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本日2021年10月1日、最後の2階建て新幹線であるE4系の定期運行が終了となります。
ほんわかとした『Maxのありがとう』のポスターが多くの駅で見られるようになり、新潟県内の駅はMaxの引退で持ち切り。
新幹線の駅でなくとも、ラストランに向けた装飾がいろんな駅でされていました。
これまで何度かE4系に乗車したものの、最後に乗車したのは5月。どうにかしてもう一度乗ってみたいと思っていました。
本日は9月30日。台風の影響が予想される定期運用ラストランを前日に、新潟駅へやってきました。
新潟駅も新駅舎への工事が進む真っ最中、E4系は引退を迎えます。
新潟駅ではE4系のラストランに向けて様々なキャンペーンを行っていました。
ニューデイズの横では様々なグッズが取り揃えており、トキ色だけでなく黄色のものまで。
そんな中でも人気なのが東口改札前で販売されているラストランスムージーです。この日は13時頃すでに完売していました。
白はヨーグルト、赤はトマト、青はハーブでそれぞれの色を表現しています。
改札前ではまだ黄色かった頃のMaxが展示されていました。
この時代にはまだ鉄道に興味を持っていなかったので馴染みがありませんが、見る人が見たら懐かしく感じるのでしょう。
壁面には保育園の子どもたちによるE4系の塗り絵が貼られていました。個性的であったり東海道新幹線のラインを引いていたりと面白いものです。
今日は列車名がほしいのでもちろん指定席。
Max、そして1階2階の表示がされるのはこれだけです。
それでは改札内へ入ります。
発車標にMaxの文字が表示されるのももう終わり。2階建てというのももう最後です。
駅員さんが作ってくださった階段アートも素敵でした。
改札内の待合室はMax一色!
ピンクと黄色それぞれの列車の写真が展示、手作りのポスターもありました。
その中で面白かったのが他の列車たちからのメッセージ。
列車の歴史などを交えており、素敵なものでした。
待合室の前にはE4系Max記念スタンプも置いてありました。
感染拡大防止や急ぎの方のために、改札近くにはすでに押されているものまで。本当に気が利いています。
ホームへ登ってきました。
柱にはもう見られなくなるMaxの号車案内。
足元を見ても、たくさんの種類の列車が並んでいました。
新潟駅にMaxとき326号が入線しました。
鉄道ファンだけでなく、子供連れなど様々な方が写真を撮られています。
のっぺりとした顔に2階建ての大きな車体、この列車は本当にたくさんの方にとって憧れの列車であったのです。
車内に入るとワゴン用エレベーターの周りに上下へ分かれる階段。
新幹線にこのような階段があるのは、初めて乗った時には非常に新鮮でした。
今回は2階の座席にやってきました。
平日の昼間にはなりますが、2階は全ての区画にお客さんがいらっしゃる人気ぶりです。
多くの人に見送られて、新潟駅を発車します。
発車後のMaxときの放送もこれで聞き納め。
2階からは一面に田んぼが広がるこの景色、これこそが楽しいものです。
まもなく燕三条駅に到着。
それとは名前を逆にしました、三条燕インターチェンジが見えています。
この駅は燕市と三条市の境に設置されています。
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2階の良さは確かに遠くまで景色を見渡せるということ。
しかし下の方に目をやると、かなり近くのところまで見られるというのも魅力であると思います。
新潟県第二の都市、長岡に到着。
田んぼの景色から一転して、大きな建物も増えてきます。
ホームにはやはり多くの方が集まっていらっしゃいました。
この駅にはE4系の様々な座席が展示されているようです。
長岡駅を出るとトンネル区間に入り、真っ暗になります。そのためこの先はしばらく景色を楽しめません。
やってきましたのは5号車の売店です。
販売しているのはお菓子やおつまみ、飲み物。
ただしMaxとき316・321号ではMaxラストランスムージーを販売しています。
レシートには列車名が入っていて、Maxとき326号の文字。
わざわざ「Maxの文字があるのでぜひ持ち帰ってくださいね。」と仰って渡してくださいました。
その他、非売品のカードまで頂けます。
南魚沼市の浦佐駅に到着。
この駅はスキー客がいなくなったことで、かなり寂しくなってしまいました。
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列車は再びトンネルへ突入。
駅と駅の間は完全にトンネルばかり、湯沢町の温泉街が見えると越後湯沢駅に到着します。
ここから分岐するガーラ湯沢駅までE4系で行ったのも良い思い出です。
トンネルを出るとすぐに上毛高原駅に到着。
名残惜しいですが、ここで下車。E4系とはこれにてお別れになります。
自分が見る最後のE4系の姿を目に焼き付けました。
上毛高原駅でも様々なMaxの展示が行われています。
Maxラストランのカウントダウンはいよいよ1日に。もうそんな目前なのかと未だに実感は沸きません。
E4系が上越新幹線の顔としてあまりに定着しているので、それが無くなることを信じられないのでしょう。
上毛高原駅の有人改札にてきっぷを持ち帰り。ここでは手作りのE4系カードを頂くことができました。
MaxとはMulti Amenity eXpressの略。
引退が先延ばしにされる中、様々な機能を試してきました。
そして、こんなにも楽しい新幹線は他にない、そう自信を持って言えます。
日本の誇りであるこの新幹線をいつまでも記憶に留めておきたいです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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