-
【タクシー代行に!?】廃止される快速あがの 記録的大雪の磐越西線を乗車[史上最長片道切符の旅(53)]
こちらは磐越西線、会津若松駅です。 昨日から運休だった只見線、本日も引き続き運休となってしまいました。このままでは埒が明かないのでルートを変更し、磐越西線・上越線経由で小出駅まで遠回りして出ることにし ...
続きを見る
本来のルートは会津若松から只見線を経由し、小出駅から上越線を通るルートでした。
こちらが変更したあとの今回のルートです。
しかし只見線が大雪で不通になってしまったため、磐越西線を走る快速あがので新津駅へ来ました。
その快速あがのも津川駅で運休したため、タクシーで到着しています。
この日は新潟県周辺で大雪が降っており、雪に覆われた列車たちがたくさん来ていました。
ここから高崎方面へ向かうため、信越本線長岡行きの普通列車に乗車します。
15:27 新津駅 発
本来なら2回も来るはずがなかった新津駅。新潟県の豪雪を舐めてかかってはいけないということです。
東三条駅は三条市の中心駅であり、弥彦線が分岐します。弥彦線の途中、上越新幹線と交差する地点には、燕市と三条市の境に燕三条駅が設置されています。
上越新幹線の高架と並走するようになり、もうすぐ長岡駅に到着というところ。ここで列車の運行について放送が。
「上越線は雪のため、本日運転を取りやめております。」
これでは上越線で南下することができないため、文明の利器を使わせていただきます。
在来線が止まっているなら、新幹線を使えばいいじゃない。
というか、上越線は一度雪で止まってしまえば、なかなか再開してくれません。既に只見線で1日遅れていますから、先に進めたい訳です。
史上最長片道切符は1982年6月23日〜7月1日に発行できた切符。上越新幹線の開業は11月15日なので本来ありえないのですが、お許しください…。
今回在来線が運休になっているということで、上越新幹線への振替を行っています。
改札で新幹線振替乗車票を受け取りますと、乗車券のみで新幹線に乗れるのです。
これは青春18きっぷも対象で、かなりありがたい措置になっています。
それでは無人になってる有人改札を通りまして、上越新幹線へ。
改札内には引退した、現美新幹線の座席が展示されていました。
乗車するのはE7系新幹線です。
上越新幹線でE7系に乗るのは初めてで、もの凄い違和感があります。
17:17 長岡駅 発
長岡駅を出るとトンネルへ入り、ずっと真っ暗な中を走ることになります。
読者さんにスタバのチケットを頂いていたので、長岡駅で引き換えてきました。この旅では色んな方に何度もお世話になり、感謝しかありません。
乗車券だけで行く優雅な旅になってます。
トンネルを抜けた僅かな明かり区間で、浦佐駅を通過します。今では相当寂しくなった新幹線駅です。
越後湯沢駅到着前、北越急行ほくほく線が運休という放送が。
上越線が止まっても中々止まらない、雪に強いほくほく線。このレベルはかなり珍しいです。
ここからスキーのお客さんがたくさん乗ってこられました。越後湯沢駅からはガーラ湯沢駅へ支線が伸びており、東京から新幹線で直接スキーを楽しめます。
越後湯沢駅を発車した先、本来ならたくさん見える温泉旅館も、吹雪で見えません。
ここからトンネルをくぐりまして、上越国境を抜けます。在来線がループ橋など用いて苦労する中、新幹線は悠々と越えてしまうのです。
北陸新幹線と合流して高崎市を走っている頃。
既に日が落ちていながら、オレンジの空とそれを隠す厚い雲が幻想的でした。
18:03 高崎駅 着
この旅で関東地方に入ったのは始めて。まさか東北から南下して入るとは思いませんでした。
どうしても上越新幹線に思えないE7系新幹線を見送ります。
最後は有人改札の駅員さんに、乗車券と振替乗車票を渡して終わりです。
明日は本州で唯一歩かなければならない区間、碓氷峠です。かつて特別な機関車が登っていた日本一の勾配をお楽しみに。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
-
【16km徒歩4時間!】横川〜軽井沢の信越本線廃線(旧線・アプトの道)を歩いて碓氷峠越え[史上最長片道切符の旅(55)]
今回のルート 高崎〜小諸 ここは群馬県で一番大きな駅、高崎駅です。 ここは上越新幹線と北陸新幹線の分岐駅になっていますが、在来線でも上越線と信越本線の分岐駅です。これから乗車するのは、信 ...
続きを見る