夜行バスと言えば長時間になればなるほど辛いというイメージがあります。
しかし、逆に乗車時間が短くて朝早くの中途半端な時間に降ろされても、それはそれで辛くなるものです。
今回ご紹介するのは、乗車時間が短い夜行バス。大阪から名古屋を結ぶ『青春大阪ドリーム名古屋2号』の途中区間、京都駅〜岐阜駅で乗車します。
京都駅の出発は、日付が変わる直前の23:50です。
京都タワーが見られる方のバスのりば、3番のりばからの出発です。
到着したこのバスですが何故か前へ進み、後ろに2台目のバスが停車しました。
青春大阪ドリーム名古屋は非常に人気とのことで、今日は同じダイヤで2台体制の運行が行われるそう。特に大学生の春休みシーズンのため、なるべく安く移動したい需要が大きく満席状態です。
1号車に使用されているのは、西日本JRバス。
一方で、後ろの2号車はJR東海バスでした。
今回利用するのはJR西日本バスによる運行の1号車でした。
京都から乗車するお客さんはほとんどいらっしゃらず、すでに大阪から乗ってこられている方でいっぱい。当然のように4列シートとなっています。
0:50に到着しました、多賀サービスエリアにて休憩です。
大型トラックがたくさん停車する中、それらに挟まれるようにして高速バス車両が溶け込んでいます。
後を追いかけるようにして、2号車のJR東海バスも到着しました。こちらは建物の目の前、バスが停車するところにちゃんと停まっています。
かなり主要なサービスエリアとなっており、24時間営業の売店などがあります。
1:00前、バス車内へ戻ってきました。
全く同じ高速バス路線でありながら、号車は2つあるので、間違えないように気をつけましょう。もしかしたら1号車と2号車を全く別の所に停めて、分かりやすいようにしているのかもしれません。
もう一回パーキングで停車しましたが、ここで降りることはできません。距離が短いため、なるべく時間調整を行っているようです。
4:30頃、パッと眩しいライトがつけられまして、まもなく岐阜駅到着の放送がされました。名古屋へ行く方がほとんどですが、ここでもちゃんと放送によって起こしてくれます。
岐阜駅前では3人下車されました。
岐阜駅の到着時刻は4:40、一方で名古屋駅の到着時刻は5:40なのでそんなに特別早くはありません。
岐阜駅に合わせたダイヤではないので、停まってくれているだけ非常にありがたいものです。
高速バスを降りた直後は、まだ駅の中にすら入れない状態でした。
施錠が開けられるのは4:45、割とすぐに中へ入ることができます。
まだ発車標の表示は出ていませんが、名古屋方面の始発は5:12、美濃太田方面の始発は5:36、大垣方面の始発は6:05です。
岐阜県の代表駅であるJR岐阜駅ですが、完全に静まり返っています。
岐阜駅周辺で時間を潰せる場所はないものかと探してみます。
まずはペデストリアンデッキを歩いて名鉄岐阜駅方面へ、このファミリーマートがおそらくJR岐阜駅から最も近い24時間営業のコンビニです。
お店系で24時間営業はどうかというと、すき家ですら早朝は閉まっていました。昔は24時間営業だったみたいですが、営業時間が短縮されたようです。カラオケですら開いていないので、店内で過ごせる店舗といったらネットカフェLoopぐらいでした。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
