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【博多~鹿児島中央で特急復活!】グリーン個室で行く36ぷらす3赤の路(木曜ルート)乗車記[史上最長片道切符の旅(0−2)]

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おはようございます。こちらは九州最大の都市、博多です。

今回乗車するのは2020年にデビューした特急36ぷらす3。ずっと乗りたいと思っていましたが、ようやくその機会が来ました。

 

九州新幹線の開業によって、鹿児島本線を貫く在来線特急は無くなってしまいました。この在来線の発車標で鹿児島中央の文字が現れる、初めて見るとちょっと新鮮ですね。

9:48、列車が入線して来ました。

JR九州を代表する在来線特急と言えば787系。漆黒に塗られ、段違いの輝きを魅せています。

 

方向幕は幕式からLEDになっており、新たに生まれ変わりました。

 

立体的で鋭いロゴは、ヨーロッパの城下町に掲げられていそうです。

それでは車内へ入りましょう。

デッキには途中停車駅の案内が挿し込まれています。

玉名駅、牛ノ浜駅はおもてなし停車の設定がある駅です。

 

今回利用するのは、6人用個室。

ソファが対面になっており、これが列車の中とは思えません。

 

個室の出入り口にはブラインドがあって、これを下ろすことである程度のプライベート空間を作ることができます。個室というより半個室という感じですね。

 

9:52 博多駅 発

入線してから4分で、結構慌ただしく出発しました。これから6時間半かけて、鹿児島本線を走り抜けます。

 

太宰府信号場では特急かもめ13号に追い抜かれました。

博多駅に乗り入れるため、鹿児島本線の一部区間では今でも多くの特急列車が行き交います。

 

アテンダントさんから挨拶があり、赤の路のパンフレット等を頂きました。ロゴシールはマスクに貼る等ちょっとしたマークとして利用できます。



鳥栖駅は長崎本線の分岐点です。

2022年秋に西九州新幹線(武雄温泉~長崎)が開業すると、肥前浜駅より西の長崎本線は非電化区間となります。

現在、月曜日の36ぷらす3博多~長崎を往復していますが、電化設備が撤去されれば、それと同時にルートの変更が決まります。

 

九州新幹線の高架橋と並行して、筑後川を渡りました。

 

筑後平野の中を走っていくと、筑後市の中心部である羽犬塚駅を通過。ここは特急列車も停まっていた大きな駅でした。

 

お隣の筑後船小屋駅は九州新幹線との乗換駅です。



3号車のビュッフェ車両に向かいます。

かつて博多~西鹿児島(鹿児島中央)を走った特急つばめ787系には、ビュッフェ車両が備わっていました。

しかし、2004年に九州新幹線(新八代~鹿児島中央)が開業し、ビュッフェは廃止。

それが、17年ぶりに特急36ぷらす3で復活したのです。

 

メニューはお土産系が中心で、軽食は 「36ぷらす3オリジナル黒い鶏カレー」と「五島手延べミニうどん」の2種類があります。



私鉄の西鉄はここ大牟田駅まで結ばれており、乗り換えができます。

2021年3月に廃止されましたが九州新幹線開業後も、1日1本だけ特急有明が、大牟田→博多を結んでいました。

最後まで残った鹿児島本線特急は、通勤特急を目的としたこれだったのです。

 

大牟田では大蛇山まつりが行われており、そのシンボルとも言える龍がいます。また、石炭産業でも栄えた街です。

 

大牟田駅では乗降できない運転停車。運転士さんが交代された様子です。



熊本県に入りました。

ここ玉名駅では、おもてなし停車が行われます。

 

ここでは熊本県北部を中心とした特産品の販売がされています。多客時には荒尾市で有名な、金魚すくいも行われるそうです。

 

せっかくなので、甘夏スカッシュを買ってきました。



今回は食事つきプラン、アテンダントさんが運んでくださいました。

花小町さんによる、『熊本の旬を詰め込んだお重お弁当』です。

 

熊本県各地の食材を使用しており、とても贅沢なものでした。

 

熊本駅でもしばらくの停車。

ここに特急で来る経験は無かったので、本当に違和感しかありませんでした。

 

多くの駅員さん方に見送られながら、熊本駅を出発します。

 

富合駅周辺には、九州新幹線の熊本総合車両所があります。

西九州新幹線での実用に向けたフリーゲージトレインの試験車両、FGT-9000型が残されています。

 

大きな工場を横目に、八代駅に到着。鹿児島本線はいったんここで終わりです。



九州新幹線の開業に伴い、八代~川内は第三セクター鉄道に移管されました。

ここからは肥薩おれんじ鉄道に入ります。第三セクター上でもJRの在来線特急が復活するなんて、本当に素晴らしいことです。

 

トンネルを抜けると2020年の豪雨災害で不通が続く、JR肥薩線と直交しました。

 

その後すぐに鉄橋で球磨川を越えます。

 

日奈久温泉にて肥薩おれんじ鉄道の普通列車と行き違い。この辺りは単線となっています。

 

列車は不知火しらぬい海と呼ばれる海沿いを走ります。

この海は天草の島々で囲われているため、非常に穏やかな海です。

 

佐敷駅周辺は2020年豪雨で被害を受けた地域。この時も土砂の流入区間で徐行運転が続いています。

 

カーブが続いている肥薩おれんじ鉄道と異なり、山を直線で貫く九州新幹線の高架がやって来ました。

 

新水俣駅は九州新幹線との乗換駅として設置された駅です。

 

水俣市の中心部に近い水俣駅はお隣。駅舎は水戸岡鋭治先生によってデザインされました。

 

袋駅を過ぎると、熊本県から鹿児島県へ入ります。

 

九州新幹線の乗換駅でもある出水駅に到着。この街は日本一のツルの飛来地でもあります。

 

ここには肥薩おれんじ鉄道の車両基地があって、そこからは職員さん手を降っていらっしゃいました。



続きまして牛ノ浜駅にて、おもてなし停車。

後ろ寄りにはホームが無いため、前の方へ移って降りることになります。

 

ここでも様々販売が行われていまして、たい焼きやイワシが人気です。

 

牛ノ浜駅は駅名からも想像できる通り海の近くにあります。



4号車はマルチカーとして設定されています。

テーブルと椅子が並んでおり、広々した明るい空間です。

 

この車両では車内体験メニューとして、イベントが開催されます。この時はお茶づくりの体験ができていたようです。

 

この時は蔓延防止措置により、ビュッフェでのお酒販売が夕方からとなっていました。

景色を楽しみながら、梅酒をいただきます。

 

列車は外海沿いを走るため、不知火海とは異なって荒々しくなってきました。

1つの路線でここまで違った海の表情を楽しめるのは、非常に珍しいです。

 

川内川を渡りまして、薩摩川内市の市街地へ。

 

肥薩おれんじ鉄道は川内駅で終わりです。

ここからJR九州エリアに入りまして、鹿児島本線へ戻ります。

 

長かったはずの特急36ぷらす3の旅も、これで終わってしまいます。

アテンダントさんが最後のあいさつにいらっしゃいました。

16:26 鹿児島中央駅 着

乗車時間は6時間半と相当な長さだったはず。それでも時間が経つのはあっという間で、まだまだ乗っていたいと強く思わされました。

 

ここまで素晴らしい列車を作り上げたJR九州は本当に凄いと思いました。

また一度違う季節、違うルートもご紹介したいです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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