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今日は東京駅、東海道新幹線改札前に来ています。
今回乗車するのはひかり号です。
ひかり号と言えば然るべくして静岡県内で停車するイメージがあります。
しかし、今回乗車するのは新横浜から豊橋まで止まらない便です。
静岡県を完全に通過するひかり号は、1時間に1本設定。小田原駅と豊橋駅が交代で停車し、それぞれの駅において2時間に1本ひかり号が停まるということです。
このようなひかり号は、名古屋駅から各駅停車になる特徴があります。
直前にはのぞみ号が発車、ひかり号はこの3分後に出発します。
8:33 東京駅 発
ひかり号は自由席が1〜5号車まであり、1〜3号車しか無いのぞみ号よりも座りやすいです。
この時は関ケ原にて大雪が振っている時季で、速度を落として運転していました。
田町の車両基地では、今日の朝乗ってきた寝台特急サンライズ号を見られます。
8:40 品川駅
綺麗な青色をした高層マンションが立ち並び、マインクラフトやレゴブロックで作ったような、パッチワーク感があります。
この日は快晴で、東京からでも箱根の山々の向こうに、真っ白な富士山が見られました。
8:51 新横浜駅
新横浜駅のシンボルとも言える、円柱の新横浜プリンスホテルが目の前です。
新横浜駅で扉を閉めると、豊橋まで全ての駅を通過します。
郊外になってくると、丘の上にはカラフルな住宅が並んでいるのを見られます。
メルヘンチックでなんだか素敵ですね。
神奈川県の小田原駅を通過
小田原駅から名古屋駅まで全て通過する、ひかり号も停車します。
続いて、東海道本線で一番の急カーブがある熱海駅を通過。
日本で最初のホームドア設置駅で、すぐ横に山が迫っている窮屈な中、2面2線の構造です。
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新丹那トンネルを駆け抜けまして、これこそが静岡県の玄関口って感じです。
トンネルを抜けますと、三島駅を通過。
熱海〜三島は16.1kmで非常に短いですが、車両基地があったり、新幹線建設の際協力したことで、駅が設置されました。
こだま号とは異なって、ひかり号では車内販売も行われています。
いつものシンカンセンスゴクカタイアイスをホットコーヒーで溶かします。
この日は天気が良くて、富士山も山の様子まではっきりと見えました。
富士市には製紙工場が集まっており、もくもくと白い煙を立てています。
新幹線単独駅の新富士駅を通過。
こだま号に乗るとここで通過待ちを行うことが多く、ホームから富士山や工場を見られて楽しいです。
通過していますのは静岡駅。
向かい側にも停車中で、のぞみ号の通過待ちを行っている様子でした。
リニア中央新幹線で話題となっている大井川を渡ります。
トンネルの上には富士山静岡空港があります。
リニア中央新幹線が開業して東海道新幹線に余裕ができれば、ここに空港駅を設置する高層も存在しています。
静岡駅と言えばお茶、綺麗な曲線を描くお茶畑が広がっていました。
こだま号だけが停車する、掛川駅を通過。
浜松駅前にそびえ立っているのは、ハーモニカをモデルにしたアクトタワーです。
浜松駅を通過すると、豊橋駅到着前の肉声放送が流れます。
のぞみ号で三河安城駅を通過する時、名古屋駅到着前の放送が流れるのと同じ。つまり、浜松駅は三河安城駅です()
太平洋と繋がっている浜名湖を駆け抜けました。
静岡県から愛知県に入りまして到着放送が流れます。
新幹線は高架をずっと走るわけですが、段々と下り坂になりました。
これは、豊橋駅が新幹線駅では珍しく、地上ホームであるためです。
東海道本線、飯田線、名鉄といった沢山の線路が集まっており、広大な鉄道用地になっています。
9:54 豊橋駅 着
のぞみ号の通過待ちは行わず、すぐに発車します。
結局のぞみ号に追いつかれることはなく、名古屋まで到達できるのです。
豊橋駅が地上ホームになっているのは、向かい側ホームの奥に見えている、青い城海津跨線橋の下をくぐるため。
この橋は1915年に開業した伊勢電気鉄道で使われていたものです。新幹線開業時に撤去するはずだったのですが、国鉄が撤去費用を愛知県と豊橋市にも求めたことに反発し、新幹線を地上にすることで落ち着きました。
東京〜豊橋の所要時間は、ひかり号1時間21分、こだま号2時間12分です。
三河地方出身の僕からしても、この便を狙って利用する人は結構多い印象があります。2時間に1本という本数の少なさはネックですが、三河地方の人にとって便利ですね。
数分後、後続のこだま号が到着。
三河安城駅に行くならこれに乗れば丁度いいですが、東京からでは特急料金が3930円から4710円にまで跳ね上がってしまうので、快速に乗っていった方が良さそうです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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