
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大正時代の駅舎を再現。駅の美術館、門司港駅【九州一周2】
新幹線で小倉まで来たのち、門司港駅までやってきました。 『もじこう』と国鉄フォントで書かれ、ノスタルジックな駅名標が迎えてくれます。 駅の時計は屋根から提げられ、列車へ乗る ...
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九州に入ったわけですが、門司からは渡船で関門海峡を渡り下関へ向かいます。
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門司港レトロをぶらり観光&関門連絡船で下関へ【九州一周3】
前回は門司港レトロ地区のシンボルともされる門司港駅をご紹介しました。 この辺りには近年北九州の観光地、門司港レトロ地区として昔からの建物がたくさん集められています。門司港駅はもちろん素晴らしい駅なので ...
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本州、下関の唐戸市場へやって来ました。
市場の近くにある飲食店街でフグの唐揚げをいただきます。プリっとしていて甘味のあるお魚でとても美味しかったです。
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下関・唐戸地区の観光地を周遊。ふぐ&赤間神宮【九州一周4】
門司港から関門連絡船で下関、唐戸へやって来ました。 門司港と比べて唐戸ターミナルはかなり大きく、コンビニまで併設されています。 船着き場の近くにはカモンワーフという商業施設があります。下 ...
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下関駅から関門トンネルを通って小倉へ戻ります。いよいよ九州一周です。
最初に乗車しますのは特急ソニック。『音速』の名にふさわしく、街や山のなかを駆け抜けていきます。
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青いソニックのはずが885系? 883系1000番台に乗車【九州一周5】
関門海峡をくぐって、本州から九州へ戻ってきました。 小倉駅からは特急ソニックに乗車します。 こちらは青いソニックですが、今回乗車する車両は少し不思議なものです。 まずは隣同士の車両を見て ...
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別府駅で下車し、海地獄などを観光します。町中からゆけむりが立ち上る景色は壮観でした。
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別府イチの観光地 海地獄・大正レトロの竹瓦温泉【九州一周6】
特急ソニックで小倉から別府へやってきました。 群青色の列車が停まる別府駅からは路線バスで鉄輪温泉方面へ向かいます。 鉄輪口のバス停で下車。地獄めぐりで一番有名 ...
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別府駅に戻りました。こちらの駅舎は水戸岡さんによるものです。
別府からは白いソニックで大分へ向かいます。実際はかもめの車両でしたが…。
大分からはにちりんに乗車。3時間かけて宮崎駅まで向かいます。
車内で大分の名物、とり天を頂きました。
宮崎駅に到着。完全に暗くなってしまいました。本日はここで宿泊です。
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夜の日豊本線特急列車 ソニック&にちりんで大分から宮崎へ【九州一周7】
別府で観光した後、特急ソニックで大分へ向かいます。 前は青いソニックに乗りましたが、今回は白いソニックです。が… 車内は完全にかもめ。長崎へワープしてしまいました(笑) & ...
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翌朝になりまして、 早朝の普通列車で都城駅へ向かいます。
都城駅からは吉都線に乗車。鹿児島県の吉松駅まで行きます。
左手には霧島連山が見えており、吉都線はその周りを迂回する様です。
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霧島連山の周りを走る吉都線(えびの高原線)に乗車【九州一周8】
宮崎で宿泊した後、早朝の普通列車で西へ進んでいきます。 暗い中ずっと眠ってしまっていましたが、都城駅に到着。 ちょうど太陽も昇ってきて、これからローカル線の旅 ...
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吉松駅に到着。1時間ほどありましたので駅前の温泉へ。吉松駅はかつて鉄道の街として大変栄えていましたので、駅の周りにはSLや石碑などたくさんあります。
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【南九州の鉄道の要衝】かつてのターミナル駅 吉松駅を訪問【九州一周9】
朝早くから都城駅を出発し、吉都線に乗車して吉松駅に到着しました。今回は吉松駅のご紹介です。 今となっては小さな駅となってしまった吉松駅ですが、かつては九州の中でもターミナル駅として機能し ...
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吉松駅からは肥薩線で隼人方面へ。大変古くから残る駅舎で有名な嘉例川駅で下車します。110年以上前から建っており、周辺住民の方がこの駅を残そうと尽力されたそうです。
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【ななつ星も停車】明治からの駅舎が残る嘉例川駅【九州一周10】
前回はかつて鹿児島本線と日豊本線の乗換駅であった、吉松駅を訪れました。 吉松駅から普通列車に乗車し、肥薩線で南へ向かいます。 今回ご紹介するのは、JR九州では一番注目されて ...
