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夜の日豊本線特急列車 ソニック&にちりんで大分から宮崎へ【九州一周7】
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宮崎で宿泊した後、早朝の普通列車で西へ進んでいきます。
暗い中ずっと眠ってしまっていましたが、都城駅に到着。
ちょうど太陽も昇ってきて、これからローカル線の旅の始まりです。
今回は都城と吉松を結ぶ吉都線に乗車します。
吉都線にあやかってキットカットのラッピングを施したりしていたこともありました。
都城駅を出発してしばらくすると目立つ駅、万ヶ塚駅に到着。
おそらく『たくさんのお墓』があったことからこの地名がついたのかなと思いましたが、『漫画塚』みたいですね。
漫画の里みたいな感じで町おこしできそうです。
朝日に照らされた木々を見ながら、列車は高崎川を渡ります。
しばらくすると左手には霧島連山が見えてきました。吉都線、えびの高原線で象徴的な景色です。
吉都線内では比較的大きな駅、高原駅に到着。
現在では使われていないものの、植物に支配されたホーム跡も見られました。
吉都線は霧島連山を取り囲むようにして走っていきます。
3つ山になっているところがありますが、左から丸岡山、夷守岳、甑岳(こしきだけ)です。
少し進むだけで山の見え方が変わるので正直どれがどの山なんだか分からなくなってしまいます。
でも、同じものなのに常に違った景色を楽しめるのは良いですね。
吉都線で小林駅が近くなると、家々が多く立ち並ぶ町が見えてきました。
吉都線で一番大きな駅、小林駅に到着です。
列車にはボックスシートにそれぞれ1〜2人くらい乗車していましたが、ほとんどの方が下車していました。
旧駅舎の部分にはKITTO小林という小林市地域・観光交流センターが建てられました。交流スペースや観光案内所、宮崎交通が入っています。
JRとバスの結びつきを強いものにする役割を担っているようです。
小林駅で反対方面の列車を待ち合わせ、再び発車しました。
西小林駅を過ぎたあたりで、霧島連山では一番高い山である韓国岳(からくにだけ)が見えてきました。(中央やや右の平たい山で、遠近法的に高くは見えない)
韓国岳と言っても、韓流だからとかではなく、朝鮮半島が見渡せるほど高いというところからつけられたそうです。実際には見えないそうですが…。
『えびの』とつく最初の駅、えびの飯野駅に到着。
モルタル造りの立派な駅舎です。えびのシリーズの駅では一番大きな駅のようで、急行が止まっていたのもここだけだったそう。
さっきまでとは違い、たくさんの山がたくさんつながっているように見えてきて、まさに連山の景色になってきました。
やはり手前の方に建物がないと遠くまで見通せ、山の裾まで見られて良いですね。
えびの駅は瓦屋根の乗った立派な木造駅舎。古民家のような佇まいです。
列車の窓を少しだけ開け、風を感じながら田んぼの中を駆けていくのも素敵なもの。
ディーゼル音を響かせながら壮大な山々を魅せてくれる吉都線、とても素敵な路線でした。
吉都線の終点、吉松駅に到着です。
吉松駅ではかなり時間があったので、駅前の温泉へ。
外観からしてなんだか普通のお家みたいですが、中も同様。住宅を改装したようなイメージです。
次回はかつては鉄道の集約地として大変な賑わいを見せた吉松駅をご紹介します。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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