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22年ぶりに生まれた新たな船旅 東京九州フェリーはまゆう乗船記 【後編】[東京九州フェリーデビュー(4)]

2021年7月6日

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北九州から乗船した東京九州フェリー、紀伊半島沖に入って航行の半分を終えたところです。

12:00~13:00にはレストランで昼食の時間になります。

 

ランチメニューはこちら。

カレー、唐揚げなど九州や神奈川の特産を中心に揃えられており、マグロのお刺身まであります。

 

かなり迷いましたが、博多一番どり唐揚げにしました。

カリッと熱々で、ザクザク食感がたまりません。

 

紀伊半島から伊豆半島に向けて、再び陸地から離れたところを進んでいるところ。電波も繋がりにくくなります。

そんな中、14:00からはスクリーンルームにて映画が上映されました。

この日はバックトゥザフューチャーです。

 

が、今回は寝床へ戻ってお昼寝することにしました。

ちなみにこの日は静岡県で豪雨があったのですが、揺れはほとんど気になりませんでした。

あくまで個人の感覚ですが、これで船酔いする人がいるのか疑問に思うくらいです。

目を覚ますと静岡県沖を航行中。ここからは電波も届くようになりました。

 

ラウンジには売店があって、簡単な食べ物やフェリーのグッズが揃っています。



市販の商品はコンビニよりちょっと高いくらいの価格帯でした。

海を眺めながらアイスクリームを頂くことにします。

 

映画が終わったシアタールーム、16:30からはプラネタリウムが始まっています。



さて、こちらは食事時間帯外のレストラン。

有料のコーヒーメーカーも設置されており、座席も自由に利用できます。

 

ただし食事の準備のため、11:30~と17:30~は入れません。



さて、今度は夕食の時間になりました。時間は18:00~19:00です。

ビーフシチューやカツなど本当に様々な料理がそろっています。

メニューが本当に沢山あって、かなり迷ってしまいますね。

 

今回は東京九州フェリーオリジナルハンバーグにしました。

 

甘いデミグラスソースに肉汁が絡み、非常に美味しいです。

 

他にもお弁当メニューなんてものがあって、予約しておいて受け取ることができます。

 

船は伊豆半島の東を北上、大島との間を航行します。



19時になると到着に関する放送が流れました。

そろそろ荷物もまとめることにしましょう。

 

空の色も深くなってきて、夜になりかけています。

そんな頃、船は東京湾へ。

 

港周辺の光、そしてビルの建っている様子が遠くで見られました。

 

20:24、フェリーは目的地の横須賀港へ入港。

 

周りでは白い光が港を照らしてくれています。

 

あちらが新しく作られた横須賀フェリーターミナルです。

 

ブリッジがこれから伸びていくことになり、お客さんを下ろす準備が整えられていきます。



さて、21時間に渡って過ごしてきたフェリー、ここで下船となります。

下船にはe乗車券が必要。

 

下船口にQRコードをかざして読み取っていくことになります。

 

車でいらっしゃった方が先、徒歩で来た人たちは20:55頃に下船開始です。

 

ブリッジを渡った先の横須賀港は新門司港より広々した空間でした。

 

横須賀港から京急の横須賀中央駅までは徒歩15分ほど。

横須賀中央~横浜は30分、東京までは1時間かかります。



今回は就航したばかりの東京九州フェリーに乗船してきました。

フェリーという急がない旅、寝台特急に似た楽しさを見出すことができます。

メインの需要は貨物輸送とされていますが、ぜひ旅行の一手段としても利用してみてください。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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