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吉松駅へ戻ってきました。ここからは観光列車しんぺいに乗車しまして、人吉駅へ向かいます。
鉄道三大車窓のひとつである矢岳越え。遠くには霧島連山、麓には京町温泉などが見下ろせます。
さらに先へ進むと大畑駅が眼下に見えます。ループ線であそこまで下り、スイッチバックして駅へ入る大変面白いところです。
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スイッチバックにループ線に矢岳越え…。魅力が多すぎるいさぶろう・しんぺいに乗車【九州一周11】
嘉例川駅から吉松駅へ戻ってきました。 吉松駅から乗車しますのは、いさぶろう・しんぺいのうちの、しんぺいです。 いさぶろう・しんぺいが走る区間は明治時代、南九州まで鉄道を通すためにスイッチ ...
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人吉駅からは特急かわせみやませみに乗車。
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清涼な森の茂る,かわせみやませみの車内を探索【九州一周12】
肥薩線で人吉駅までやってきました。 ここから乗車しますのは、2017年3月にデビューした、一番新しいD&S列車、かわせみやませみです。 今回はそのうちの青色に輝く列車、かわせみに ...
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車窓からは球磨川が大変近くに見え、肥薩線の面白さが感じられました。
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急流・球磨川沿いを快走する、肥薩線のかわせみ やませみの旅【九州一周13】
今回は九州で一番新しいD&S列車、かわせみ やませみに乗車して肥薩線に乗っていきます。 車内の様子については前回の記事をご覧ください。 人吉駅前の駅弁屋さんで購入した栗飯を食べて ...
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武者返しをイメージした駅舎に変わった熊本駅に到着。
熊本駅から1駅の平成駅に到着。昨年平成最後の日には多くの人で賑わったようです。
平成駅の駅名板の隣に昭和タクシー、自動販売機に大正製薬の飲料があるということで話題になりました。
熊本駅に戻りまして今度は三角線に乗車。有明海が近くに見え、夕焼けになりつつありました。
三角駅での滞在時間はわずかでしたが、天草地方への交通も整っていますので是非訪れたい所です。
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静かな海を眺めて…。 三角線(あまくさみすみ線)に乗車【九州一周14】
今回は熊本駅から三角(みすみ)線に乗車します。 三角線は熊本駅から南に10キロのあたりにある、宇土駅から分岐する路線。全長は25キロほどの短めのローカル線です。 島原・天草地区への観光の ...
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また熊本駅に戻りましたが、すぐに福岡方面の普通列車に乗車しまして、降りましたのは筑後船小屋駅。残念な新幹線駅として知られています。
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ホームが無人化された、九州新幹線の筑後船小屋駅【九州一周15】
熊本駅から鹿児島本線で北上、残念な新幹線の駅として紹介されたこともある筑後船小屋駅にやってきました。 在来線ホームは2面2線。快速なども停車しますが、特急有明は停車しません。筑後船小屋駅 ...
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久留米で宿泊して、翌日は太宰府へ。福岡県の観光と言えばここでしょう。
また、令和の里として有名になった坂本八幡宮にも訪れました。
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太宰府天満宮と令和ゆかりの地『坂本八幡宮』を観光【九州一周16】
宿泊した久留米市内のホテルから西鉄電車で太宰府へ向かいます。 到着しました太宰府駅。 ホームから駅舎を深い紅色の柱や梁が支え、中央部は金色に輝いています。 駅舎は太宰府天満 ...
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二日市駅から特急かもめに乗車しまして長崎駅に到着。こちらは白いソニックの車両でした。
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有明海沿いのカーブを駆ける 特急かもめに乗車【九州一周17】
前回は太宰府天満宮や坂本八幡宮を訪れました。 これから二日市駅でかもめに乗車し、長崎へ向かいます。 ホーム上では特急の乗車位置シールの張替えをしているところでした。 九州の特急はドアの位置や両数が様々 ...
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路面電車に乗って大浦天主堂へやって来ました。江戸時代、外国人のためと教会として建てられていました。
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閉館した大浦天主堂、工事中のグラバー邸を観光【九州一周18】
特急かもめで長崎駅までやってきました。 大屋根の特徴的な長崎駅。現在は高架化され、地上ホームは解体が進んでいます。 いずれはこの駅舎も駅らしさを失ってしまうことでしょう。 ...
