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【札幌駅の始発はキハ40系で運行!】札幌〜旭川を結ぶ普通列車が素晴らしすぎた[2021特急ニセコ(5)]
おはようございます。こちらは早朝の札幌駅です。 北海道一の大都会も、まだお休みの様子。 改札が開くまでコンコースで待ち構えています。 わざわざ朝早くに来て今回乗車するのは、 ...
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ここは夜の札幌駅、各方面へ走っている列車も最終を終えた頃です。
多くの線区で厳しい状況下にあるJR北海道ですが、札幌近郊では大量輸送という鉄道の利点を活かしています。
たくさんの列車が発着する駅ですが、だんだん電光掲示板も黒くなってきました。
そんな中で今回乗車するのは、特急カムイ47号旭川行きです。道内の特急列車では最も夜遅くまで運行しており、札幌〜旭川の通勤客を輸送します。
今回は特急カムイ最終便の利用者がどれほどか、調査してみることにしました。
まだ大都市らしくお客さんが行き交っている改札内へ入ります。
緊急事態宣言下ということもあり改札外の売店はほとんど閉まっていましたが、改札内の1店舗だけは開けられています。
8番線ホームには目的の列車が停車中でした。
スタイリッシュな銀色の789系1000番台は、まさに北国の特急を思わせます。
始発駅である札幌駅時点で、乗客数を見てみます。
1号車…3人
2号車…2人
3号車…7人
4号車指定席…2人
5号車…3人
4号車だけはuシートと呼ばれる指定席。この時間帯で利用者は少なかったですが、コンセントが設置されていて需要はあります。
この日は釧路からの特急が遅れていたため、接続待ちをすることになりました。
先程の乗客数は接続待ちを行った後に数えたものです。
列車は5分遅れで、扉を閉められました。
イランカラプテから始まる車内放送を聞きながら、札幌のビル群の中を走り出します。
森林公園手前で、最終のライラック48号とすれ違いました。札幌駅の到着は23:25です。
札幌のベッドタウンとして栄える江別駅は通過してしまいます。
岩見沢駅では2人の降車です。
このくらいの距離であれば札幌から普通列車での帰宅圏内。
列車の本数も多くて、最終列車は札幌23:59発、岩見沢0:43着です。
美唄駅の利用者は0人。
そして砂川駅では1人降車されました。
この時間はもう無人のようで、車掌さんに切符を渡して行かれます。
このあたりは田んぼの景色が広がっており、真っ暗です。
滝川駅では1人の降車。
扉が閉まると、ホーム上で本日の列車の運行は終了したとの放送が聞こえました。
留萌本線の乗換駅である深川駅での降車客は0人。
当然留萌本線の列車はもう終わっており、深川駅20:13発が最終です。
遅い時間まで駅員さんがいるので、改札も行われています。
列車は神居トンネルを走行し、峠を越えます。
鉄道唱歌のオルゴールが流れると、旭川の市街地を走ります。
直前まで真っ暗で何も見えなかったこともあり、これほどまでにパッと変わるのは非常に驚きです。
この違いは昼間よりも分かりやすいものでしょう。
札幌駅での接続待ちで定刻の10分遅れ、0:40旭川駅に到着です。
途中駅で乗車された方はいらっしゃらなかったので、旭川で下車したのは13人でした。
今回最終のカムイの利用状況を調査したのは、去年12月同じ列車に乗った時、あまりに利用者が少なかったから。
その時旭川での降車客は4,5人程度でした。
以前も今回も平日で、異なる点は冬か夏かということ、正直なぜこの違いが生まれたのか分かりません。
札幌〜旭川はJR北海道の特急で最も需要のある区間。多くの方が特急を日常的な通勤で利用し、増収になればと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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