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【途中駅全廃止】フェリーの為の路線と化した和歌山港線 和歌山港行きサザン(1)
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南海電鉄がなんば〜和歌山市で運行している特急サザンには指定席と普通の通勤車両があります。
さらに指定席も2種類あって、それが古い10000系とサザンプレミアムと呼ばれる12000系です。
今回はその差がどこに現れているのか、そしてどちらか狙った方に乗るにはどうすれば良いのかご紹介します。
今日やってきたのは和歌山市駅、なんば方面へ向かおうとしているところです。
そんな時に停まっていたのがサザンプレミアム。思わず指定席券を買ってしまいました。
料金は520円、指定席券は窓口でも購入できますが、ホーム上に券売機が設置されている場合もあります。
追加料金が不要な通勤車両はロングシート。
一方で指定席はリクライニングができる2+2配列です。
指定席車両にはもちろんお手洗いなどもついていて、多目的室なども備わっています。
その他自動販売機も設置。運行時間が短くても車内販売が盛んだった南海、今では廃止されていますが最低限のサービスは行き届いています。
さらに大きな荷物を固定しておくスペースも用意されていました。
ここからは座席周りについて、通常のサザンとプレミアムサザンを比較してみます。
通常のサザンは国鉄特急みたいな座席。ゆったり沈み込むようにリラックスできますが、現代ではその機能が不足しているように思います。
新しい中間車の方は肘掛け部分が多少異なっていて、車端部車両に無いテーブルが取り出せます。
一方こちらがサザンプレミアム。鮮やかな青色の座席は厚みがあり、眠ってしまっても両側が頭を支えてくれます。
続いてはテーブル。
通常のサザンは中間の2,3号車にのみテーブルがありますが、インアームテーブルの小さなものだけです。
一方でプレミアムサザンは大きなテーブル。パソコンも置けるサイズになります。
フットレストについては従来とプレミアムどちらも同じような感じでした。
サザンプレミアムには従来無かった機能が盛り沢山。
まずは足元のコンセント。最近では有料座席で不可欠になりつつあります。
さらにプラズマクラスターで空気を除菌。網棚の上には装置がいくつか取り付けられていました。
さて、これだけ差のある座席機能でありながら、料金は同額。サザンプレミアムなら払うけれど、普通のでは払わないなんて人も多くいるでしょう。
しかし、サザンの指定席車両がプレミアムかどうかは、運用が固定されている土休日しか公開されていません。
平日については南海テレホンセンターまで問合わせるようホームページに書いてあります。
(TEL:06-6643-1005 受付時間:8:30~18:30)※年始を除く
しかし、わざわざ電話で聞くのはちょっと気が引ける、そんな方におすすめなのが南海・特急チケットレスサービスです。
会員登録した後ログイン、サザン1号車の座席数を確認することで、プレミアムかどうかを判別することができます。
座席数が64席あれば、プレミアムではない普通のサザン。
座席数が50席であれば、サザンプレミアムです。
ぜひ乗車前に南海・特急チケットレスサービスに会員登録して、確認をしてみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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