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【寝台特急延長運転】週末限定で走るサンライズ瀬戸が凄い!東京〜琴平乗車記[年越し2023(2)]

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  クリスマスイブの21時過ぎ、東京駅周辺はいつもより人の流動が多くなっています。   この時間帯の東京駅と言ったら、寝台特急サンライズ号です。2日連続、伯備線の大雪と瀬戸大橋の強 ...

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こちらはクリスマスイブの東京駅、丸の内駅舎のライトアップは21:00までで既に暗くなっています。

その一方で、駅前はいつもに増して人の流動が激しいです。

 

21:50に東京駅を出発する寝台特急サンライズ号は、サンライズ瀬戸号高松行きとサンライズ出雲号出雲市行きが連結します。

 

普段は高松行きのサンライズ瀬戸号。

しかし、土祝日の前日に発車する便については、琴平駅まで延長運転を行います。

 

2014年に始まった琴平延長運転、方向幕にも高松・琴平と示されています。

 

いつもよりも乗車時間の長いサンライズ瀬戸、琴平行きの旅です。



21:50 高松駅 発

それまでは肉声放送だったのですが、2,3年くらい前から琴平行きの自動放送が収録されました。

普段と同じような馴染みある声で、停車駅の案内が流れます。

 

せっかくのクリスマスイブということで、駅弁を買ってきました。改札内中央通路の駅弁屋さん「祭」は23:00までやっているので、サンライズに乗るときでも買い込むことができます。

ただし品数が少なくなっているので、種類は期待しすぎないほうが良いと思います。

 

刻みわさびと醤油の染みた牛肉がとても美味しかったです。とろとろ濃厚な半熟卵も幸せ!

 

横浜駅には特急踊り子で使用されている、E257系電車が停車中です。

 

部屋の電気を消して、夜の東海道を思い切り走り抜けます。

 

小田原駅では洗車機の向こうに、背後霊のように小田原城がいました。昼間なら注目していれば、はっきりとその姿を見られます。



小田原駅を通過するとおやすみ放送が流れ、朝まで放送が行われなくなります。

熱海駅では乗務員さんが、JR東日本からJR東海へ交代。そのため停車時間がちょっと長いので、急げば自動販売機で飲み物を買うくらいはできます。

といっても初心者には危険なので、予め食べ物などは買っておきましょう。

 

崖に林立する温泉街ですが、この時間とも慣れば真っ暗。明るい時なら眼下に海が広がって、とても素敵な場所です。

 

東海道本線を作り上げた長大トンネル、丹那トンネルを通って深夜の静岡県へ。

 

新幹線駅の設置された三島駅ではなく、沼津駅に停まります。ルートや線路用地の提供、地質など様々な理由で新幹線駅を手に入れられなかった沼津ですが、東海道本線の中ではかなりの大きな駅です。

 

製紙工場が集結する富士市、中心駅の富士駅を発車します。

 

そして静岡駅の到着は0:20頃です。

 

琴平延長のおかげで到着時間が遅いとは言え、そろそろ眠りたい所。東海道の振動を体全体に響かされながら、おやすみなさい…。



おはようございます。6:10ごろ、元気の良すぎる岡山駅の到着放送に起こされました。

続いて車掌さんから、広島・九州方面への新幹線、各在来線の乗換案内が長々と続きます。ここまで長い案内は、国内でもトップではないかと思います。

 

新幹線の高架越しに見る空は、まだ暗いまま。サンライズしないまま岡山駅に到着です。

 

岡山駅では東京駅から一緒に来たサンライズ出雲号との連結が外され、こちらサンライズ瀬戸号が先に発車します。

 

宇野線を走っていると、一日の始まりを予感させる朝焼け。プラネタリウムで上映が終わる時みたいな、寂しさもあります。

 

しかし、このサンライズ号は日が昇っても、まだまだ居座らせてくれます。ジーンズ仕様の駅名標がトレードマークの児島駅にて、JR四国の乗務員さんへ交代です。

 

せっかくサンライズ瀬戸に乗ったなら、絶対に瀬戸大橋を見ておくべし。どんなに眠い目を擦っても、見る価値があります!

