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22年ぶりに生まれた新たな船旅 東京九州フェリーはまゆう乗船記 【後編】[東京九州フェリーデビュー(4)]
北九州から乗船した東京九州フェリー、紀伊半島沖に入って航行の半分を終えたところです。 12:00~13:00にはレストランで昼食の時間になります。 ランチメニューはこちら。 カレー、唐揚 ...
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北九州からフェリーで横須賀までやって来て、京急線に乗車しています。
これから名古屋へ向かうため夜行バスに乗る予定だったのですが、土砂災害によって運休。
それならば在来線で行こうと思いましたが、東海道本線やそれを迂回する御殿場線も止まってしまいました。
最後に残されたのは東海道新幹線。
横浜線で新横浜駅までやってきました。
しかしこちらの東海道新幹線も運休、今走っている新幹線もターミナルへ戻ることになってしまいました。
新横浜駅の発車標に表示されているのは東京へ戻るための1本だけです。
券売機はすべて発売停止中。
窓口には払い戻しをするお客さんで行列になっていました。
動いている在来線側の券売機で入場券を購入し、改札内へ入ってみます。
ここでも有人改札に大行列が出来ていました。
新大阪方面ホームには回送列車が停車中です。
一方こちらは東京方面。
列車は停まっておらず、最後のこだまが来るのを待ってます。
さて、これから名古屋へ向かいたいのですが、東海道ルートは分断されています。なんとかして熱海周辺を避けて行かなければなりません。
という訳でまずは横浜線に乗車します。
(NAVITIMEアプリより)
名古屋へ向かうルートを色々考えたところ、とりあえず甲府まで行くよう指示されました。
(JR東日本 えきねっとより)
全車指定席の特急かいじに乗るため、あらかじめえきねっとでチケットレス特急券を購入しておきます。
乗車するのは最終の中央線特急、かいじ59号です。
これまで気づかなかったのですが、車端部の座席のコンセントは肘掛けの下部分に設置されています。
お客さんの多くはお仕事を終えられた方々、皆さんお疲れの様子です。
終点の甲府駅に到着しました。
終電も終わり、改札もこちらから入れなくなっています。
さて、ここから公共交通機関は動いていないため、しばらく待っていなければなりません。
駅周辺にはネットカフェも無いので、お店に入って一晩やり過ごすことになりました。
おはようございます。
こちらは甲府城、中央本線で甲府を出発する時すぐ近くに見られます。
甲府駅に戻ってきまして、これから乗りますのは名古屋行きの高速バスです。
(楽天トラベル より)
昨日のうちに高速バス 名古屋ライナー甲府号の予約をしていたのです。
一晩待っていたバスがようやくやってきました。
5:45に甲府駅を出発、しばらく市街地を走ります。
夜を徹していたこともあって、すぐに眠ってしまいました。
途中の休憩場所は駒ヶ岳SAになります。
ずっと中央自動車道を走っていたようなのですが、大げさでなく行程の内99%寝ていたので全く記憶がありません。
目覚めたのは名古屋駅が目の前になってから。標高差によって耳がかなり痛くなっていました。
9:53、名古屋駅に到着です。
熱海周辺で減速のため遅れが生まれてしまうものの、翌日には運転再開した東海道新幹線。結果的には東京で待っていてもそれほど変わりませんでした。
一方で災害に遭った現場の復旧はまだ時間がかかるようです。
交通網を含めた地域の方の生活が早く元通りになることを願います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。