-
山陽路のスタバ 47JIMOTOフラペチーノをめぐる旅![東京九州フェリーデビュー(1)]
本日は京都から北九州、小倉へ向かうことになっています。 しかし急いでいる訳ではないので、何かテーマを決めて移動しよう。 さて、どうするか…と考えていたとき、ある情報が流れて ...
続きを見る
2021年7月1日、新たな航路、東京九州フェリーが就航しました。
このフェリーは新門司(福岡)と横須賀(神奈川)を直行で結びます。
丸一日かかりますが、時間がかかるからこそ見出される楽しさ、そして新たに生まれたこの素晴らしい船旅をご覧ください。
現在いるのは小倉駅。
ここから東京九州フェリーの新門司ターミナルへは無料の連絡バスが出ています。
阪九フェリーと同じ新幹線側の乗り場に大型バスが到着しました。
小倉駅新幹線口を22:10、門司駅前を22:30に出発し、フェリーターミナルへは23:00に着きます。
新門司ターミナルに到着すると、大きなフェリーがドンと構えていました。
こちらの新門司フェリーターミナルも新しいです。
入ったところ正面にある総合案内所で乗船券を発券してもらいました。
2階には船内と同じような品揃えの売店があります。
椅子がたくさん並ぶ待合所から3階へ上がると乗船口です。
ここからブリッジを渡って船内へ入りました。
通路を歩いて行き、最初に現れるのが広々としたラウンジ。
とにかく広い空間で、フェリーならではの豪華さです。
それでは客室へ向かいましょう。
今回利用するのは最下級席のツーリストAです。
最下級と言ってもこのフェリーに雑魚寝スタイルのものは存在しません。
1人寝られるだけのスペースが置かれていて、イメージとしては寝台列車のB寝台です。
2段ベッドの構造であり、上下の入り口は互い違いになっています。
中は結構広くなっていて、フカフカのマットレスが敷かれていました。
シーツが用意されているので、寝る時には自分で敷くことになります。
枕元にはコンセントや財布などを入れておくための小さな扉がついていました。
コンセントとUSB端子が1つずつ。充電の心配もいりません。
出入り口のシャッターはブラインドを降ろすような形式。
これによって目隠しができます。
もちろん防音はすることができませんが、プライベート空間を作り出せます。
さて、ラウンジの方までやってきました。
中央では透明な箱、エレベーターが上下しています。
その下にはテレビがあって、周りには椅子が並びます。
今は深夜なので点いていませんが、朝になればテレビが流れていました。
5階部分から見ても開放的な空間であることがよく分かります。
船内地図はこちら。4〜6階がお客さんの行き来できる階になっています。
船内には自動販売機が設置、値段は地上と変わりありません。
ソフトドリンクの他、ビールやカップラーメンも売っていて、隣にはポットや流し台。さらに両替機もありました。
デッキへ出てきました。
23:55、はまゆうは新門司ターミナルを出港しました。
デッキには紙テープが残っていて、デビュー当日に当たる前日の盛り上がりが思い起こされます。
これから東京へ向けて、1日船旅の始まりです。
こちらはフェリー内サービスの時刻案内です。
6階の大浴場は1時までなので、この点だけは気をつけなければなりません。
ビジネスホテルの大浴場くらいの広さですが、ジャグジーもあって十分快適です。
深夜は1時までですが、翌日になれば8時から20時でも利用できます。
船内は1時で消灯。こちらもそろそろ眠ることにしましょう。おやすみなさい。
朝8時、船内でおはよう放送が流れます。
現在航行しているのは室戸岬を過ぎたあたりです。
しばらくはガタガタ、沖合に出るとゆら~とした揺れがありましたが、完全にぐっすり眠ることができました。
レストランでは朝食を摂ることができます。
時間は8時からで、ラストオーダーは9時です。
ちなみに夜食メニューもあって、出港前後の時間帯に提供されています。
店内にはテーブル席や海に面したカウンター席があります。席についたらタブレットで注文する方式です。
メニューはこちら。種類も豊富で、楽しみが尽きません。
今回選んだのはかけそば。
ズルっと食べられ、お出汁とともに体を温めてくれます。
タブレットのお会計ボタンを押したら、セルフレジへ。現金を入れてお会計を済ませます。
就航記念のためかクロスワードパズルが置かれていて、全問正解者にはプレゼント、参加者にはクリアファイルが進呈されるようです。
受付は14時までになります。
さて、もう料理の提供は終わっていますが、再びレストランにやってきました。
これから向かうのは奥にあるバーベキュースペースです。
モクモクと煙を立てながら走るフェリー。
航海速力は28.3ノットで、新日本海フェリーと同程度です。
10時頃、向こうから横須賀→新門司の東京九州フェリー・それいゆがやってきました。
こちらが大きな汽笛を鳴らすと、向こうからもボ〜っと返事が返ります。
しばらく海の中を走っていたため電波は通じませんでしたが、紀伊半島の近くでは繋がるようになります。
こちらが潮岬周辺。
足摺岬から伊豆半島先端まで直線的に航行するルートですが、その途中で紀伊半島が大きく突き出た形になります。
太平洋を眺めながら、このあたりで航海の半分ほどが半分ほどが終了しました。
今回は一旦ここで締めることにします。旅の後半では昼食や夕食もご紹介しますのでお楽しみに!
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
-
22年ぶりに生まれた新たな船旅 東京九州フェリーはまゆう乗船記 【後編】[東京九州フェリーデビュー(4)]
北九州から乗船した東京九州フェリー、紀伊半島沖に入って航行の半分を終えたところです。 12:00~13:00にはレストランで昼食の時間になります。 ランチメニューはこちら。 カレー、唐揚 ...
続きを見る