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【私鉄最長】加納→茶所の400mを3時間かける名鉄最長大回りへ[サロンカーなにわ城崎(3)]
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※レンズ汚れのため一部画像がぼやけています。
今日は高山方面からやってきた特急ひだ36号に乗車します。特急ワイドビューひだは名古屋と高山,飛騨古川,富山を結ぶ特急列車ですが、こちらは通常とは違ったルートを通ります。
左側のひだ16号は名古屋行き、そして右側のひだ36号は大阪行きです。岐阜駅まで連結して運行され、ここで切り離されます。
今日乗車するのは特急ひだ36号の大阪行き。
中々機会が無かったのですがようやく乗れることになりました。
1968年10月,特急ひだ号は急行列車から格上げされ,名古屋から高山経由で金沢までを結びました。1985年には飛騨古川〜金沢が廃止されましたが、1990年には富山行きに戻り、現在に至っています。
(spaceaero2-Own work/CC BY-3.0
https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:JR_West_takayama_kiha58_6001_osaka.jpg#mw-jump-to-licenseより)
一方で大阪と高山を結ぶ列車は急行たかやまが前身です。キハ58系が使用され、車内設備はリニューアルによってリクライニングもできます。
急行たかやまは1999年に廃止され、大阪ひだへ格上げされました。
今回乗車している列車は名古屋行き,大阪行き共に高山発ですが、大阪発は飛騨古川止まり、名古屋発は富山まで行く列車です。
また、大阪ひだにはグリーン車がついておらず、相手の名古屋行きに中間車両型のグリーン席があります。
米原からはJR西日本に入ります。
ここで車掌さんもJR東海から西日本の方へ交代。いよいよ大阪ひだの面白いところ。
キハ85の車内で草津の文字を見られるとはなんとも感慨深いです。
新幹線は止まらないけれど大きな駅である岐阜や大垣から大阪へ直接行ける大阪ひだは結構役立つのかもしれません。
特急ひだのように東海地区から大阪へ向かう在来線特急として、2016年3月まで大阪しなのが走っていました。JR東日本、東海、西日本の3社をまたぐ最長在来線特急でしたが、利用客の減少によって廃止されています。
一方で大阪ひだは現在も運行されていますが、それほど利用客が多いようには思いません。
この列車のメインの客層は、大阪から高山へ向かう乗り換えを最小限に抑える団体客です。普通のお客さんはあまり利用せず、そもそも認知されていないのではないでしょうか。
一方で大阪しなのは団体客もあまり利用しなかったのだと思われます。いくら団体でも大阪から長野だったら乗り換えるでしょうから…。
県庁所在地の大津は通過しまして、京都に停車。
京都にJR東海の在来線列車が来てるってやっぱり違和感しか無いですね。
京都を発車するときにはワイドビューチャイムが流れます。まさかJR西日本の方がワイドビューチャイムを鳴らしてくれるとは思いませんでした。
大阪駅に到着。西日本の車両たちの中に東海が1本だけあるのは違和感でしかありません。
と思いましたが、隣の大阪環状線がオレンジだったので意外と馴染んでいました(笑)
キハ85系は方向幕を回し、シュプールが出てきたところです。
HC85系がデビュー予定の2022年、大阪ひだが生き残るのかは微妙なところ。今度は夏の、日が長い時期に前面展望を楽しみたいと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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