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【あまりに長すぎローカル線】全線走破列車で行く水郡線3時間22分の旅[史上最長片道切符の旅(64)]

2022年10月8日

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日付は2022年3月1日、冬から春へと近づいてきました。

 

今朝は栃木県の県庁所在地、宇都宮駅からスタート。昨日から引き続き、東北本線で北上します。

 

今日から使えるのが、北海道&東日本パスです。

JR北海道とJR東日本エリア限定の青春18きっぷのようなもので、11330円で7日間も使えます。

1日あたりで換算すると約1620円、お得過ぎるきっぷです。



0611 宇都宮駅 発

眠い目をこすりながら、鬼怒川を渡っていきます。

鬼怒川と言えば上流の鬼怒川温泉のイメージが強い所、そこではもっと渓谷らしい光景を楽しめます。

 

東北新幹線の大きな高架橋が近づいてきて、西那須野駅に到着。

ここ西那須野駅は塩原温泉郷、2つ隣の黒磯駅は那須高原の玄関口で、どちらも特急が停まっていました。

 

新幹線駅誘致の際にはどちらに駅を設置するか争われ、2つの駅の間に位置し急行も停まっていなかった、那須塩原駅(当時の東那須野駅)が新幹線駅まで押し上げられました。

 

その先には那須塩原電留線があって、東北新幹線が停車中。夜間留置が主なので、朝早くであれば出発前の様子を見られます



0659 黒磯駅 着

この列車は小山駅から来ており、グリーン車も併結されていました。

 

こちらは宇都宮〜黒磯で充当されていた205系。2022年春のダイヤ改正で新型車両のE131系が投入され、定期列車から引退しました。

 

0704 黒磯駅 発

黒磯駅より南の都市圏は電化方式が直流区間、それに対して北側は交流区間になります。

 

電化方式が変わるため、昔から運用上の拠点として活躍し続けた黒磯駅。駅全体からもその風格を感じ取ることができます。

 

日本最大の平野である関東平野の北端まで至り、白河の関を越えて東北地方に入りました。



0728 新白河駅 着

新白河駅を境に、南北を直通する旅客列車は運行されておらず、ここで行き止まりになっています。

 

0737 新白河駅 発

東北地方ではお馴染みの、701系電車による運行です。

 

史上最長片道切符では郡山駅の一駅手前、安積永盛駅から水郡線に乗ることとなっています。

今回は一駅乗り越し、主要駅である郡山駅まで向かうことにしました。

 

郡山貨物ターミナルや車両センターがあって、広大な用地に線路が敷かれている様子も、見ていて非常に楽しいものです。



0817 郡山駅 発

1時間ほど時間がある間に、歩いて20分くらいの銭湯へ行ってきました。宇都宮ではタイムズカーシェアで車中泊だったので…。

 

ここから乗車するのは、長大ローカル線として知られる水郡線です。山と戸を結び、その延長は137.5kmに及びます。

 

使用されているのはE130系気動車、2007年から導入された新形式の車両です。



0918 郡山駅 発

先ほど見た、郡山貨物ターミナルの光景。一面に線路が広がっていて、開けていながらメカニックな感じを楽しめます。

 

水郡線の分岐駅である安積永盛駅に戻って来ました。すべての列車が郡山駅に乗り入れているので、運用上の乗換駅は郡山駅になっています。

 

安積永盛駅を出た先で、電化複線の幹線である東北本線から左へと離れていきました。

 

水郡線は全線に渡って単線で、非電化となっています。

 

全体的に利用者が少なく、小さな簡易駅舎の駅も多いです。

 

玉川村の泉郷駅は福島空港から4.0km。最寄り駅ですが、バスなどはありません。

 

磐城石川駅にて10分の停車。

石川町の中心駅となっていて、地方の中心駅のような雰囲気が分かりますね。



磐城棚倉駅からはかつて、東北本線の白河駅までを結ぶ白棚線が伸びていました。

1944年に不要不急線として休止されたのち、現在はJRバス関東が運行。廃線跡を専用線として活用しており、日本初のBRT路線とも言われます。

 

列車は久慈川沿いを走行、福島県から茨城県に入ります。



水郡線内で一番の主要駅となっているのが、常陸大子駅です。

柱には国鉄時代からのホーロー板が貼られていて、非常にレトロな雰囲気が漂います。

 

車両基地や乗務員の詰所がある水郡線統括センターが隣接しており、運行上も重要な拠点です。

 

引き続き久慈川近くを走り続けており、水郡線の代名詞ともいえる存在と言えます。

 

袋田駅は日本三大名瀑の一つ、袋田の滝の最寄り駅。路線バスも往復しており、アクセスにも便利です。



西金駅近くには、関東で使われるバラストの採集地があります。

砂利の輸送には水郡線が使われており、水戸~西金駅で工事用臨時列車が1往復設定されています。

 

山方宿駅近くは、南郷街道の宿場町であった地域。

1993年に建設されたこの駅舎には、図書館やコミュニティ施設が入居しています。

 

先ほどの常陸大子駅にはレトロな行き先案内板がありましたが、野上原駅にはホーロー駅名標が残されていました。

JR北海道でよく見るこの駅名標、広告欄はカメラのリコーです。

 

常陸大宮市の中心駅となっている、常陸大宮駅。

水戸~常陸大宮は輸送量が大きく、利用者も多くなっています。



さらに、水郡線には支線もあります。

これは上菅谷~常陸太田駅を結ぶ常陸太田支線。

支線というと本線のサブ的な感じがしますが、行き違い設備がない支線内では限界の1時間に1本の運行を実現しています。

 

支線の分岐駅となっている、上菅谷駅。水戸市周辺において朝夕に混雑を見せるため、3扉車となっている訳です。



1239 水戸駅 着

常磐線の乗換駅であるとともに、茨城県の県庁所在地水戸駅に到着しました。

 

かかった時間は3時間22分、かなり長い道のりでしたがこの列車は郡山へ戻ります。現在の最長片道切符の中でも難関とされていて、それを一気に乗り通せたのは良かったです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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