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中心地が分散する鈴鹿市の大きな駅を色々めぐってきた【南紀1】

2021年2月8日

 

三重県で一番大きな街は四日市市。

そして県庁所在地の津市、それに続くのが鈴鹿市です。

 

鈴鹿サーキットがあってモータースポーツの聖地と呼ばれる鈴鹿市は、様々な街が分散しています。
今回はそれぞれにある中心の駅へ行って来ました。

白子駅

まず最初は近鉄名古屋線の白子駅です。

 

近鉄の本線とも言える路線上にあり、名阪・名伊の乙特急が停車します。

 

駅名から鈴鹿臭を感じられませんが、近鉄で大阪・名古屋へ向かうのに重要な駅となっています。

 

また1日1本だけ特急ひのとりも停車。
乗車人数は8500人で、鈴鹿市内で一番利用されている駅です。

まずは駅正面に当たる西口へ。

橋上駅舎でガラス張りが流行する以前のデザインですが、新しそうに見えます。

 

駅前には塾やレンタカーなどが立ち並んでおり、大きな駅の駅前という感じです。

 

西口は鈴鹿サーキットへ向かう人々などが利用する他、路線バスなども発着するため、鈴鹿サーキットの紹介もされていました。

 

反対側の東口は裏口的な様子です。

 

駅周辺の比較的大きな道には小さな商店、空き地も見られました。

 

東口側には伊勢型紙資料館があるため、駅舎へ向かう階段にはその紹介がされています。
国指定の伝統工芸品で、細かなデザインは非常に繊細です。

 

それでは急行列車で名古屋方面へ。鈴鹿市内を走る近鉄鈴鹿線の駅へ向かいます。



平田町駅

伊勢若松駅から鈴鹿線に乗り換え、終着駅にやってきました。

 

ここ平田町駅は近鉄鈴鹿線で最も利用者の多い駅で、1日の乗車人数は3000人を越える有人駅です。

 

特にここから1kmほど西へ行けばイオンモール鈴鹿があります。

 

この駅を起点に様々な方向へバスが発着しています。
特に直接は行けない駅や、大きな病院へ向かっていているのです。

 

駅前のロータリーにはバスがよく来ており、それを待つ人々も多く見られました。

 

駅前には広い道路があり、大きな建物やお店が並んでいます。

 

駅は比較的小さく、列車は1時間に30分ほど。

 

それでも駅周辺は非常に発展しており、活気あふれる街であることが感じられました。

 

それでは再び鈴鹿線に乗っていきます。



鈴鹿市駅

鈴鹿線内で規模としては一番大きな駅、鈴鹿市駅に到着しました。

 

JTBの時刻表でも市の代表(中心)駅として紹介されており、線内唯一の交換可能駅です。

 

朝時間帯と17:30〜18:00だけ駅員さんがいらっしゃって、自動改札のある簡易委託駅。
1日の乗車人数は約2000人ほどで、平田町駅に次ぎます。

 

2015年に近鉄のファミリーマートがオープンしました。それと同時に駅業務の一部をスタッフが担うようになっています。

 

駅舎はご覧の通り、かなり立派な駅ビルを備えたものです。窓のデザインなどは独自性が見られ、無機質さを軽減しています。

 

駅前には個人経営の店舗が立ち並んでいました。

 

鈴鹿市は街が分散しており、それぞれに中心的な駅があります。
その中でもこの駅が鈴鹿市駅を名乗っているのは鈴鹿市役所が近いためです。

 

マンションのように高く立派な建物、こちらが鈴鹿市役所です。
ここまで近鉄の駅を巡っていきましたが最後は違う鉄道会社へ。その駅まで歩いていきます。



鈴鹿駅

最後にやってきましたのは伊勢鉄道線・鈴鹿駅です。
いかにも国鉄時代、経費を節約して作ったであろう高架駅になっています。

 

駅前には住宅やタクシーの営業所があるだけで、お店などは見られませんでした。

 

駅の待合室は高架下、簡単な作りのコンクリートの建物にあります。

 

駅舎内には伊勢鉄道に関連する展示がされていました。

 

駅には窓口もあって、失礼ながらこう見えても有人駅。快速みえなどのきっぷも発売されています。

 

1日の乗車人数は250人ほど。近鉄線と比べたら桁が違います。

 

ホームは非常に長く、上屋のある部分が非常に小さく見えますね。

 

高架ホームの下には近鉄鈴鹿線が交差しています。

 

駅からは鈴鹿市役所が見えました。ものすごく目立っていて、いかに大きな建物であるか伺えます。

 

この駅はすべての列車が停車、特急南紀も停車する駅です。

 

今日は鈴鹿市の駅を色々めぐってきましたが、それぞれ特徴があって面白かったです。
それにしても近鉄の力の強さが感じられます。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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