まだライトアップが残って暮れていた、東京駅丸の内駅舎です。
今日もこちらから、寝台特急サンライズ瀬戸号に乗車します。
今日のサンライズは、半ライズ琴平。
普段はサンライズ出雲と交互に表示されますが、今日はサンライズ瀬戸で固定です。 pic.twitter.com/mMV9xl9YZM
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サンライズ瀬戸は通常、高松行きでの運行。しかし、金・土を中心とした週末には、琴平駅まで延長運転を行います。
さらに、今日はサンライズ出雲が運休。普段なら「寝台特急サンライズ出雲」と「寝台特急サンライズ瀬戸」が交互に表示されますが、今日は「寝台特急サンライズ瀬戸」で固定。また、両数が14両ではなく7両になっていました。
ホーム上の発車標では、半ライズ対応の足元乗車位置について、案内されていました。 pic.twitter.com/VhAOsFrQL9
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ホーム上の発車標についても、瀬戸号のみでの運行に対応。
「寝台特急サンライズ瀬戸号をご利用のお客様は、オレンジ色のサンライズ号7両編成足下乗車位置でお待ちください。」との文言が追加されていました。
「寝台特急サンライズ瀬戸 琴平行き」単独での自動放送。
サンライズ出雲は運休のため、流れません。 pic.twitter.com/Qr5g0XFZom— パスケース (@Pass_Case) October 19, 2024
21:22、自動放送で「寝台特急サンライズ瀬戸 琴平行きがまいります。」と流れました。しっかり琴平行きでも、瀬戸号単独運転に対応しています。
後ろが寂しい半ライズ…。 pic.twitter.com/OZQAtHPj6o
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短い7両編成での運転、停車位置も普段と異なる真ん中寄りです。
最後部車両は7号車。普段なら後ろに連結されている、8〜14号車のサンライズ出雲がいません。
下り寝台特急サンライズの出発する、東京駅9番線ホーム。
瀬戸のみ運行の半ライズに合わせ、7両用の乗車位置案内が貼られています。 pic.twitter.com/7dhCg6xjLW— パスケース (@Pass_Case) October 15, 2024
サンライズ瀬戸号単独での運転に合わせて、東京駅9番ホームには乗車位置案内が追加されました。
もしかしたら同じく7両で運転される、臨時寝台特急サンライズ出雲91号の時にも、こちらを活用するのかもしれません。
今回はソロ個室を利用。室内に階段がある上段でした。
かなり狭い部屋として知られるこちらの個室については、以前の記事で詳しくご紹介しています。
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【国内最長特急更新!】臨時 寝台特急サンライズ出雲92号 最安個室ソロ15時間46分の旅[一週間サンライズ(4)]
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の繁忙期に運行する、臨時寝台特急サンライズ出雲91・92号。今年のお盆時期にも2往復設定されました。 今回乗車するサンライズ出雲92号は2023年春、出雲市駅の発車時 ...
