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【名鉄の快速特急ルート】新鵜沼→豊橋98km各駅停車の旅

 

中京圏の大手私鉄・名鉄は、豊橋駅から1時間に2本ずつ、快速特急新鵜沼行きと特急岐阜行きを交互に出発させています。

 

豊橋〜新鵜沼は98.1km、豊橋〜名鉄岐阜は99.8kmでほぼ同じ距離。名古屋駅を過ぎると新鵜沼行きの快速特急は、名鉄名古屋本線から犬山線を走ります。

 

今回は前者の新鵜沼〜豊橋について、各駅停車のみで行ってみることにしました。

所要時間や、途中どれだけの列車に追い抜かれるのかについて、注目していきたいと思います。

10:29 新鵜沼駅 発

各務原線から直通してきました、普通犬山行きです。新鵜沼駅は岐阜県各務原市にあります。

 

2000年まで鉄道と道路の併用橋だった犬山橋を渡り、愛知県に入ります。

右手には国宝としても知られる犬山城が見えていました。

 

犬山遊園駅からは2006年に廃止されたモンキーパークへのモノレール線が伸びており、多くの観光客で賑わっていました。

現在その役割は犬山駅からのバスに移されています。

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10:33 犬山駅 着

上飯田線と直通する小牧線の車両を見ながら、犬山駅に到着です。

 

10:39 犬山駅 発

この列車は準急豊明行きですが、しばらくは各駅停車なので問題ありません。

 

犬山線はライバル路線が存在しておらず、名鉄のドル箱路線となっています。沿線には学校も多く、通学にも利用される路線です。

 

2020年に高架化が完了した布袋駅。現在も奥では留置線の建設が進められています。



10:59 岩倉駅 着

ここから先は準急も通過駅が発生してしまうため、岩倉駅で普通列車に乗り継ぐことにしました。

 

11:02 岩倉駅 発

名鉄の最新型車両である、9500系での運行です。

 

他の車両とは異なる、ちょっと硬めのシートが特徴的。

 

ドアが閉じるときの音も半音ほど低くなっています。

 

北名古屋市内にあります、徳重・名古屋芸大駅。

名古屋芸術大学と契約を締結し、2005年に徳重駅から改称されました。



上小田井駅を出発すると、犬山線へ乗り入れる地下鉄鶴舞線が高架線から潜っていきます。

この路線は名鉄犬山線と豊田新線を結んでいる状態です。

 

その直後には名古屋圏のローカル線としても知られる、城北線の高架と交差しました。

 

犬山線内では上小田井、中小田井、下小田井と連続停車します。

 

名古屋〜犬山・名古屋〜岐阜、岐阜〜犬山の3線が作り出す、デルタ線を走行。

 

名古屋本線と合流して、庄内川を渡ります。

 

そして最大の駅である、名鉄名古屋駅に到着しました。多くの列車が集結するので、お客さんを吐き出した後はすぐに出発していきます。

 

新幹線やJR線と並行して、名駅地区のビル群の中を走ります。

 

次の山王駅は名古屋の二大ターミナル駅の名古屋駅、金山駅に挟まれています。

しかし、そのことを感じさせない普通列車のみ停車の無人駅で、利用者も少ないです。

 

JR東海道本線のホームドアが目立つ、金山駅に到着。名鉄は東海道本線と中央本線にサンドイッチされており、乗り換えが非常に便利です。

 

名鉄唯一の複々線区間を過ぎると、神宮前駅の先では河和・空港線が分かれました。

 

次の堀田駅は急行停車駅で、線路配列は新幹線型。真ん中の2線は特急の通過線として整備されています。

 

桜駅の駅名標の裏には桜の木が植わっていました。

名鉄では毎年受験期にサクラサクきっぷを販売しており、桜席は毎回利用されたりします。



本笠寺駅に到着。

普通列車しか停車しませんが、2面4線という大きな駅です。

 

それは普通列車がここで通過待ちをするため。今回もそのためにしばらく停車します。

 

まず通過してきたのは急行国府行き。乗車してきている普通列車と同じ9500系でした。

 

更に特急豊橋も通過。名古屋本線に入って特急系の列車が倍増しています。

 

中京競馬場前は名古屋市と豊明市の市境辺りです。尾張から三河国へと入りました。



豊明市の中心駅である前後駅では通過待ちが行われます。

最初にやって来たのは快速特急豊橋行きです。

 

そして急行豊橋行きが到着しました。

 

お隣の豊明駅は3面6線、日本一大きな無人駅と言われています。

 

ここでも退避が行われ、11:13発の急行吉良吉田行きが到着しました。

 

一ツ木駅は急カーブの途中にあるので、停車中でこの傾きです。

 

刈谷、豊田市への三河線乗換駅である知立駅。快速特急の停車駅です。

現在大規模な高架化工事が進められており、将来3階建ての要塞駅になります。

 

新安城駅は特急までが停車、西尾線の乗換駅です。

普通列車の待避駅にもなっており、2021年に橋上駅舎が完成しました。

 

お隣のホームには12:29発の特急豊橋行きが到着。

 

続いて12:32発の急行国府行きが到着しました。



12:45 東岡崎駅 着

岩倉駅から1時間40分かけて、やっと終点まで至りました。

 

お隣のホームには、12:47発の特別快速豊橋行きが到着です。



12:49 東岡崎駅発

岩倉駅から東岡崎行きとして運行されたこの列車。しかし、引き続き伊奈行きとして運行されるとのことです。

 

まだまだこの列車との付き合いは続く様子、岡崎市の田園風景の中を走ります。

 

美合駅では12:56発の急行豊橋行きを先に行かせました。

 

豊川市の国府駅では、特急豊橋行きを退避。

豊橋に行きたいなら早くこれに乗れと、圧力をかけ続けられているようです(笑)

 

そのお隣の小田渕駅は愛知県内の名古屋本線で最も利用客の少ない駅とされています。



13:27 伊奈駅 着

ここからお隣の豊橋駅には、JR飯田線との共用区間があります。

そのため豊橋駅に入線可能な名鉄の列車は、1時間に6本までという制限がかけられているのです。

 

伊奈駅の豊橋方面の時刻表を見ると、急行以上の列車しか無いことが分かります。

それ以下の種別についてはすべて伊奈行きです。

 

快速特急豊橋行きが通過。

 

13:43 伊奈駅 発

16分待ちでようやく、急行が到着しました。

 

国府駅から豊川線が分岐していなかった頃、伊奈駅から飯田線の小坂井駅へ小坂井支線が結ばれており、豊川へのアクセスが可能でした。

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平井信号場にて飯田線の上り線と合流しました。

 

もう慣れてしまいましたが、初めて人にとって、JR飯田線の213系とすれ違うのは違和感の塊でしょう。

 

オレンジの駅名標が立つ下地駅・船町駅を通過するのが、何よりも面白いです。

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そして新幹線や多くの在来線ホームを持つ、終点の豊橋駅に到着しました。

 

時刻は13:49で、新鵜沼駅からの所要時間は3時間20分。10本以上の列車に追い抜かれてようやくです。

 

わざわざ各駅に停まったことで、特急列車では気付きづらい、途中の駅でも面白さを見いだせたのではないかと思います。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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