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【最終列車】踊り子185系定期列車ラストラン!多くの人達に見送られ…。
2020年3月のダイヤ改正で、伊豆特急は大きく変わりました。 伊豆方面の看板列車はスーパービュー踊り子からサフィール踊り子へと掛け替え。新たなフラッグシップとして活躍してい ...
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2021年3月12日、185系は定期列車として特急踊り子の運行を終えました。
今日から定期列車の特急踊り子は全てE257系によって走ります。
そして本日からはJR東日本の在来線特急で広がってきている、自由席の廃止。この波が特急踊り子にもやって来ました。
東京駅にはE257系の特急踊り子が停車中です。
これだけならば特に珍しいことはありませんが、今日からは連結され、14両の長い編成で運行されます。
それは後部車両に修善寺行きが連結されているためです。
また、東京〜伊豆急下田までの車両は中央線の特急で使われていたもので、E257-2000と付けられています。
一方修善寺方面へ走るのはE257-2500で、房総方面へ運行されていた特急列車。
それもあって連結されている車両同士は少々違っていて、修善寺方面の方が若干小ぶりに見えます。
さて、冒頭でも触れたとおり特急踊り子が全車指定となったことで変わったのが、網棚部分に灯されたランプです。
座席未指定券を持っている人は赤いところに座る、他の特急とシステムは全く変わりません。
昨年デビューした時からランプ自体はありましたが、機能はしていませんでした。
今回熱海までは指定席を取りましたので、緑色になっています。
また、テーブル裏にはランプの案内がシールで貼られるようになりました。
東京駅を発車しました。
ダイヤは以前と同じですので、これまでと同じように新幹線や通勤列車と並走していきます。
とは言ってもやはり窓が開いた頃に比べると迫力は落ちてしまうものです。
中央線の特急として走っていたE257系を改造して作られた特急踊り子。
コンセントや大きなテーブル等、機能面では非常に向上したと思います。
一方で座席の所々には長く使われてきたと感じられる傷などが目立っていました。
特に不便はありませんが、ちょっと気にはなってしまいます。
横浜駅を発車。
途中で通勤列車を静かに追い抜かしていきます。
しばらくすると東海道沿線で見られる海も現れました。
空が雨模様なのは残念ですが、こちらは伊豆をイメージした車内とマッチしているようです。
JR東日本とJR東海の境界駅、熱海駅に到着しました。
ここでは列車の切り離しが行われます。
先に発車するのは伊豆急行線に入る伊豆急下田行き。一方後ろについていたのが修善寺行きで、JR東海へ入ります。
踊り子が全車指定席となったことから、JR東海で初めて座席未指定券のサービスが始まったことになりました。
せっかくなのでこの区間だけは座席未指定券にしてみました。
システムの変更など少々面倒だったのではと思います、それでも運行を続けてもらえたのは嬉しいですね。
ついに丹那トンネルの中に赤と緑のランプが点在するようになりました。
三島駅に到着。これまでの185系よりもJR東日本車両なので、より違和感を感じます。
ミュージックホーンを鳴らしながら、三島駅から伊豆箱根鉄道へと走っていきました。
修善寺方面へも新型の特急列車が走り始め、伊豆箱根鉄道にとっては非常に明るいニュースです。
伊豆でも観光産業は厳しい局面に立たされていますが、この出来事が暗いトンネルの先に見える光になってくれればと願います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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