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21:50 東京駅 発
半ライズ琴平の東京駅発放送
肉声放送に一昔前、自動放送が無かった頃の琴平延長みを感じます。 pic.twitter.com/nLGDAp8jFR
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寝台特急サンライズ瀬戸号は、東京駅を出発。車内チャイムに続いて、車掌さんによる肉声放送が行われました。おそらく自動放送では、瀬戸号単独運転に対応していないのでしょう。
3年くらい前までは、自動放送は琴平延長にも対応しておらず、毎週末車掌さんによる肉声放送が行われていました。今では自動放送で行われるようになったので、今回の肉声放送はちょっと懐かしかったです。
東京駅停車時にも検札を行っていましたが、僕は乗るのが遅かったので、東京駅発車後にいらっしゃいました。
普段通り、JR東日本東京車掌区のスタンプです。
半ライズ琴平の横浜駅発放送
こちらももちろん肉声放送、各駅の到着時刻も案内されます。臨時出雲とは逆側が肉声なのよき。 pic.twitter.com/8LXLPdRLu4— パスケース (@Pass_Case) October 20, 2024
横浜駅についても、発車標は「寝台特急サンライズ瀬戸 琴平」の表示になっていました。
再び肉声放送が行われ、各停車駅の到着時刻も案内されます。
23時前、お休み放送が流れました。こちらに関しては普段と同じ内容です。
熱海駅のLED職人さんも、半ライズに対応。
「特急サンライズ瀬戸」表示になりました!さらに、7両編成での運転が強調されています。 pic.twitter.com/2Qjxnt2u2C
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熱海駅に到着。サンライズ瀬戸単独の東京行きでは「サンライズ瀬戸・出雲」のままでしたが、現在は「サンライズ瀬戸」に。
サンライズ出雲が運休との案内も入っていました。
丹那トンネルに入ったところで、本日の夕食をいただきます。
代表的な駅弁として有名な、チキン弁当。そのデラックスバージョンです。
紐を引っ張って、グツグツ温めること5分。
蓋を開けるとチキンライスが分からないほど、色んな具材が乗っています。
それでも最初に箸が向くのは、大きな唐揚げ。醤油がしっかり効いており、しっかり温められているので衣がホクホクです。
今日は濃いめの角ハイボール、刺すような強い香りの液体で流し込みます。
通常のチキン弁当には無い、コリコリっとした軟骨入りつくね。
バジル風味の筍や、味噌風味のトマトソースも、チキンライスにアクセントを加えてくれます。
とろとろ卵は温かいお弁当なら、おいしさが倍増します。
チキン弁当は東海道新幹線開業と共に売り出され、このチキン弁当デラックスは新幹線開業60周年を記念したものです。
和洋共に楽しめる豪華なお弁当が再現されており、かなりオススメできます。
チキンライスに夢中になっていたら、列車は沼津駅に到着。
サンライズ瀬戸のみの表示に対応している一方、行き先の琴平を出すことができていませんでした。
しかしながら、次の富士駅ではしっかり表示。同じJR東海の駅でもそれぞれ異なるみたいです。
静岡駅で乗務員さんが交代されました。こちらも行先は表示されておらず、浜松駅も同様です。
いつの間にか眠っており、ふと目を覚ました頃には京都駅を通過中。
まだ時刻は4時台で、大きな駅でも開いていません。
全く記憶に無いですが、大阪駅の写真が残っていました。
姫路駅発車の様子は逃しましたが、岡山駅到着の20分前におはよう放送。
自動放送ではなく車掌さんによる肉声放送で、サンライズ出雲の解結作業が無いことも触れられていました。
旭川を渡るところ、対岸に岡山の市街地を見られる景色が好きなんですよね。
列車は8番線ホームに到着。普段は14両編成なのでホーム一杯に停まりますが、今日は真ん中寄りに停車です。
発車標には、サンライズ瀬戸のみ表示。普段ならこの真下に、「サンライズ瀬戸6:34出雲市」と出ています。
後ろに何も連結していない、サンライズ瀬戸号。貫通扉も最初から閉まったままです。
大勢の鉄道ファンや観光客が連結部に集まる光景も、当然ながら今日は全く見られません。
扉を閉じて高松方面、そして終点の琴平を目指します。
今回はサンライズ瀬戸の単独運転、琴平延長時の様子をお届けしました。
もはや毎週のことなので馴染んだ琴平延長運転。サンライズ出雲が運転しないイレギュラー時でも、十分対応されている様子が分かります。
東京から四国まで一本で、夜通し結んでくれる寝台特急。ぜひ旅行の際にはこちら利用してみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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【半ライズ】サンライズ出雲運休!瀬戸号のみ7両で走るとどうなる?
国内唯一の定期寝台特急であるサンライズ。 東京〜岡山においては、出雲市行きのサンライズ出雲と、高松行きのサンライズ瀬戸が連結して走ります。 しかし、10月半ばの1週間ほど、車両トラブルの ...
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