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その後も長崎の観光として定番とも言えるグラバー園や出島、めがね橋といったところを訪問。
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長崎で走った、日本の鉄道発祥の地へ。出島 新地中華街 めがね橋【九州一周19】
前回は大浦天主堂、グラバー園を観光していきました。 グラバー園から山を下ってきて、中華街辺りまで来ました。大きな門が二重に並んでいて、荘厳な雰囲気が漂います。 中華街はとり ...
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長崎駅はこの後しばらくして高架化されたため、この地上ホームを見られたのもギリギリの時期となりました。
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【ついに高架化】長崎駅の地上ホームと開業前の高架を観察【九州一周20】
長崎の観光を終え、長崎駅に戻ってきました。 そんな長崎駅ですが、3/28から高架化されました。長崎~浦上が高架化されたのですが、市内の交通円滑化のほか、九州新幹線西ルートの開業を控えた駅 ...
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シーサイドライナーで佐世保へ。今晩は佐世保で宿泊です。
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地上の長崎駅からシーサイドライナーに乗車。日暮れの中を汽車で行く【九州一周21】
今回は長崎駅にいます。 3/28、長崎駅〜浦上駅は高架化されたため、現在ではこのホームに列車は来ていません。 ついには原爆の被害も受けていたという、ホーム上屋の解体が始まっているという話 ...
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佐世保からは特急みどりで福岡方面へ戻ります。
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かつての長崎本線、佐世保線を走る特急・みどりに乗車【九州一周22】
今朝はJR最先端の駅、佐世保駅にやってきています。 これから乗車しますのは特急みどり。なんだか不思議な名前の列車です。 特急みどりに使われているハイパーサルーンという列車は ...
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120年前からの駅舎が残る鳥栖駅で下車。
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明治時代の鉄道の雰囲気を今に伝える 鳥栖駅の駅舎は見るべき!【九州一周23】
佐世保駅から特急みどりに乗車、鳥栖駅で下車しました。 鳥栖駅は長崎本線と鹿児島本線の分岐駅で、多くの特急列車が行き交います。 プラットホームにはかしわうどんのお店、中央軒さんが建っていま ...
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今回はあえて博多を通らず、原田線など筑豊本線を通っていきます。
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【筑豊本線のローカル区間】原田線に乗って炭坑の街だった名残を楽しむ【九州一周24】
鳥栖駅から鹿児島本線で原田駅へ来ました。 原田駅は鹿児島本線と筑豊本線の分岐駅です。 今回乗車するのは筑豊本線の原田〜桂川。原田線と呼ばれるのが一般的です。 JR九州はこの ...
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石炭輸送の中枢・飯塚を走る筑豊本線に乗車【九州一周25】
筑豊本線で原田駅から桂川駅へやってきました。 乗り換え時間で駅を見ていきましょう。 桂川駅では明らかに新しそうな道路が作られていて、駅舎とは反対側のまちづくりが行われている所でした。 桂 ...
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直方からは蓄電車両、DENCHAに乗車。
高架化が進み、今だけ見られる面白い構造の折尾駅を訪問します。
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【新駅舎開業へ】折尾駅の工事現場/鷹見口のA番のりばへ向かう【九州一周27】
昨日、鹿児島本線、筑豊本線の乗換駅である折尾駅の新駅舎が2021年1月2日より使用開始されることが発表されました。 折尾駅はかつて非常にレトロな駅舎が残っていたほか、日本初の立体交差の駅 ...
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その後、終点の若松駅に到着。駐車場や広場の辺りはすべて線路が引かれていました。
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筑豊本線の電池式列車 DENCHA(でんちゃ)に乗る【九州一周26】
筑豊本線で桂川から直方駅までやってきました。 ここからは電池式電車"DENCHA"に乗車して、若松へ向かいます。なんの変哲もない電車に見えますね。 この名前は ...
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若松からは100円の渡船で戸畑へ。
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3分・100円で乗れる渡し船 若戸渡船に乗船【九州一周28】
筑豊本線で若松駅までやってきました。 途中、クロワッサン屋さんの三日月さんに寄りました。こちらの建物は若松で最も古い洋館、石炭会館です。 他にも軍艦島にありそうな古いコンク ...
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最初の地点、小倉駅へ到着。
長い旅行をし、一周して同じ場所に戻ってくる。とても面白いことだなと感じました。
九州は大変楽しいところです。そして今後楽しみ尽くせなかったところへ何度でも行くことでしょう。
最初にお伝えした通り、この記事はあくまで九州一周旅行を簡単にご紹介したまでです。今後、それぞれの要素について詳しくご紹介しますのでお楽しみに!
今回もご覧いただき、ありがとうございました。