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【消滅する最速ひかり】のぞみと同じ東京〜名古屋100分!ひかり661号が速すぎる[2402-03神戸サンダバ(7)]

2024年3月4日

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東京・名古屋・大阪の三大都市を結ぶ東海道新幹線。

最大1時間12本も運行するのぞみ号は、新横浜駅から名古屋駅までノンストップです。

東京駅〜名古屋駅のぞみ号の平均所要時間は、最速93分、平均約96.7分になります。

 

ひかり号の停車パターンは様々ありますが、東京駅〜名古屋駅において、小田原駅か豊橋駅だけ停まる便と、静岡駅と浜松駅に停まる便が基本です。

 

その中で今回ご紹介するのは、新横浜駅〜名古屋駅の停車駅が静岡駅のみの、ひかり611号。

東京駅〜名古屋駅の所要時間は100分で、一番遅いのぞみ号と変わりません

 

ひかり666号も同様の停車パターンですが、こちらは静岡駅で後続のぞみ号に追い抜かれるため、所要時間は102分になります。

 

2024年春のダイヤ改正で、ひかり661号は浜松駅にも停車するので、所要時間が伸びます。

もうすぐ無くなってしまう、のぞみ号と変わらない最速ひかり号の旅。果たしてどのような道のりになるのでしょう。



ひかり号が発着する、東京駅17番線ホームへ。

ご覧のとおり、新横浜〜名古屋の停車駅は静岡駅だけです。

 

19:17頃、こだま738号として入線してきました。折返しひかり661号になります。

 

東京から静岡で利用する方が多いので、ホームでもそれなりにお客さんが並んでいます。

 

発車5分前くらいに清掃が終わりまして、自由席には多くの方か乗られました。

 

お隣には19:39発のぞみ87号広島行きが停車中。ひかり号がでて6分後の発車で、ひかり号はそれに追いつかれないようにします。



19:33 東京駅 発

後から追い上げてくる広島行のぞみ87号を横目に、東京駅を出発しました。

 

程なくしてお隣の品川駅に到着。1号車には10人くらい乗っておられました。

 

JR武蔵野線との並走区間、もはや直角のカーブで減速しつつ、武蔵小杉駅を通過します。



新横浜駅に到着。ここでさらに7人くらい乗ってこられます。

次の停車駅は静岡駅、程なくして19:51に出発しました。

 

静岡駅に停車していながら、名古屋まで停まらない停車パターン。新横浜〜名古屋の停車駅が1駅しかない、速達型のひかり号として扱われています。

自由席は1〜5号車で、のぞみ号よりも2両分多いです。混雑度ものぞみ号より低く、ひかり号を使うメリットがかなり高いことが分かります。

 

小田原駅でこだま753号を追い抜きました。

 

東海道新幹線の最高速度は285km/h。ひかり号やこだま号でも、のぞみ号と同様の高速運転を行います。

 

1日3本だけひかり号が停車する、熱海駅を通過しました。

 

新丹那トンネルを抜けて三島駅を通過。

静岡・浜松に停車するひかり号の多くが、三島駅に停車します。

 

こだま号しか停まらない、新富士駅を通過。



20:29 静岡駅 着

新横浜駅〜名古屋駅で唯一の停車駅となっている、静岡駅に到着です。

 

東京から静岡での利用者が多いようで、半分くらいの方が降りていかれます。

 

静岡駅にいる新幹線は普通なら浜松駅に停まるので、車内の放送で浜松駅に停車しないことが強調されていました。

 

20:30 静岡駅 発

停車時間は1分で、のぞみ号に追い抜かれることなく発車。東京駅でお隣にいたのぞみ87号が迫っているため、名古屋駅までノンストップで飛ばしていきます。

 

こだま号のみ停車の掛川駅を通過。

 

浜松駅では、こだま751号名古屋行きを追い抜きました。ホームにこだま号がいるため、浜松駅に停車することができないのです。

 

2024年春のダイヤ改正で、ひかり661号は東京駅19:30発に繰り上げて、浜松駅に停車します。

これによって、ひかり661号浜松駅通過により1時間以上空いていた列車間隔を、停車することで27分と42分の間隔に縮められ、利便性向上が見込まれます。

 

東京駅毎時33分発の速達型ひかりというダイヤパターンだけを考えれば、豊橋駅に停まっていたはずです。

 

三河安城駅を通過。のぞみ号ではないので、お馴染みの三河安城駅通過放送は流れません。

 

完全にのぞみ号の感覚で乗っていましたが、名古屋駅に到着です。



21:13 名古屋駅 着

東京駅から名古屋駅まで、のぞみ号と変わらない所要時間100分で着きました。

 

お隣の16番線ホームには、21:17発のぞみ87号広島行きが来ます。

名古屋駅の停車時間は2分なので、ひかり661号は追い抜かれることなく名古屋駅を発車します。

 

まだドアが開いている状態でも、既にのぞみ87号入線の放送が流れていました。



21:15 名古屋駅 発

そそくさと名古屋駅を出発、ここから先は新大阪駅まで、各駅停車になります。

 

岐阜羽島駅ではここまで逃げ続けてきました、のぞみ87号に遂に追い抜かれます。



21:39 米原駅 着

米原駅にて6分間の停車、ホーム上では特急しらさぎ63号への乗換案内が行われていました。

 

更に、のぞみ257号新大阪行きに追い抜かれます。

 

22:03 京都駅 着

速達型ひかり号ならではの各駅停車を終え、京都駅で下車しました。

 

名古屋駅まで後続のぞみ号に追い抜かれず、「静岡に停まるのぞみ号」と同じ状態の特別なひかり号。

ダイヤ改正で浜松駅に停まりますが、名古屋駅の到着時間に変化はありません。

 

首都圏〜静岡駅の速達性よりも、途中の需要を優先した、限られたダイヤの中でもひかり号の利便性が高まりそうです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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