-
【1日限り鉄道復活した神栖市】貨物専用鉄道に乗る!鹿島臨港線特別列車[2310長野(8)]
茨城県南部には高度経済成長期に形成された、鹿島臨海工業地域があります。 開発の一環で鉄道が敷設され、それがJR鹿島線と鹿島臨海鉄道です。鹿島臨海鉄道には水戸~鹿島サッカースタジアム駅の大洗鹿島線、鹿島 ...
続きを見る
シンカンセンスゴクカタイアイスとしてSNSでも知られる、新幹線の車内販売。
東海道新幹線ひかり・のぞみ号で行われていたワゴンによる車内販売ですが、2023年10月31日をもって廃止されます。
今後はグリーン車限定の、モバイルオーダー方式に。あらかじめ駅での食事等購入が必要です。
それでも新幹線における楽しみの一つだった車内販売。もしかしたら最後の機会になるかもしれない、その楽しみ方をお届けします。
今日は夜の東京駅より、京都駅へ帰るところです。
日曜日の夜とあって、それなりに本数も多い時間帯となります。
車内販売のワゴンは10号車のデッキにあり、まずグリーン車の10~8号車を周ってから、11~16号車へ来ます。そのため普通車で利用するならば、11号車を予約しておくのが良いです。
3分間隔くらいで新大阪方面へのぞみ号が発車した後で、比較的空いている便をチョイス。
東京駅発車時点では、ほとんどお客さんがいらっしゃらない状態でした。
さすがに2人掛けのE席は開いていなかったので、三人掛けのA席へ。
C席にお客さんが来られないことをギリギリまで確認して、乗車しました。お腹を空かせた状態で、東京駅を出発です。
まもなく品川駅に到着する頃、進行方向右手には寝台特急サンライズ号も見られます。昼間は富士山が見られるE席、夜景もE席に分があるように思っています。
品川駅、新横浜駅からお客さんが乗ってこられ、A・E席は全て埋まるくらいです。
新横浜駅発車後、車内販売に関しての放送が流れました。最近では駅構内でも、車内販売廃止についての放送がなされています。
小田原駅を通過する頃、車内販売員さんがいらっしゃいました。
東海道新幹線弁当、バニラアイス、山崎12年を購入。車内販売の商品でテーブル一杯になることは、中々ありません。
JR東海パッセンジャーズから、JR東海リテイリング・プラスになっています。
まずはお弁当からいただきましょう。
新幹線の窓から見える富士山のパッケージがシンボルの、東海道新幹線弁当です。
東京から大阪まで東海道の名物が詰まった、新幹線の旅にぴったり。
東京の深川めしを始発駅に、炊き込まれたご飯とアサリを一口で。
揚げ物も冷めても美味しいようになっていまして、名古屋のエビフライや味噌カツも味わえます。
そして車内販売が無くなるまでにどうしても味わいたかったのが、山崎12年です。
ワゴンに数個しか積まれておらず、注釈でそもそも取り扱っていない便もあると案内されているほど。
京都と大阪の府境にあたる山崎、サントリーのウイスキーです。
キャップリングの絡まりをじれったく思いつつ、甘い香りに誘われます。
一緒にいただける氷入りのカップへ注ぎます。
アルコールの刺激から一気に果物っぽい深い甘さ。段々とバニラっぽい仄かな香りへ和らぎました。
炭酸水か水どちらかをいただけ、ハイボールとしても楽しめます。
繊細な香りを薄めているようでちょっと罪悪感がありますが、それを引き立ててくれました。
ここで登場するのが、だいぶ溶けてきたバニラアイス。
まさにバニラに似た香りも感じたウイスキーを、少しずつ垂らします。
マーブル模様を描きながら呑み込まれていきましたが、この時点で甘い香りに包まれて幸せです。
熟成されたウイスキーが、バニラの風味を特別膨らませるみたい。
初めてお酒入りのチョコレートを口にした思い出に浸らせられます。
ご覧いただいた通り結構溶けていても美味しかったですが、硬いアイスで楽しみたい方は、16号車から11号車へワゴンが戻ってくるタイミングで買うのも良いでしょう。
バーカウンターになった東海道新幹線は、あっという間に静岡駅を横断。
三河安城駅でこだま号を追い抜きまして、まもなく名古屋駅に到着です。
チャイム変更から3ヶ月経ち、もう慣れてきた『会いに行こう』に迎えられました。まもなく京都駅に到着です。
東海道新幹線のワゴン車内販売は10月31日まで。残り短い期間にはなりますが、特別な車内の一時を味わうためにも利用してみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
-
【復活】大和路快速うれしート運行開始!奈良〜大阪 通勤輸送の今後[2310長野(10)]
大阪〜奈良を関西本線経由で結ぶ、大和路快速。 10月23日より1両のうち半分に、有料座席うれシートが導入されました。 平日の朝に運行されまして、着席が保証される指定席としての運行です。 ...
続きを見る