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【鉄橋が上下する廃線跡】保存される筑後川昇開橋・痕跡残る佐賀線廃線めぐり[史上最長片道切符の旅(10)]

2022年2月19日

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熊本駅からは鹿児島本線の普通列車で、福岡県みやま市・瀬高駅に来ました。

 

ここで降りたのは、かつて乗り換え路線があったため。それが佐賀線です。

 

(地理院地図を改変)

佐賀線は鹿児島本線瀬高駅から、長崎本線佐賀駅までを結んでいました。

途中には鉄道の昇開橋があるという、非常に個性的な路線だったのです。

 

佐賀線は瀬高駅の0番線から出発していました。

現在は2面3線ですが、佐賀線の切り欠きホームの跡を見ることができます。

 

その跡地は自転車置き場となっています。

 

佐賀線の代替として、西鉄柳川駅で乗り換えの堀川バスと西鉄バスが運行されています。

今回はフォロワーさんに車を出していただき、廃線跡に沿うこととなりました。ありがとうございました。

佐賀線はしばらく鹿児島本線と並行し、国道209号線の高架あたりで西へ分かれました。

 

離れていった廃線跡も、高架下を通っているのが分かります。

 

廃線跡が道路と交差。明らかにカーブが鉄道です。

 

佐賀線は矢部川を渡っていきました。

 

線路跡は柳川筑後線という道路に転用されています。

各廃駅跡には簡単なモニュメントが建てられています。

 

三橋駅跡の近くは資材置き場となっており、枯れ草が茂ってました。

 

また、ニツ河小学校南の先には百町駅跡があります。

 

その先では西鉄天神大牟田線と立体交差。

近くには矢加部駅がありますが、佐賀線との乗り換えはできませんでした。

 

この先は遊歩道となっているようで、この先には筑後柳河駅が設置されていました。

 

次の東大川駅跡は、大川東ICを降りた広い交差点に位置しています。

 

こちらが佐賀線で一番の見所と言える、筑後川昇開橋の福岡県大川市側に到着しました。

大川テラッツァというコンテナカフェがオープンしています。

 

ここにはかつて筑後若津駅が設置されていました。

 

この橋は鉄道が通るときは通常通り橋として機能しますが、下を船が通る場合は支障が無いよう、上に上げるというものです。

筑後川昇開橋は重要文化財に指定されており、夕焼けもきれいな観光地となっています。

 

ここは遊歩道に整備されており、橋を歩くこともできます。

休業日

毎週月曜日(祝日のときは翌日)と、12月29日~1月3日。

開放時間

3月~11月…9時~21時

12月~2月…9時~17時

【公式】筑後川昇開橋HP

 

駅からは廃線跡へ遊歩道が続いています。

両脇には不思議なモニュメントが置かれていました。

 

ところどころ設置された囲いは、昇開橋を簡略化したデザインに。

 

昇開橋はこの角度から見てもそこまでその形がわかりません。これをはっきり見られるよう、並行する橋を渡りましょう。

 

こちらの道路には、筑後川昇開橋の方向を示す看板があるので、結構わかりやすいです。

 

横から見ると、昇開橋らしいシルエットを楽しむことができます。

 

佐賀市側は橋の駅ドロンパというお店があります。

ここには小さな山の諸富鉄橋展望公園が整備されています。

 

こちらには現役時代の写真がタイルで貼ってありました。

 

ここから先は階段に線路が埋め込まれています。

向こうへはサイクリングロードとなっていきました。

 

諸富駅跡は諸富文化体育館などの施設へ変貌しています。

 

駐車場の端には諸富駅跡が残されていました。

 

廃線跡は道路を斜めに越えます。サイクリングロードとしてはかなり立派なものです。

 

サイクリングロードの終着となる、南佐賀駅跡までやってきました。

少し消えかかっていますが、右下の筑後川昇開橋から続く赤い線がその跡地です。

 

サイクリングロードの終わる南佐賀駅は、ホームなど綺麗に残されています。

 

駅名標もまた青文字で、ちょっとした無機質さが良いものです。

 

駅舎は公園のお手洗いになっていますが、割ときれいな状態で残っています。

 

ここには当時の運賃表、発車時刻表が再現されていました。

時刻を見てみるとローカル線にしては、それなりの本数が設定されている印象です。

 

駅は単式ホームでしたが、引込線が設置されていました。

 

駅のすぐ近くには踏切があったのか、当時かららしき看板も立てられていました。

 

サイクリングロードはここで終わり、道路になるので車で走っていきます。

 

途中渡った橋のところには、蒸気機関車のモニュメントがくっついていました。

 

佐賀銀行事務センターの脇道を入りますと、佐賀線と長崎本線の合流点を見られます。

 

佐賀線の高架が奥に向かって長崎本線へ近づいていきました。

 

長崎本線の高架下から覗き込むと、黒ずんだ高架橋が近づくのが分かります。

 

そこには上へ上がれるサビサビの階段があり、職員さんが上り下りしていた頃を思わせます。

 

ここをハイパーサルーンが通過。

長崎本線を新鳥栖側から来ると、左手に佐賀線の高架を見られます。

 

佐賀駅に到着しました。

最後にこの駅に残された佐賀線の痕跡を見ていきましょう。

 

やってきたのは長崎本線、1,2番線の島式ホームです。

 

鳥栖方には佐賀線の発着していた、切り欠きホームが残されています。かつては3番線ホームでした。

 

レールの剥がされた佐賀線ホームを横目に、長崎本線が入線の列車が入線。こちらに乗って西へ向かいます。

今回佐賀線の廃線跡を巡るにあたって、hatenaさんに車を出していただきました。ありがとうございます。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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