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【長岡行き新幹線】 長岡花火の臨時新幹線 全車自由席とき号[2308長岡(3)]

2023年8月3日

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これから向かうのは長岡市、2日間に渡り全国規模の花火大会が開催されます。昨年もお座敷列車「華」による団体列車で来た様子をお届けしました。

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市民の3倍以上にあたる100万人以上が来場し、政令指定都市である新潟市からも沢山の方がやってきます。

 

新潟地区では多くの臨時列車が運行され、中でもピーク時の上越新幹線は東海道新幹線並みです。

今回は新潟〜長岡の短区間で設定された、臨時新幹線とき号長岡行きに乗車。その運行と混雑する駅の様子もご覧いただければと思います。



発車標の行先には「長岡」と表示されています。

長岡行きに関しては全車自由席での運行、グリーン車とグランクラスを除いた1〜10号車を利用できます。



2023年春に上越新幹線で統一された、E7系新幹線が入線しました。

ある乗換サイトでは、一部の臨時新幹線がE2系新幹線で運行とされていました。

結局それは間違いだったようで、通常通り全てE7系新幹線の充当です。

 

列車の行先表示器にも「長岡」が表示され、途中駅案内も通常通り流れています。



全車自由席での運行ですが、グリーン車とグランクラスは利用不可。

しかし、扉は開いておりまして、行先表示器にもグランクラスマークが付いていました。

一方で頭上の乗降口案内には時刻だけが表示されており、行き先やグランクラスマークは消えています。

 

おそらく号車ごとに表示を消すというのは、できないのでしょう。

 

グリーン車についても同様の対応でした。

また、この便は11番線ホームに停車しており、在来線5番線ホームから対面乗り換えができるよう、両側の扉が開いています。

 

乗車可能な自由席は10号車より前より全ての車両です。

 

とき420号は16:02の発車、長岡駅へ出発する様子を見届けました。

混雑率としては区画が半分埋まっているかどうかで、かなり余裕を持って長岡まで向かうことができます。



次の長岡行き臨時新幹線は30分後、とき422号に乗車します。

こちらもグランクラス、グリーン車ともに先程と同様の表示でした。

 

車内に入ってみても10号車と11号車の扉は通常通り。グリーン・グランクラス車両へ入れないことが分かる要素は放送のみになります。

それでも頻繁に案内されていたので、特に間違えて入ってしまった方はいらっしゃらなかった様子です。

 

10号車は車端部ということもあり、相当ガラガラ。

階段に近いところは集中しますが、それでも十分窓側に座れるぐらいです。

 

隣に停車していた、とき334号東京行きが発車し、発車標には長岡行き臨時新幹線が並んで表示されました。

 

在来線からの乗り換え改札にはフルカラーLED発車標が設置されており、こちらでも「長岡」の表示が出ています。



16:38 新潟駅 発

定期列車が出発してから8分後、とき422号長岡行きは追って新潟駅を出発しました。

 

始発駅停車中の列車案内は流れませんでしたが、車内でも「とき422号長岡行き」と表示されます。

車内放送も長岡行きに対応しており、通常通りの放送でした。

 

2023年より最高速度が引き上げられた上越新幹線、しっかり275km/hで走ります。

逆にその速度で走らなければ、定期列車の運行に影響を与えてしまいそう。



新潟駅から12分で燕三条駅に到着します。

「燕三条の次は、終点、長岡です。」の文言も流れました。

 

左手に三条燕インターチェンジを見下ろしつつ、新幹線ホームへ入線します。

 

車外の行き先方向幕は「次は長岡」です。

 

とき334号東京行きも8分前に停車したのに、結構なお客さんが乗られていました。新潟県を代表するお祭りということで、県内各地から長岡を目指す方が非常に多いです。



16:50 燕三条駅 発

燕三条駅を発車する次の列車は48分後、今度は結構間が空いてしまいます。

 

新潟駅から22分、終点の長岡駅に到着です。

 

この列車は長岡駅に到着後、新潟方面へ折り返す必要があります。

長岡駅は真ん中に通過線2本、両側に乗降可能な線路が2本ある構造です。この列車は上り列車ですが、下り方面へ回送できるよう、最後に逆走しています。

 

上り列車が下りホームに入線、中々珍しい経験かと思います。



17:00 長岡駅 着

新潟駅から22分、長岡駅に到着しました。

信越本線普通列車の場合は1時間15分かかる上、満員電車のため、新幹線を利用する価値は十分あると思います。

 

中央付近の車両はだいぶ区画も埋まっていたみたいで、ホームはかなり人で密集していました。

 

ホーム端新潟寄りを向きまして、最後に逆走していた線路を見てみます。

向かって右の上り線からポイントを通り、下り線を少しだけ逆走しつつ、下りホームへ入線していたのです。

 

行き先表示器は真っ暗になりまして、回送の準備がされています。

 

このホームには長岡駅17:20発とき329号新潟行きが来るので、それまでに列車を回送しなければなりません。

 

ちょうど回送列車が出発しようという頃、反対ホームにはとき336号東京行きが到着しました。

 

列車は新潟方面へ向けて回送、この後も長岡へ向けてお客さんを運んでいきます。



その後17:19、とき329号新潟行きが到着しました。

中々お客さんが途切れない、普段利用しない方も新幹線に乗るからこその光景です。

 

また、やはり新潟からのお客さんは特に多く、未だに東京方面のホームには大勢の人で列を成していました。



次にやってくるのは、東京からの臨時新幹線とき75号です。

こちらは全車指定席での運行となっています。

 

1号車の行き先表示器も指定席と表示されています。

 

全車指定席ということもあり、やはりこちらの方がホームの混雑が抑えめです。



今度は反対側、東京方面12番線ホームに来ました。

到着したとき338号東京行きは、17:48に長岡駅を出発します。

 

そして間髪入れずに17:53、とき424号長岡行きが到着です。

先程とは異なり、この列車に関しては逆走せず、通常通り上りホームへ入線しました。

 

多くのお客さんがホーム上狭い所に滞留しているところ、警笛を鳴らしつつ停車します。

 

ホーム上のお客さんは更に増え、留まるところしか知りません。

 

先程は行き先表示器に何も表示されていなかったのですが、今度は回送表示が出ていました。

 

今入線した長岡行き臨時新幹線に関しては、新潟駅へ戻ることはせず、そのまま東京方面へ回送されます。

おそらく2面4線構造の越後湯沢駅で折り返すと思われます。



階段を降りまして、コンコースへ来ました。

ホーム上の流動円滑化のため、階段が一つ封鎖されています。

 

在来線の改札前を見てみると大混雑。信越本線に関しても、東三条駅から長岡駅へ臨時列車が運行されていました。

 

駅舎外では既に帰りのお客さん誘導の準備が整えられており、各方面ごとのプラカードがおいてあります。

 

夜には駅前大通が歩道になり、ロータリーも順路に変貌することに。長岡花火の名物になりつつある帰りの様子は、また別にご紹介しようと思います。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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