今回は長崎駅にいます。
3/28、長崎駅〜浦上駅は高架化されたため、現在ではこのホームに列車は来ていません。
ついには原爆の被害も受けていたという、ホーム上屋の解体が始まっているという話も聞きました。
今回は長崎駅と佐世保駅を結ぶ快速、シーサイドライナーに乗車。
地上駅の長崎駅から見られた景色をお伝えすると共に、シーサイドライナーについてもご紹介します。
左手に長崎駅の車庫、そして新たに作られた高架が見られます。
車内にはそれなりの人数が乗っていて、ギリギリ立ち客が出ない程度でした。
列車が発車し、長崎駅建設の工事施設が見られ、長崎の街の転換点なのだと感じます。
高架駅の長崎駅へは旧ホームを通り、車庫へ通されていた線路を横切って向かうことになっています。
この当時はまだ車庫から列車を出し入れしていたようなので線路上に舗装されていませんでした。
それでも、駅舎の近くは通路になるっぽい様子が伺えます。
長崎駅が高架化されたのは九州新幹線によるものもありますが、このような踏切が街を分断していたからです。
長崎の観光・市民生活の中心でもあるこの地区が、より発展していくことでしょう。
同じく高架化された浦上駅を発車し、原爆の投下された周辺を走ります。
その後列車は非常に長いトンネルに入りました。
九州では新幹線を除いて最長である6173mのトンネル、長崎トンネルです。
このあたりは単線であり、トンネル内で行き違いをする必要がある場合も。
そんなときのためにトンネル内には肥前三川信号場があります。
今回は行き違いがありませんでしたが、トンネル内でしばらく停車するのは面白そうですね。
2つの長崎本線が合流する駅、喜々津駅に到着しました。駅前には住宅、そして大きなホテルが目立ちます。
長崎新幹線の駅にもなる諫早駅では、新しい駅舎が建設中。長崎の鉄道網の変わり目は目前にあります。
諫早駅からは大村線に入ります。
大村線で最も大きな駅である大村駅でかなりの下車。車内はガラガラになりました。
長崎新幹線が大村駅に来ることは無いのですが、2駅隣に新大村駅ができる予定です。
長崎空港の最寄り駅ともなるため、利用されることが増えるかもしれません。
2003年までは長崎〜佐世保を特急シーボルトが走っていたのですが、シーサイドライナーに統一、廃止されました。
ある意味では長崎〜大村に特急が戻ってくる形になります。
松原駅を過ぎると列車の明かりに照らされた海の波が見られました。
夜にも関わらずこれだけ見られるのですから、昼間だったらどれだけ楽しめることでしょう。
全国的にも人気な遊園地のあるハウステンボス駅に到着。
少しだけ開けた窓を覗き、早岐の瀬戸の奥に異世界の灯りを眺めます。
早岐から佐世保線に入り、数々のロードサイド店舗が並び始めました。長崎第2の街の風格が現れてきます。
シーサイドライナーの終点、佐世保駅に到着しました。最後まで乗車していたのは1車両に5人程度。
こうなるとやはり特急を通すほどでは無いのでしょうね。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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