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フルーティアふくしまは2023年12月をもっての引退が発表されました。
今回ご紹介するのは、福島を走る観光列車フルーティアふくしまです。
719系電車を改造し、福島デスティネーションキャンペーンに合わせて、2015年運行を開始しました。
フルーティア(FruiTea)は、果物のFruitとお茶のTeaを組み合わせた造語。走るカフェをコンセプトとしています。
概要
運行ルート
磐越西線の郡山〜喜多方、東北本線の郡山〜仙台の2ルートがあります。
時刻表
磐越西線(郡山~喜多方)
停車駅 | 1号 | 2号 |
郡山 | 10:00 発 | 17:15 発 |
磐梯熱海 | 10:43 発 | 17:02 発 |
猪苗代 | 11:07 発 | 16:31 発 |
会津若松 | 11:44 発 | 15:58 発 |
喜多方 | 11:59 着 | 15:32 発 |
東北本線(郡山~仙台)
停車駅 | 91号 | 92号 |
郡山 | 10:28 発 | 16:41 着 |
福島 | 11:08 着 11:10 発 |
16:00 発 15:55 着 |
仙台 | 12:23 着 | 14:45 発 |
料金
郡山駅~喜多方駅 5900円
郡山駅〜会津若松駅 5700円
郡山駅~仙台駅 6300円
福島駅~仙台駅 5700円
予約方法
この列車はみどりの窓口できっぷを取ることができない、団体専用列車です。インターネットサイトのってたのしい列車予約サイトからの予約が必要になります。
乗車記
今日は磐越西線(喜多方〜郡山)ルートに乗車。途中の会津若松駅から乗り込みます。
喜多方から出発したこの列車は会津若松駅で進行方向を変えます。また、JR東日本は会津若松〜喜多方の電化設備撤去を示唆しており、会津若松行きへの変更が行われるかもしれません。
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今日は2人で乗っていまして、ボックスシート(4人掛け)を利用します。
この他にもボックスシート(4人掛け)と窓が正面に向いた1人掛けシートがあります。座席は柔らかいソファのようで座り心地がよく、机もピカピカで高級感が感じられました。
15:58 会津若松駅 発
会津若松駅では、駅員さん一同にお見送りしていただけます。赤べこと会津若松城を描いた可愛らしい横断幕です。
向かい側には今日乗ってきた、快速只見線満喫号です。レトロラッピングを施したキハ110系気動車になっています。
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会津若松市の盆地を走っているところ、アテンダントさんが来られます。
インターネットで予約後メールが届くのですが、そこからアクセスして印刷した最終行程表を見せる事になります。実は印刷を忘れていたのですが、メールを見せて名前が一致すれば全く問題ないようでした。というか他の方も印刷なんてしていない様子…。
スイーツセット
その後、アテンダントさんからスイーツセットが提供されます。
桃ジュースはイギリスのボリス・ジョンソン元首相も飲まれました。
シャインマスカットのパンケーキパフェ
とにかく弾力あるパンケーキに濃厚クリーム。マスカットも瑞々しく、濃厚なゼリーも美味しいです。
シャインマスカットのジュレプリン
とろっとろで滑らかなプリンに、甘い刺激のシャインマスカットがマッチします。
メニューについては毎月変わっているので、毎度楽しむことができます。
テーブルクロスの裏面には、SLばんえつ物語号とフルーティアふくしまがすれ違う様子。
やっぱりこういうのは持って帰っちゃいますよね〜。
磐越西線からは、綺麗な磐梯山が見られます。
この辺りはカーブが連続していますが、座席左側がオススメ。様々な角度からの表情が異なる形を楽しめます。
猪苗代駅に到着、ここでの乗降も可能です。
野口英世記念館や猪苗代湖へアクセスできます。
車両間にあるフリースペースからも、綺麗な景色を望めました。
食堂車
1号車の方は座席が無く、完全にカフェ車両になっています。
一歩中に入りますと、アパホテルみたいにキラキラした空間。贅沢に1両まるっと使っているのが凄いですね。
この列車では、ミネラルウォーター、紅茶(ホット/アイス)、コーヒー(ホット/アイス)が飲み放題です。冷たいのはここで注いで、あたたかいのはアテンダントさんにお願いする形。
一昔前のスーパービュー踊り子のグリーンサービスみたいです。
その他、果物酒についても販売されていました。
端っこにはバーカウンターみたいなカフェカウンターがあって、やっぱり大人感が漂っていますね。
あんまりここへ来る人はいませんでしたが、前面展望周辺はかなり開けていて眺望も良いです。
この車両はクシ718-701。
クは運転台を備えた車両、シは食堂車を表しており、正真正銘の食堂車です。
特に調理設備は無いように見えましたが、これでも食堂車って言えるんですね。
田んぼの向こうへ、夕陽が沈んで行ってしまいました。
中山宿駅はかつてスイッチバック駅でしたが、1997年に駅が移転したことで解消されました。
当時の旧駅跡は2015年の福島DCで説明看板や駅名標などの整備を行い、現在までホーム跡を公開しています。
磐梯熱海駅の周辺には温泉街が広がっています。この列車は磐梯熱海駅にも停車し、キャリーバックを引いて降りていかれる方もいらっしゃいました。
夕焼けの空模様はまだまだ綺麗、福島第二の都市、郡山市街を走ります。
17:15 郡山駅 着
車内の雰囲気も相まって、会津の旅行から帰ってくるのに、ピッタリの観光列車。ぜひ福島へ来られた際には利用してみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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