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名古屋圏民でも寝台特急サンライズ出雲/瀬戸を利用する方法がありました

2021年6月5日

 

ここは夜の東京駅。

明かりを暗くされた丸の内駅舎の前では、オリンピックまでのカウントダウンを煌々と刻んでいました。

これから向かうのは名古屋駅です。東京から名古屋へ鉄道で行く99%の人は東海道新幹線を利用するでしょう。

 

東海道新幹線の発車標を見てみると、22:03発のひかり669号に乗れば、今日中に帰ることができます。

 

しかし、今日は新幹線とは別に利用してみたい列車があります。それが寝台特急サンライズ号です。

 

サンライズは浜松を出ると姫路まで降りることはできません。そのため名古屋圏民にとって寝台特急は利用してみたくてもできない列車というのが一般体な考えです。

 

しかし、そんな名古屋の方々でも道を外れず、そこまで料金をかけずに利用する方法があるのです。

名古屋民でサンライズを利用してみたい!でも姫路まで行って折り返すのはもったいない…。こちらはそんな方に向けた記事になります。

 

サンライズには様々な設備があります。

一般的な寝台であるシングルをはじめとして、1人利用者に向けた設備が多いです。

 

今回利用するのはノビノビ座席。普通の在来線特急の指定席料金だけで乗車できます。

そしてこちらが今回利用する特急券です。

サンライズでは浜松まで行き、そこから先は新幹線に乗車します。

浜松から新幹線に乗るため乗継割引が効き、サンライズの特急料金は半額になるのです。

 

個室にベッドが置かれた寝台車でも良いのですが、乗車時間の割に寝台料金が高くついてしまいます。ホテルを3時間半でチェックアウトするような感覚です。



名古屋へ行く最終の東海道新幹線ひかり669号が出る13分前の21:50、サンライズは東京駅を出発しました。

ホームの端ではご家族たちがこちらに注目していて、この列車は本当に憧れの対象なのだと感じます。

 

暖色照明を灯した列車の中ではチャイムが鳴らされ、寝台列車特有の長い長い車内放送が流れます。

 

真っ暗な川の上を渡り、列車は東京の輝きから離れていきます。



東京駅のニューデイズで色々買い込んできました。

匂いがきつい食べ物の場合はロビーへ行った方が良いですが、席が埋まっていたというのと、これくらいの軽食なら許容範囲かと思われたので座席にて。

 

また、サンライズではプラスチックのコップも備えられています。

わざわざペットボトルから注ぐ必要があるか分かりませんが、特別感は演出されるものです。

 

椅子に座るよりも自由な体勢で、のんびり夜行列車の旅。

これこそ鉄道を楽しんでいることのように思います。

 

ノビノビ『座席』という名前ですが、完全なフルフラットになっており、ただゴロゴロすることもできます。

 

横浜駅を発車するとおやすみ放送が流れ、照明もやや落とされました。

 

窓の外の景色もだいぶ暗くなって、首都圏を離れていきます。



熱海駅に到着しました。

静岡県に入ってJR東日本エリアは終了、JR東海の方に交代しました。

 

沼津駅に到着すると向かいには静岡を代表する211系。ここから完全に眠ってしまいました。



1:11、浜松駅に到着。

こんな深夜に浜松駅に降りてどうするのか…。

向かうのは駅前のネットカフェ『快活CLUB』です。



おはようございます。朝の6時過ぎです。

今回お世話になった快活CLUBは浜松駅南口に隣接していて、非常に便利な立地になります。

 

6時間パックなら1760円、ノビノビ座席と同じく横になれて天井の高い空間で休むことができます。

シャワーも無料、6時からは無料のモーニングがありますから、相当便利です。



さて、ここからは新幹線に乗車します。

名古屋方面の始発は6:32発、名古屋行きです。

 

また、今回新幹線の自由席特急券を豊橋で分けて購入しています。

詳しい説明は省きますが、浜松〜名古屋まで通しで購入するよりも安くなるためです。

こだまは自由席の両数がたくさんあるので、静岡から名古屋への通勤時間帯でもガラガラ。

むしろ指定席のほうが混雑します。

 

浜松駅を出ると在来線上には373系が停車中。

おそらくこのあと静岡方面へホームライナーとして運行されるのでしょう。

 

浜名湖を渡ってしばらくすると愛知県へ入ります。

 

豊橋駅に到着。

客扱いはしないものの、サンライズもこの駅に停車します。

乗降させてほしいとも思いますが、駅を開けなければいけないなど様々問題があるのでしょう。

 

次の駅は三河安城駅。追い越しはなく、そのまますぐに発車して行きました。

 

名古屋市内へ入りますと通勤客が席を立ち始めて通路に列を作ります。

 

名古屋駅に到着したのは7:10。

首都圏から出発する最も早い便は新横浜駅6:00始発のひかり533号ですが、これが名古屋に到着するのは7:24です。

 

今度は料金面で比較してみましょう。

新幹線

乗車券 6380円

東海道新幹線(東京→名古屋 ひかり指定席) 4710円

計 11090円

サンライズ

乗車券 6380円

ノビノビ座席(東京→浜松 指定席) 1470円

快活CLUB 6時間パック 1760円

東海道新幹線(浜松→豊橋 自由席) 870円

東海道新幹線(豊橋→名古屋 自由席) 990円

計 11470円

 

サンライズの方がやや高いですが、特に急がないのであれば、豊橋から名古屋は新幹線を使わず快速列車で行くなどの手もあります。

(浜松から豊橋はサンライズの特急料金を半額にするため、新幹線の自由席特急券を一緒に購入した方が安いです。)

 

新幹線と比べてもかなり良い勝負ですから、サンライズに乗りたい名古屋の方はこのルートをぜひお試しください。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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