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【熊本〜宮崎横断路線】「未成線・日肥線」くま川鉄道湯前線&国鉄妻線をバスで行く[年越し2022(4)]
遠距離からの鉄道アクセスが不便でな宮崎市。本州からは九州の縁を通る鹿児島本線や日豊本線から行くしかありません。 そんな不便な状況下、かつて熊本から宮崎へ九州南部を突っ切る、日肥にっぴ線の建設が計画され ...
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こちらは2021年大晦日の高松駅です。
入口には門松などのお正月飾りが飾られ、来たる2022年を迎える準備がされていました。
これから乗車するのは寝台特急サンライズ瀬戸号です。
今日は寝台特急に乗って年越し。ずっとやってみたいと思っていたことをようやく実現できます。
外国人の方の切符購入をお手伝いしていたところで、9番線に入線していました。
入線時刻は8:55ごろで、出発の30分も前に来てくれるのは、かなりありがたいですね。
まずは330円を握りしめ、シャワーカード売り場へ。
かなりの行列でしたが、なんとか購入。年越しにサンライズを選ぶ人は多くいて、高松停車時点で売り切れになりました。
今回利用するのは平屋のシングルです。
シングルの部屋は、1階と2階それぞれに部屋が並んでいるのが通常です。
階上はこんな感じで上部分がカーブしています。手前側であればちゃんと立てますが、向こう側は頭をぶつけやすいです。
階下座席は下が丸くなっており、対照的ですね。
そして、車端部の余ったスペースに作られているのが、平屋シングルです。
今回の場合は、ノビノビ座席車両の端っこに位置します。
高さは手を伸ばして軽くつくくらい、全く不自由はありません。
ベッド周辺の形は他と同じ。オーソドックスな構造となっています。
今回はせっかく年越しなので、色々なアイテムを用意して来ました。
吸盤でしめ飾りを飾りまして、お正月の準備は完了です。
車内を真っ暗にして、高松駅を出発。横にはしおかぜ/いしづちで使用される8000系電車が止まっていました。
車両基地の先、コンテナが積まれた貨物駅を抜けていきます。
大晦日に欠かせないものといえば、年越しそばです。
今回はコンビニでカップそばを購入してきました。
サンライズの中で熱湯を作ることはできないので、お湯もタンブラーに入れて準備してあります。
3分間待っている間に、列車は瀬戸大橋へ向かいます。
四国の工場は煌々と輝いており、その夜景は非常にはっきりしたものでした。
ガタゴトと音を立てながら、海上の瀬戸大橋を走行。実際にははっきりとトラス橋を見ることができました。
そんな瀬戸大橋を渡りながら、年越しそばをいただきました。
児島駅でアンパンマンの南風27号と行き違いました。何人かカメラをこちらに向けている方もいらっしゃいます。
更に快速マリンライナーと行き違い。宇野線は四国へ全て特急が行き交う重要な路線ですが、全線複線化は叶っていません。
たくさんの在来線特急を見下ろしながら、岡山駅に入線します。
岡山駅の連結部分では大勢のお客さんが集合。
サンライズ出雲号は数分遅れでやって来ました。
これらの連結が終わると、すぐの発車になります。
東岡山駅で、横浜駅到着前まで放送を行わないという、おやすみ放送が流れました。
内容は特に何の変哲もありませんでしたが、JR西日本がこの放送を行うこと自体珍しいことです。
ちょっと部屋を出まして、根城を変えたいと思います。
連結部を越えましてサンライズ出雲へ。
連結部分は緩やかなご覧のように、Z字になっています。
やって来たのはシングルデラックスとサンライズツインのある4号車です。
サンライズツインのお部屋では、交通系動画投稿者のマトリョーシカさんと合流しました。
サンライズで一番確保が難しいのですが、キャンセルが出ていたとのことです。
今夜、しばらくここにいることにしました。
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2人で寝台特急に乗るなら絶対コレ!部屋数の少ないB寝台サンライズツイン乗車記
ここは夜の東京駅、友人を連れてやって来ました。 ここまでやってきたのは、寝台特急サンライズ瀬戸号に乗車するため。 ずっと寝台列車に乗りたいと言われていたのです。   ...
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年内最後の停車駅、姫路駅に到着しました。
いよいよ時刻は0時になります。
遂に2021年も終わり、今年は全国各地を旅行した印象に残った年になりました。
0時になりまして、いよいよ2022年。山陽明石駅付近で年越しを迎えました。
あけましておめでとうございます。
明石海峡大橋もカラフルにイルミネーションが。これまた素晴らしい夜景です。
あまり年越しをした実感が沸かない中、山陽本線から東海道本線へ入ります。
大阪駅に到着。
今日は元旦なので、大阪周辺では終夜運転が行われています。普段ならこのサンライズが終電ですが、今日はホームに人がいました。
野洲駅辺りからはどんどん雪が積もってきました。
列車が氷を飛ばしてきて、窓一面が氷の粒になります。
しばらくすると、近江鉄道彦根口駅あたりの踏切上で止まってしまいました。
彦根口周辺でもまた停車、近江鉄道の埋もれ度がすごいですね。
米原駅でJR西日本からJR東海に交代されます。 階下であるがゆえ、ホーム上の雪がハッキリと見られました。
列車は雪が積もる関ケ原越えへ。氷の塊が車体に当たるためか、ゴトゴトすごい音を立てて、走っていきました。
名古屋駅を通過、これもってそろそろ寝ようと思います。おやすみなさい。
朝6時頃、朝になって小田原駅を過ぎています。
2022年の幕開けにふさわしい、かなり綺麗な朝焼け。三日月も光っていました。
ようやく自分の寝床に帰還、横浜駅に到着しました。
昨日高松駅で買っておいたシャワーカードを持って、シャワー室へ。
空いているかちょっと心配していましたが、すぐに浴びられました。
ここにカードを入れると、お湯を6分間使うことができます。
使わない時はストップを押しておけば、タイマーも止まります。時間を気にしていれば十分な長さと思います。
ここのドライヤーの風はかなり弱め。ちょっと濡れてるくらいにはなりますが、髪の長い方はかなり苦労すると思われます。
ロビーへ出た頃には品川を通過。
東海道新幹線と共に、都会の中を駆けていきます。
そしてビルで隠れていた初日の出が、ちょっとだけ見られました。
それに見とれていたらもう東京駅、大急ぎで片付けをします。
定刻で東京駅に到着。
連結部分には関ケ原からの雪が運ばれていました。
寝台特急で年越しをして、初日の出を見ながら東京へ、一生の思い出となりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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【鉄道会社が産んだ初詣】スカイライナーを使った成田山開運号乗車記[年越し2022(6)]
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