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【駅周辺には何がある?】北大阪急行延伸!箕面萱野・箕面船場阪大前を訪問[2024ダイヤ改正(17)]

2024年3月25日

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大阪ミナミとキタを貫くOsakaMetro御堂筋線。江坂駅から北には、北大阪急行電鉄が繋がっています。

北大阪急行電鉄の千里中央駅より先、箕面萱野駅まで2.5kmが2024年3月23日に開業しました。

 

これまで終点だった千里中央の行先表示が無くなり、箕面萱野行きに。

 

3年前に建設の様子をご紹介しましたが、地下と高架の両方を含む、新たな地下鉄直通線の初日です。

 

新駅として開業した、箕面船場阪大前駅と箕面萱野駅を訪問。新しい駅と周辺の様子をご紹介します。



まずやってきたのは、新大阪駅です。

OsakaMetro御堂筋線と一緒に案内されている北大阪急行電鉄南北線。全て箕面萱野駅まで書かれています。

実は延伸開業前から所々、千里中央から箕面萱野に変わっている部分も見られたようです。

 

各駅の乗降位置案内についても、箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅が書かれています。

 

発車標には「箕面萱野」の表示が出てきまして、自動放送でもその案内が。

 

行先表示器には「箕面萱野」の文字が輝き、「2024.3.23 北大阪急行延伸開業」のヘッドマークが付いていました。



それでは早速乗車、こちらは北大阪急行電鉄の車両です。

車内ディスプレイも「箕面萱野ゆき」としての案内で、江坂駅から先の駅数が増えています。

 

地下鉄区間と言いながら高架線を走り、江坂駅でOsakaMetroから北大阪急行電鉄の方へ乗務員さんが交代。

 

引き続き、新御堂筋の真ん中を通って北上します。

 

桃山台駅の手前では、桃山台車庫から線路が合流。

 

地下区間へ入りまして、右側にトンネルが分岐していきます。

あちらは1970年に行われた大阪万博の会場最寄駅、万国博中央口への会場線です。半年間得られた万博運賃収入によって路線建設費用を全て返すことができ、日本一安い100円の初乗り運賃を実現しています。

 

これまで終点だった、千里中央駅に到着です。



いよいよ本日延伸開業したばかり、新線区間に入ります。

千里中央駅を発車して少しのトンネル区間は、地上からの開削工法です。

 

程なくしてシールドマシンというトンネル掘削の機械で掘り進める、シールドトンネルになります。

上下別の単線トンネルが並んでいるのが特徴的です。

 

くねっと蛇行していたところを過ぎると、真っ直ぐ直線。チューブの中を走っているみたいで、どこか近未来的です。



途中駅となっています、箕面船場阪大前駅に到着しました。

ここからは開削工法に切り替わります。

この地点より南側は北大阪急行電鉄が建設、北側は北大阪急行電鉄と箕面市が共同で建設しました。

 

ここから地上へ登っていくため、右側柱の向こうには反対の線路も見えています。

 

地下から突然高架区間へ飛び出し、なかもず行きとすれ違いました。

 

大きなショッピングモールが見えると、箕面萱野駅構内へ。交差したポイントを越えていきます。

 

列車内からも分かる、明るくて開放感のある新駅。

 

新しい線路の終端は、駅舎のところでプツンと途切れています。



北大阪急行電鉄の新たな終着駅、箕面萱野駅に到着しました。

延伸開業に合わせて全駅で駅名標デザインが変わっており、黒地に赤という非常に格好良いデザインです。

 

入線時にはすでに行先方向幕が「なかもず」になっているようでした。

 

天井にはルーバーが使われており、ピカピカの駅構内が一層明るくなっています。

 

ホームドアと線路越しにはショッピングモール、みのおキューズモールがあります。

 

箕面萱野駅と直結しており、反対を向いてもキューズモールが。

 

こちらでは箕面萱野駅開業をお祝いする、アドバルーンが飛んでいました。

最近ではデパートでも中々見なくなった広告方法ですね。

 

御堂筋線の駅ナンバリングは、会社境界駅の江坂駅を基準としていました。

これによって北大阪急行電鉄延伸時に、ナンバリングをずらさずに済んでいます。



メイン改札になっている、北改札口を出てきました

駅名看板が輝く改札周辺、延伸開業の幕も下がっています。

 

北改札を出て目の前には、キューズモールCENTER棟があります。

みのおキューズモールはWEST・CENTER・STATION・EASTの4棟で構成。

 

そのうちSTATION棟が、箕面萱野駅延伸開業と同時にオープンしました。

 

STATION1棟が改札隣に位置しており、おそらく10時オープンを待っています。

 

STATION棟には様々飲食店が入居するようで、帰宅ついでに寄る人も多そうです。

北改札を出て左の突き当たりには、キューズモールWEST棟があります。

 

途中の階段を降りると、かやの中央バスのりば。車通りの多い新御堂筋に接しています。

 

今度は反対側、改札を出て右側を進みます。

CENTER棟とSTATION棟に挟まれる形で、改札を出たらアウトレットモールへいきなり放り出されたみたいです。

 

千里川の先には、みのおキューズモールEAST棟。橋を渡れば向かいへ行くことができます。

 

みのおキューズモールは営業時間前ですが、北大阪急行延伸とSTATION棟オープンの賑わいを見せていました。

 

こちらから駅舎を見下ろせたのですが、上家に幕屋根を採用しているのが分かります。これによってホーム上に明るい光を取り込んでいるようです。



北改札階と接続するデッキから、階段を降りてきました。

こちらには北側交通広場として、バスターミナルが整備されています。

これまで千里中央駅が担っていた、鉄道と道路交通の結節点の役割。箕面萱野駅が終着駅になったことで、それを受け継ぐことになっています。

 

