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かわせみやませみが日田彦山線へ!スーツさん案内の『あったがわの旅ツアー』に参加
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団体列車のかわせみやませみ号でやってきたのは博多駅です。
これから乗車するのは特急かいおう2号。篠栗線を経由して直方まで向かう特急列車です。
この列車には併結されているグリーン車。
特急列車のグリーン車と言うと基本的に高額なのですが、こちらについては驚きの値段です。
何と740円でグリーン車に乗れてしまいます。
これが特急グリーン車とは思えません。
それでは早速その列車に乗っていきましょう。
プラットホームで待っていると黒い列車がやってきました。
この特急かいおうは787系での運行。
50kmに満たない走行距離でありながら、2号・3号についてはDXグリーン,グリーン個室も備えたかなり豪華仕様です。
方向幕は蛍光色の黄色に黒文字というなかなか目立つ配色になっています。
それではTSUBAMEの文字が書かれたグリーンの扉を開けましょう。
座席配置は2+1。これだけでも相当な快適性です。
せっかくガラガラなのだから2人の方にすれば良かったと少し後悔しました。
足元にはフットレストがあって非常に快適です。
座席のインアームテーブルはパタンと開いて広く出来るタイプで、かなり立派なものになっています。
この列車は特急料金が420円で、グリーン料金は320円。
通常のグリーン料金の場合100kmまでの1050円だというのに比べると、相当安く抑えられていることがお分かりでしょう。
この車両には他にDXグリーンの発売もされています。こちらは特例が効かず、通常通りのDXグリーン料金1680円です。
ちなみにDXグリーンが全て空席であっても自動券売機では△表示。元々3席しか無いので残り席数の基準に引っかかっているのだと思われます。
しかしグリーン車でもかなりの快適性。これで740円だなんて考えられません。
グリーン車には乗客1人だけ乗せて博多駅を発車していきます。
この先もグリーン車に乗客は現れませんでした。
大牟田から博多の特急有明では、ちらほら乗っていらしたのですが…。
わずか4分で篠栗線との分岐駅、吉塚駅に到着しました。
列車は篠栗線に入り、90kmぐらいで走っていきます。
篠栗線は2001年10月6日に電化、それと同時に特急かいおうの運行も開始されました。
篠栗線の駅をすべて通過し、桂川駅に到着。
この先は筑豊本線へ入ります。
飯塚・新飯塚といった筑豊の各街へ、博多から仕事を終えた人々を降ろすのです。
この列車の役割は筑豊〜博多を結ぶ通勤ライナーのようなもの。
ダイヤを見ると一目瞭然ですが、朝は筑豊から博多に、夜は博多から筑豊へ、主に通勤時間帯に合わせて運行されています。
しかし、この特急かいおうは新型ウイルスの影響によって減便。5本あった列車のうち3本が運休になっていました。
さらにこれらの列車については2021年春のダイヤ改正で無くなる事となっています。
大牟田までの特急有明については完全廃止となり、直方まで結ぶこの列車の行く末も少々不安なところです。
ところで特急かいおうという名前は、あるお相撲さんから採られています。
それが直方駅の前にいらっしゃるこちらの方。
直方出身の大関・魁皇です。
まだ現役として活躍していた頃から特急の名前に採用されました。
現在では浅香山親方となっていますが、列車の名称が変わるということはありません。やはり現役時代のほうが馴染んでいますものね。
筑豊の特急として親しまれた列車、これからも走理続いてくれることを強く願います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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