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【長岡駅1番ホーム到着!】485系華で行く長岡花火団体列車(上野→長岡)の旅[天北宗谷岬線(7)]
おはようございます。今朝は北の大ターミナル、上野駅に来ています。 本日はクラブツーリズムさんの団体列車、485系華で行く長岡花火の旅に参加します。 上野駅から長岡駅まで上越 ...
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こんばんは。今日は長岡まつり大花火大会に来ています。
国内最大規模を誇る花火大会で、実際に行かないとわからない迫力と綺羅びやかさは、素晴らしいものでした。
花火大会が行われる日、長岡駅には各地から大勢のお客さんが詰めかけます。
特に帰りは人が集中するため駅周辺が交通規制。
さらに、駅に入る前の時点でどの方面へ向かうのか事細かく決められていました。
迫る在来線の最終時刻に急かされて、次々と長岡駅へ吸い寄せられていきます。
今回はクラブツーリズムの団体旅行で来ています。在来線の終電が終わった後、夜行列車で東京方面へ向かうのです。
これから乗車するのは4番線の23:41発上野行きです。
そして、なんと隣にはJTBの団体列車、0:48発新宿行きも表示されていました!2015年以降運転していない、夜行快速ムーンライトえちごは0:46着1:00発。それに似た発車時刻ですね。
4番線に上野行き夜行列車が到着しました。使用される車両は485系お座敷列車「華」です。
1997年にジョイフルトレインとして改造されましたが、列車としては1973年から50年近く走行。いつ廃止されてもおかしくない列車のため、今回のツアーは非常に貴重なものです。
車内では靴を脱いで上がるお座敷仕様。机の下は掘りごたつみたいな構造です。
23:41 長岡駅 発
あんなに賑やかだった花火会場から、夜行列車の穏やかな空間へ。鉄道唱歌のチャイムから始まる、出発放送が流れます。
上越新幹線の高架が離れていくと同時に、大きな車両基地が広がってきました。夜の車両基地ってなんだか幻想的です。
段々と速度を上げて100km/h近くに、モーター音を唸らせながら上越線を駆け抜けます。
0:00過ぎ、夜行列車ならではのおやすみ放送が流れました。かなりユニークな放送をされる方で、非常に面白く聞かせていただきます。
その後、天井の照明も真ん中を残して減光しました。
小出駅(0:06〜0:08停車)
只見線ホームには列車が眠っており、小さな屋根部分だけに明かりが灯ります。上越線の駅から見ているとは思えない、独立したローカル駅のようです。
0:28 六日市駅 発
追い越しなどはなく、そのままの発車。
越後湯沢駅(0:44-1:05)
上越新幹線の主要駅であることに加え、かつては東京から北陸を結んだ、特急はくたかの乗換駅でもありました。そんな駅も今の時間は静か、列車も息を潜めて停まります。
越後中里駅(1:12-1:52)
続いて、駅周辺にブルートレインが停まる越後中里駅で停車。
この後は2:20〜3:04に水上駅で停車するのですが、寝っ転がっていたら、列車の揺れに任せて眠ってしまいました…。
4:25 渋川駅 発
ちょっと目を覚ますと雲の隙間には明るい空が見えていて、夜行列車だからこそ見られる空色が現れました。
4:50 高崎駅 発
いよいよ首都圏まで戻ってきてしまいました。
まだ車内の皆さんはお休み中。
今回の客層は鉄道ファンがほとんどおらず、一般の長岡花火を楽しみに来られた方ばかり。ちゃんと眠れたのでしょうか…?
まだちょっと寝足りないので、フォーメーションを変えて掘りごたつの下へ。
モーター音が直に響いてきて、夜行便に慣れている人なら楽しみながら寝られるたまらない空間です。
5:30頃、おはよう放送がアナウンスされまして、完全に顔を出した朝日にも目を覚まされます。
時間は通勤時間帯の始まりかけ、列車を待っている人からの注目を浴びます。
6時ちょうど、大宮駅に到着しました。
新幹線も東日本の各地へ走り始める時間帯。サンライズのようにすぐ横を新幹線が並走することはありませんが、立派な高架線を見届けるだけでも面白いです。
朝日に煌めく荒川を渡りまして、東京都に入りました。
京浜東北線と並走しまして、抜いて抜かされての良い勝負です。
右手に広がる尾久の車両基地には、かつて夜の運行を終えた寝台特急が集まっていました。
夜行列車からその光景を思い起こすのはちょっと寂しさを増幅させますが、このように乗れただけでも贅沢なものです。
カシオペアも停まっていまして、今でも残る憧れの寝台列車ですね。
日暮里駅からは常磐線も合流してきました。大勢の線路とともに、いよいよ北の終着駅、上野駅に到着です。
到着時刻は6:33、13番線ホームに入線中です。
このホームには寝台特急北斗星やカシオペア、あけぼのなど数々の長距離列車が到着していました。
これらの列車をこの場所で見たことすら無いため、残念ながら本来の姿を知らないまま。しかし、そのようなホームに早朝入って来られたのは当時をなぞったものであり、特別感は感じられます。
お座敷列車に別れを告げまして車外へ。夜行列車の旅というのはいつもあっという間です。
この列車もいつ無くなってしまうか分からないですし、夜行便という特別な列車で乗れて本当に良かったです。
まだ運行されることがありましたら、ぜひそのチャンスを逃さないようにして下さい!
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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