バスのりばは8つ設けられており、中央にバスを置けるスペースもあって、ここが始終発になっていることが分かります。

 

各バス停からの発車時刻は、案内板にまとまっています。

鉄道延伸開業によって、南北方向は一部バスを廃止。鉄道で繋がっていない、東西方向を強化するようになりました。

 

駅舎外壁にもルーバーが用いられており、木の温もりを感じられる色合い。

駅舎の右側にあるのがSTATION1棟、ガラス張りで駅舎と同じくらいの広さがあります。

 

STATION2棟は駅舎高架下の空間、バーガーキングやファミリーマートなどが入居していました。



今度は箕面萱野駅もう一つの改札、道路を挟んで南改札口へ。

こちらには南側交通広場が整備され、タクシー乗降場、身障者等乗降場、かやの第一駐輪場ができます。

バス乗り場は北側、一般車は南側と役割分担しているようです。

 

南改札口は高架下に設けられており、こちらは開業日でも無人でした。

 

続いてお隣の箕面船場阪大前駅へ行くため、乗車券を購入。お隣の駅までですが、160円です。

北大阪急行電鉄といえば、日本一安い100円の初乗り運賃。ただし延伸区間(千里中央〜箕面萱野)を含む場合には、建設費回収のため60円の加算運賃が適用されます。

 

南改札へ入ると、レンガの多用された壁面。

こちらは箕面の自然を表現した、土をイメージするレンガタイルとのことです。



続きまして、延伸開業に伴い開業したもう一つの新駅、箕面船場阪大前駅へ。

列車は大きなショッピングモールからお別れしながら、高架線を走ります。

 

今度はOsakaMetroの車両で、箕面萱野駅までの路線図が描かれていました。

 

地下へ潜りまして、箕面船場阪大前駅に到着。

やはり黒地に白文字の方が、視認性は高いです。

 

完全なる地下鉄駅となっていて、島式ホームの真ん中に駅名標や時刻表が設置されています。

 

地下鉄駅では多くの場合、ホームから見て線路側に駅名標などを設置します。一方でこの駅にはそれが一切なく、模様が描かれているのみ。

デザインとして「繊維の街」をテーマに、ランダムに折り重なった繊維を表現しています。

 

新大阪方面に関してはシールドトンネル、単線分の丸いトンネルが続いています。

 

1番線が梅田・なんば方面、2番線が箕面萱野「ゆき」になっていました。

 

ちょうどやってきたのは、箕面ラッピングトレイン「ゆずるとモミジーヌ仲良しトレイン号」。1,2・9,10両目に箕面市のラッピングが施されています。

 

箕面市のPRキャラクター、滝ノ道ゆずるとモミジーヌが描かれています。



それでは改札口へ向かいましょう。

この駅の改札は一つだけ、結構長い階段を登ることになります。

 

改札内コンコースにはお手洗いがあって、観葉植物が壁に埋め込まれたりと、かなりおしゃれ。

 

新しい新幹線駅など主要駅でしか見ない、授乳室まで設けられていたのには驚きました。

 

自動改札上の天井には、惑星の軌道を描いたようなモニュメントが。

 

今日は開業当日で混雑していますが、通常は無人時間帯もあって、インターホン対応になるのでしょうか。

 

改札向かい側の出口近くには、北大阪急行電鉄延伸に関して箕面市によるプレートが貼られていました。



箕面船場阪大前駅にある、2つの出口へ向かってみます。

こちらはメインの1出口。箕面萱野駅と同様、駅名が煌々と輝いていました。

 

その先には地上から光の降り注ぐ、エスカレーターと階段。

 

フロアマップがありましたが、こちらは駅舎の一部ということで良いのでしょうか。

 

階段は何角形を描いているのか、ジグザグと上へ上がっていきます。

 

階段を登り切ったところには広場が整備され、左側には箕面市立文化芸能劇場があります。

 

もう1階分上がりますと、道路が走る地上より一段高いペデストリアンデッキへ。地下改札階からのエスカレーターは、この高さへ直結します。

奥左側に見えるのが大阪大学箕面キャンパス、2021年4月に外国語学部が移転してきました。

 

駅前ではW TOWERS 箕面船場の建設が進んでいるところ。

 

こちらには阪急阪神不動産が名を連ねていました。

北大阪急行電鉄は阪急の子会社なので、こちらの不動産事業にも関わっているのでしょう。



少し北へ歩きまして、次は2出口へ。

完全に地下鉄駅の形で、COM2号館と直結しています。

 

こちらは白を基調にした案内サインで、これまで黒基調だったのもあり、特別感を得られました。

 

近くでは工事が行われており、こちらにも箕面船場阪大前駅の出口が新設されるようです。

また、2027年にはこの先の線路沿いに、箕面市立病院を移転予定。こちらの駅が最寄りになります。



この船場地区は1963年、大阪市船場の繊維卸問屋がこの地へ集団移転したのが始まり。「大阪船場繊維卸商団地協同組合」が設立され、その団地は「COM ART HILL」と呼ばれています。

2出口の階段を降りますと、COM2号館の地下入口と直結。

ファストファッション流行など時代の変化もあり、繊維卸問屋が集まっている雰囲気は薄いですが、こういった建物名などに名残があります。

 

更に下へ降りますと、2出口を示す案内サインの横に、仮設っぽい扉がありました。

おそらく建設中だった新しい出口は、この先に続くのでしょう。



遂に箕面萱野駅まで延伸を果たした、北大阪急行電鉄。

便利な御堂筋線と一本化されたのは非常に魅力的で、かなり大きな効果があるのではと思われます。

 

駅周辺は新しくなっているとはいえ、これからもまだ進化するはず。今後の様子についても、また注目できたらなと思います。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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