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【引退する観光列車】伊予灘ものがたり道後編乗車記・新型185車両発表[2021伊予灘(7)]
伊予灘ものがたりは2022年春から、新たに特急列車として運行を開始します。 列車は3両編成のキハ185系。全車グリーン車で3号車にはグリーン個室も備えられた、非常にグレードアップした仕様になっています ...
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四国は愛媛県の県庁所在地、松山です。
これから夜行バスに乗って京都へ帰ります。
駅としてはJRよりも、伊予鉄道の松山市駅の方がはるかに大きな駅。
高島屋の上には観覧車が花開いています。
しかし、夜行バスが出発する場所はここでもありません。
少し離れており路面電車で行くこともできますが、時間もあるので歩くことにしましょう。
松山市駅から1.5km、20分ほど歩いて大街道の停留所に到着しました。
バス停の場所はこの近く、具体的には後ほどお伝えします。
すぐ近くには松山随一の商店街である大街道。非常に立派なアーケードが出迎えてくれました。
入口には24時間営業のマクドナルドがあるので、ここで夜行バスを待つことにしました。2階のコンセント席は非常に便利です。
バス停の名前は一番町三越前。ニッセイビルの前にあります。
気を付けなければならないのは、いよてつ大街道バスターミナルでは無いということ。
一番町三越前の方は、ここのように待合室が無いので、マクドナルドに滞在したのでした。
出発時刻の5分前頃になって、バスが到着しました。
利用するのはWILLER EXPRESSです。
座席についてはいつも通りの2+2。
頭上にカバー、座席間にパーテーションがあるので、かなりの安心感です。
コンセントではないものの、USBの充電口がありました。
22:38 松山を出発しました。
今日は隣にもお客さんがいらっしゃいます。しかしパーテーションの効果はかなり高く、結構落ち着いていられました。
放送が終わると、予備灯へ切り替え。目を閉じると眠れるくらいの暗さですが、スマホを触っていても迷惑にはならない程度です。
道路上に見えているのは伊予鉄道本町線、路面電車のすぐ横を走っていきます。
松山市郊外の国道196号線を走っていると、もう真っ暗です。
00:40 愛媛県第二の都市である、今治に到着します。
停車する場所は今治駅でなく、そこから10分ほど歩いた四国電力前です。
WILLER EXPRESS公式サイトにて日付を変えて検索したところ、一部停車しない日もあるみたいでした。
到着前、車内は再度明るくされました。
四国には瀬戸大橋、鳴門海峡大橋、しまなみ海道によって本州と結ばれています。
今回利用するのは最も新しい、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道です。
途中では大きい島を通るので他の2つに比べて、海上橋というより普通の高速道路の印象を強く感じられました。
0:40 しまなみ海道途中にある、瀬戸田パーキングエリアにて休憩です。
ここでは車内アナウンスがされるので、おそらく起きることはできるでしょう。
その後2:25吉備サービスエリア、4:10三木サービスエリアでの休憩がありますが、それらについては静かに前のカーテンが開けられます。
まだ暗いですが、関西地方まで帰って来ました。
5:20 神戸三宮(高架商店街前・PMPTビル)が最初の停車になります。
元町駅と神戸三宮駅の間あたりです。
大阪については6:00にユニバーサルスタジオジャパン、6:30に大阪梅田(WILLERバスターミナル)到着です。
大阪駅を出発して淀川を渡るころには、お客さんも10人いないくらいになりました。
降車客はちょうど3分の1ずつくらいでしょうか。
7:30終点の京都駅八条口東に到着しました。
WILLERバスなので車内にそこまで特徴があるわけでは無いですが、乗車場所の注意だけは必要だと思います。
鉄道ではちょっと不便ですが、しまなみ海道のおかげで夜間を有効活用できる交通手段です。今日もこれから授業を受けに行くことにします。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。