ここは下関駅、10時半頃です。
なんてことない午前中の駅のホーム、しかし、翌日には大勢の人々で賑わいます。
この日はWEST EXPRESS銀河が初めて大阪駅へ向かう日となりました。
この列車は山陽本線をほぼ走破するルートを取るのですが、走行時間は非常に長く、11時間半近くとなっています。
そこで、今回は普通に追いかけるのではなく、山陰を経由し、在来線特急を利用して追いかけてみることにしました。
1038 下関
下関駅を出発。大阪まで550km以上走る列車が発車しました。
さて、それでは今すぐにでも追いかけたいところですが…。
次の列車は11:14。しかも新山口から乗り換えるスーパーおきの時間を考えれば、11:47の列車でも間に合います。
1時間以上の待ち時間を下関駅にあるモスバーガーで過ごすことになりました。コンセント付きの座席がたくさんあります。
1100 新下関〜
下関駅で日本旅行さんから頂いた銀河特製弁当を食べます。秋の味覚がたくさん詰まっていて、特に山口・広島を中心とした沿線の雰囲気が感じられるお品となっていました。
WEST銀河のお弁当に対抗して下関駅で駅弁を購入することにしましょう。
と思ったら、下関駅では駅弁を販売しなくなり、新山口駅に集約されてしまったそうです。
1114 下関
と言う訳で予定を変更し、11:14下関駅発の列車に乗車、新山口駅へ向かうことにしました。
1158 防府
WEST銀河はたくさんの人々にお出迎えされます。この先の停車駅では本当に多くの人たちが注目していました。
1220 新山口
普通列車は新山口駅に到着。ここから13:01発の特急スーパーおきに乗車するまでしばらく時間があります。
ここで新幹線の待合室の隣にある売店で駅弁、ふく福飯を購入。Go toトラベルの地域共通クーポンのおかげて立派なものを買えました。
新山口駅のホームには銀河の停車位置案内。乗れない人たちを羨ましがらせるワルい子です(笑)
1250着/1305発 柳井
新山口駅で待っている間、WEST銀河は15分間柳井駅に停車し、ホーム上ではたくさんの出店がされています。
その隙にこちらも追撃開始。
1301 新山口
スーパーおきで山口線、山陰本線を経由し、日本海沿いに山陰をひた走ります。
1315 山口
山口市の中心、山口駅では多くの方々が利用されます。
柳井駅で買ったものや、ツアーで頂いた月でひろった卵を食べます。ついつい物を買い過ぎでしまいますが、それだけ山陽には魅力がいっぱいなんですね〜。
山陰組も負けていられません。新山口駅で購入した、ふく福飯をいただきましょう。
ふぐの天ぷらと唐揚げが入っていて、魚でありながらお肉のようなしっかりとした歯ごたえです。
スーパーおきは特急ですが、山口線内では振り子を停止させているのであまりスピードを出しません。
1352 宮島口
一方こちらは山口県を抜け、広島県へと入りました。
1436 益田
益田から先、特急は本領を発揮、スピードをどんどん上げていきます。
WEST銀河は広島駅の手前、横川駅で20分以上の停車をしてました。大きな駅の手前ではこのように長い時間停車させられることが多かったです。
1456 広島
広島駅を発車すると、ツアーで温かなもみじ饅頭をいただきます。
こちらもそろそろ小腹がすく頃。新山口で買っておいたバタークッキーを食べることにします。
1558 大田市
益田を過ぎてから見えていた日本海、いよいよ近づいてきて迫力が更に増しました。
1611 三原
一方こちらは夕日の瀬戸内海が見えてきました。尾道水道に大きな橋が架かっているのも象徴的な景色です。
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【昼行上り一番列車】WEST EXPRESS銀河 山陽ルート乗車記
これまで本ブログではWEST EXPRESS銀河の記事を複数製作して来ましたが、それらはすべて他の方々が乗車したものを記事にする形でした。 しかし、今回はいよいよ自身で乗車することになります。下関から ...
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1622 出雲市
出雲市駅では向かい側のホームに特急やくもが停車していました。これで岡山で降りても良いのですが、今回は在来線特急でなるべく山陰を行きます。
1632 宍道
この区間でおなじみ宍道湖の案内を聞き、宍道駅に到着しました。
1647 松江
ここで2本あった飲み物がなくなってしまいました。まだ乗車時間は1時間ほどあるのですが、少々我慢を強いられます。
一方でWEST銀河にも自動販売機は設置されていないため、飲み物を飲むことができなくなってしまいました。福山駅の1つ前、備後赤坂駅で30分も運転停車するのに自動販売機へ行けないのが少し辛いところです。
1725 福山
福山駅からは夕食のお弁当が積み込まれました。
1816 鳥取
鳥取駅に到着。
山陽本線の新山口駅にやってきています。 この駅は山陽新幹線のぞみ号も多く停まる駅で、山口県の玄関口と言っても良いでしょう。 県庁所在地の山口や萩へのアクセスにはここからバス ... 続きを見る
【全区間乗車】5時間以上かけて山陰を横断する特急スーパーおきに乗車
ここで大阪方面への特急スーパーはくとに乗り換えます。結構時間があるので買い込みへ。
1823着/1838発 倉敷
その間、倉敷駅ではおもてなし停車中。改札前では岡山の名物が販売され、出発式まで行われています。
1840 鳥取
ここからスーパーはくと14号京都行きに乗車します。
1903 岡山
岡山駅からは車内販売ワゴンが乗って来られるので、簡単にお腹を満たすのには困りません。アイスクリームとホットコーヒーで銀河の後半を楽しみます。
一方、車内販売のないスーパーはくとに乗り込む前、鳥取駅で買ってきたのはこちら。
梅おにぎりとひのとりコーヒーでした。地域共通クーポンが無いとこうなってしまうのです…。
1908 智頭
真っ暗な中を列車は進み、智頭駅からJRとは別会社である智頭急行線へ入ります。
2010 姫路
山陽本線へ入り、姫路駅ではずっと並ぶビルのの合間に姫路城がドーンと迎えてくれます。
2046 姫路
ようやくWEST銀河も姫路に到着。という訳で…
2104 大阪
スーパーはくとが先に大阪駅へ到着ということで決着です。
2202 大阪
1時間ほど経ってWEST銀河も大阪駅に到着しました。
下関や新山口、鳥取での乗り換え時間が長くなっております。さらにWEST銀河は561.2km、山陰ルートは657.7kmと100km近くの差があり、前者は電化区間、後者はほとんどが非電化区間という違いもあります。
それでも銀河の方が時間がかかっているというのは途中の停車時間の長さが一番の理由でしょう。
そのような手間を掛けても、この列車を運行させてくれているというのは本当に嬉しいことです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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Q:在来線特急だけでどこまで行けるの?A:下関から仙台まで行けます
下関駅から仙台まで在来線特急だけで行けるようになったみたいです。 せっかくなのでそれを試してみましょう。最少である2回の乗り換えだけで行ってみたいと思います。 (※実際にはWEST銀河は日本旅行による ...
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