 

瀬戸大橋の鉄道部分は、将来新幹線と在来線が並走できる規格で作られました。現在は軽い在来線しか走っていないので、バランスをとるために新幹線分の重しが置かれています。

 

四国に上陸する時には、工場群がお出迎えしてくれました。夜には夜景も非常に綺麗、部屋の電気を消せる寝台個室からだと特に美しいです。

 

坂出駅には7:10到着。ここでは四国各方面の特急に接続しており、高知方面は7:37発しまんと3号、松山方面は7:51発いしづち1号に乗り換えられます。

2023年4月1日利用分から廃止となりますが、サンライズ瀬戸号から坂出駅・高松駅で乗り換える在来線特急には、乗り継ぎ割引が効いて特急料金が半額になります。

 

四国桃太郎貨物駅という謎の愛称がついている、高松貨物ターミナル横を通過。

おそらく近くの鬼無きなし地域に、桃太郎関連の伝説があるためと思われます。



7:27 高松駅 着

普段の寝台特急サンライズ瀬戸号の終着駅、高松駅に到着しました。ここでは35分の停車時間があります。

 

以前は改札内に「連絡船うどん」といううどん屋さんが合ったのですが、ビル建設工事により閉店してしまいました。この時間改札内で買い物できる所はセブンイレブンぐらいです。

 

お隣に停車中の特急いしづち1号松山行きが先の発車。

 

更に、岡山行きのマリンライナー12号岡山行きも続きます。鉄仮面のようなカッチリした顔つきが、サンライズと並んでも馴染む印象。

 

さらに、同じく琴平へ行く各駅停車琴平行きも先に発車します。

 

このサンライズ瀬戸号は8:02発ですが、改札の発車標には表示されていません。高松〜琴平など延長区間だけで乗車することは、認められていないのです。

四国管内だけで琴平延長を体験するには、坂出駅から乗るしかありません。

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サンライズ瀬戸号琴平行きは、一度高松へ行った後で折返し琴平へ向かいます。

この重複区間(宇多津〜高松)については、運行上仕方なく往復しているため、追加で乗車券を購入する必要はありません。

 

今回使っている乗車券は琴平よりも先、後免駅まで買ってあります。宇多津〜高松の往復分はやはり必要ないということです。



8:02 高松駅 発

高松駅は行き止まり式のホームになっており、徳島方面へ進むにしても進行方向が変わります。

 

車両基地にも朝日が注ぎ、ディーゼル車両の光沢もより一層輝いて見えます。

この車両基地ですが、さっき高松駅へ向かう時には車窓にありませんでした。

 

この予讃線は複線なのですが、上下それぞれの線路が車両基地を挟むようにしています。

高松方面の列車は車両基地の北側を走り、坂出方面の列車は南側を走っているので、同じ側の窓から違うものが見えていたのです。

 

端岡で先に出発していた、各駅停車を追い抜きました。

 

坂出駅はさっき停車したので、今度は通過します。一度乗降扱いをしているため微妙なところですが、坂出駅を通過する列車はかなり珍しいです。

 

瀬戸大橋から松山を結ぶ宇多津連絡線が合流してきました。それぞれ高松〜松山、松山〜岡山、岡山〜高松を結ぶ3本の線路が三角形を作っています。

 

岡山方面と高松方面で特急列車の切り離しが行われる宇多津駅についても通過しました。



8:26 多度津駅 着

四国初の鉄道は、1889年に開業した讃岐鉄道の丸亀〜琴平でした。現在では予讃線と土讃線の分岐駅である多度津駅は、四国鉄道発祥の地とされています。

 

サンライズ瀬戸号は高知へ四国山地を縦断する、土讃線に入ります。

 

途中、善通寺駅に停車。特急南風も全列車が停まる主要駅で、駅名の通り善通寺の玄関口です。

 

土讃線は特急幹線と言っても、7両編成とはかなりの長編成。カーブでは先頭部分をはっきりと捉えられます。

 

高松琴平電気鉄道琴平線の上を通ります。ことでんとして親しまれる地方鉄道で、高松〜琴平を直接結びます。



8:39 琴平駅 着

延長区間含めてサンライズ瀬戸号の終点、琴平駅に到着です。

 

この延長運転により、普段よりも1時間以上長い寝台特急の旅を楽しむことができました。やっぱり高松までだと寝台特急として短めなので、この1時間はかなり嬉しいです。

 

土讃線は多度津〜琴平で電化されていますが、設備がそこまで強固なものではありません。そのため大きな電力を必要とするサンライズ瀬戸号が走る時間帯は、通常電車で運行する普通列車を、ディーゼルに変えています

 

琴平延長運転が行われているのは、金刀比羅宮の玄関口の駅として観光客の呼び込みを図るというのはもちろんのこと。週2回でも東京駅で琴平の文字があり、直通していることは、十分大きな宣伝効果を発揮していると思います。

 

さらに、JR四国としては琴平駅までのサンライズ瀬戸号で終わってもらうのではなく、四国島内を鉄道で回ってほしいと考えているのでしょう。

 

運行上かなり大変だと思いますが、今まで継続している琴平延長運転。JR四国へのお礼の意味も込めて、是非ここからもJRを使った旅をしてほしいと思います。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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