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【GWの4列夜行バス】パンダ号は辛い?青森→東京10時間の深夜バス[2404-05GW(5)]

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ピカピカの駅舎へ生まれ変わった青森駅。北海道への玄関口だった時代の雰囲気はすっかり無くなり、ガラス張りの駅ビルと一体化しています。

今回ご紹介するのは、ここ青森駅から上野駅を結ぶ夜行バス。

10時間かけて深夜の東北道を南下し、翌朝6時に着くことができます。

 

青森駅の新しいスターバックスにいたらギリギリになってしまいましたが、乗務員さんに予約メールを提示して乗車。

青森駅東口の9番のりばに停まっています。

 

座席は4列シートになっており、一般的な高速バス車両と変わりません。

 

3列シートと比べて辛いとされる4列の夜行バス。しかし、足を伸ばせてお隣もいらっしゃらなかったのが、非常に良かったです。

この日はGWの最繁忙期だったので、料金は9,500円。変動はありますが、通常なら3,800円〜5,800円ぐらいで行くことができます。

 

バスの揺れでもそれなりに安心できる、ドリンクを置けるテーブルもありました。

 

各座席にコンセントが設置されているので、非常に便利です。



20:00 青森駅前 発

夜行バスとしては少々早め、20時ちょうどに青森駅前を発車しました。

新幹線は新青森駅19:44発はやぶさ48号、飛行機は青森空港20:40発が最終です。パンダ号は2便設定されており、1便目20:00発のほか、2便目22:20発もあります。

 

最繁忙期のGWということもあって、同じ20:00発の便に2台充当されており、輸送力を増強しています。

おかげさまで4列シートながら、隣に人がいない状態で快適でした。

 

青森駅から国道7号を走り続け、新青森駅北側のロードサイド店舗沿いへ。

 

青森ICから自動車専用道へ乗ることはせず、ずっと下道を走っています。

 

1時間ほどで青森県第三の都市、弘前市街地に入ります。



パンダ号は途中、弘前バスターミナルにも立ち寄ります。

やってきたのはイトーヨーカドー弘前店。

 

弘前バスターミナルは、イトーヨーカドーの一角に入居しているのです。

交通ターミナルが駅ではなくショッピングセンターに入っている、地方都市ならではの交通拠点の置かれ方になります。



21:05 弘前BT着

こちらでは15分ほど停車時間があり、休憩も兼ねています。

このパンダ号にはお手洗いが無いため、この先も3ヶ所休憩があります。

 

青森〜東京では主要な夜行バスが2種類、パンダ号とノクターン・ネオ号があります。ノクターン・ネオ号は3列シートでより快適、バスタ新宿と東京駅が目的地です。

 

イトーヨーカドーはもう閉店時間なので買い物できませんが、待合室にお菓子の自動販売機がありました。



21:20 弘前BT 発

弘南バス2台によるパンダ号は、弘前バスターミナルを出発しました。

 

ちなみにイトーヨーカドー弘前店は、2024年9月29日をもって閉店。アキダイで有名なOICグループが引き継ぎます。

 

弘前駅前を走りまして、この辺りのガストやモスバーガーは夜行バスを待つのに重宝する場所です。

 

引き続き国道7号を南下していたところで、前方のカーテンが閉じられました。

この先乗降できるバス停は、上野駅前だけです。

 

21:30、夜行バスにしては早いですが、消灯時間になります。

 

大鰐弘前料金所から東北自動車道へ、ここからずっとこの高速道路を走るのです。



23:24 紫波SA 着

盛岡市から南へ20km、紫波SAで10分の休憩です。

 

コンビニなどは無くお店も閉まっていましたが、飲み物の自動販売機はあります。

 

23:35 紫波SA 発

食べ物はカロリーメイトだけ買えたので、これを携えて再びバスへ。



1:55 国見SA 着

今度は宮城県から福島県へ県境を越えたところ、国見SAで休憩です。

2020年にリニューアルしまして、なんだか小洒落ています。

 

こちらは売店が開いており、お土産や軽食など買うことができました。

 

2:05 国見SA 発

こちらも10分の休憩で出発です。



時刻は午前4時半、早くも空が明るくなってきました。

だいたい東北新幹線と同じようなところを走っていましたが、関東地方へ入ると東北自動車道は少々西寄りへ。

4:35 佐野SA 着

ラーメンで有名な栃木県佐野市で、最後の休憩となりました。

 

こちらも売店が開いていたので、朝ごはんを買えたのが非常にありがたかったです。

 

太陽も昇りつつある中、15分の休憩を終えて4:50に出発しました。



東北自動車道は川口JCTで終わります。

料金所を通過しまして、首都高速川口線へ。

 

足立区を荒川沿いに走り、首都高速中央環状線に入りました。

 

扇大橋で荒川を渡り、下へ降りてきます。

 

まもなく上野駅到着の放送を聞きつつ、西日暮里あたりの山手線をくぐりました。

 

ちょうど前方にもう1台のパンダ号が見えているところで、上野駅前に到着です。



6:20 上野駅前 着(10分早着)

定刻より10分ほど早く、上野駅に到着しました。

道路沿いのバス停に停まっておりまして、2台分のお客さんが降りて荷物を受け取っているところです。

 

2台走らせていただいたおかげで、最繁忙期でありながら非常に快適な移動をできました。

 

北海道・東北から東京へ夜行列車が走っていた頃を思わせ、朝一番の光を浴びる上野駅まで非常に便利な手段です。

普段なら高くても6,000円以下で安いので、ぜひ利用してみてください。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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