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夜の日豊本線特急列車 ソニック&にちりんで大分から宮崎へ【九州一周7】

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別府で観光した後、特急ソニックで大分へ向かいます。
前は青いソニックに乗りましたが、今回は白いソニックです。が…

 

車内は完全にかもめ。長崎へワープしてしまいました(笑)

 

白いソニックや白いかもめで使われている885系は、それぞれが違った場所を走ることがあるのです。
そのため今回のように、車内のデザインと列車名が合わないことがあります。

 

別府湾沿いに走る車をどんどんと抜かしながら、大分駅に到着。

大分からはこちら、特急にちりん南宮崎行きに乗車します。

この区間はソニックとにちりんで特急料金を通算して計算してくれるので、別府から大分で特急に乗っても損はしません。

 

向こう側には半室となっているグリーン席が並んでいます。

 

18:05に大分駅を発車。
高架からはマンションやビルが立ち並ぶ景色です。

 

だんだんと淡くなっていく空の下、大野川を渡ります。水彩画のような空色はとても綺麗でした。

 

大分市の南にある山岳地帯ではトンネルを突っ切ります。

 

トンネルの合間には家々が集まった集落が見られました。特急列車からのこのような景色は非日常感を味わわせられます。

 

いよいよ暗くなってきて、海沿いにはぼんやりと暖かな街灯が目立って来ました。

大分のとり天駅弁

別府駅で大分県の名物である、とり天にぎり寿しの駅弁を購入。
玉子のお寿司に似た色合いです。

 

タレに辛子を入れて食べるとピリッとしたアクセントが出ます。

 

特急では大分県で最後の停車駅、佐伯駅に到着。
ベンチには『枯れた心に木のあたたかさ』と書かれていて、ポエム感が表れています。

 

大分から宮崎の県境のところは普通列車が非常に少ない山の区間です。
宗太郎駅は秘境駅として有名になっています。

 

長い間光の少ない区間を走っていましたが、急にまばゆい光が集まる日向駅に到着。
ガラス張りの高架駅で近未来感がありました。



 

カラフルなデッキ シンプルな車内

車内は比較的グレーを貴重とした地味な感じですが、デッキは公園の遊具のような色合いになっています。

 

左側には携帯電話の通話用スペースが置かれていますが、かつては喫煙所だったようです。

 

しかし、このように上から下まで大きな窓があるので、誰もいない時はちょっとした個室カウンターのように楽しむことができます。

 

1号車からはお客さんがいなくなってしまいました。

ぱっと見特徴的な部分は部分はない、標準的な車内です。

 

この787系の列車は新幹線開業まで重要となっていた鹿児島本線の特急に使われていました。

 

そのため所々には『ARIAKE』と書かれていて、かつての面影が残っていました。

 

網棚はJR九州特急ではよくある飛行機のようなものです。
奥行きもかなりあって、大きな荷物も十分置けます。

 

半室となっているグリーン席にも誰もいなかったので覗いてみます。
当然ですがこちらの方はどっしりとした立派な座席です。

 

21:02高鍋駅に到着。
高校生の方も乗車してきて、地方で見られる特急通学の様子が伺えました。

 

21:31、宮崎駅で下車。

 

この列車は南宮崎行きなのでもう少し先まで行きます。

 

宮崎駅は高架駅で、この周辺で一番の明るさを放っていました。駅前には南国風の木々が植わっています。
この日は宮崎で宿泊。翌日からも九州一周の路を進みます。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

目次
九州一周旅行を簡単にご紹介 シリーズ目次【九州一周0】

これまで僕は多くの場所へ旅行へ行っています。毎年夏休みなどを中心に様々なところへ行ったり、連れていってもらったりしました。 しかし、そんな中でも九州にはあまり行ったことがなく、小学6年生の頃に一度屋久 ...

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