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【引退】485系の車内が残されていた!快速ジパング平泉乗車記

 

今日は青森駅から第三セクターを下って、盛岡駅に来ました。

発車標を見ていると何だか不思議な列車が表示されていました。その名も『銀河リアス号』。

 

リゾートあすなろの車両を使用して釜石線を走り、三陸鉄道の恋し浜駅まで入るという団体列車でした。

 

是非乗ってみたいですが、今日はこの列車に乗る訳ではありません。

 

列車を見送った後、再度発車標を見ていたら『ジパング平泉2号』というのがありました。

少し前ジパングが無くなると聞いたことがあったため、せっかくならと乗車することにしたのです。

 

そしてその判断は正しく、ジパングは本日9/26をもって通常運用を終了、10/10に団体列車によるラストランが行われることになりました。

今回はそんな快速列車ジパング平泉の旅です。

ジパングは盛岡駅7番線ホームに停車中。

この列車は盛岡や東北新幹線の駅から平泉へのアクセスを担う列車です。

 

平泉といえば中尊寺金色堂、マルコポーロはこれを見て日本を黄金の国ジパングと呼んだとされています。

この列車名は平泉を重点に運行される列車ですから、そう名付けられたのでしょう。

 

1号車の車内に乗り込むと、とっても不思議な空間。何枚かの映像パネルが出迎えてくれます。

ここには平泉を中心とした観光案内の映像が流れます。

 

指定席の車内はご覧の通り、全て窓が正面にある構造です。

 

天井を見てみると和室を思わせる日本らしいデザインでした。

9:46、盛岡駅を出発。

8/9という混雑する時季でしたが、指定席には大体の区画に人が埋まっているくらい、自由席は半分ほどの乗車率でした。

引退の報道がされてから急激に利用客が増加したようです。

 

列車は盛岡の市街地から離れていきます。

 

新幹線の高架橋を横に走っていくところ、壁には200系の絵が描かれていました。



ジパングの車端部にはフリースペースとして展望席があります。

座席としては簡易なものですが、前面展望を楽しむには十分です。

 

この先にそこまで素晴らしい景色があるようには思いませんが、ある程度の田園風景を楽しむことはできます。



花巻駅に到着。

ここでは先に発車した銀河リアス号が停まっていました。

 

お互い観光列車のようなものなので、手を振り合ったりして楽しみます。

あちらは進行方向を変えて釜石線へ、よい旅をお過ごしください〜。



さて、ジパングで一番の特徴は485系を改造した車両ということです。走行中は確かに大きなモーター音を立てていました。

ジパングは4両編成、そのうち指定席の先頭と最後尾の計2両は485系の改造とはいえ、足元以外ほとんど作り変えられてしまっています。

 

しかし中間車両は青森から特急白鳥の485系を持ってきて、多少のリニューアルを施しただけに留められているのです。

 

というわけで2号車周辺を見てみましょう。

 

元々の車両については四角い扉、一般的な特急列車と同じです。

 

ドア近くに設置されたゴミ箱は上に引き上げる形、普通であれば押し込む形なので、こういうのは初めて見ました。

 

古いながらお手洗いだけでなく洗面台もあって、元々特急列車であったことが分かります。

 

洗面台周りは黒く塗られていて、シックな感じです。

 

天井を見てみると明かりは豆電球。もちろん全部がこれなはずありませんが、一部だとしてもこんなの初めてみましたね。

 

自由席の方は座席を中心にリニューアルされてはいるものの、通常の特急時代の雰囲気を残しています。

 

車両の間にはデッキが無いところもあり、貫通扉を開けるとすぐに自動扉が開くという構造です。

 

この自動扉が開くときの音もガリガリガリッとかなり大きく、その古さを思い知らされます。



1、4号車は元々お座敷列車『やまなみ』でした。

これを使って『リゾートやまどり』に改造する事になったのですが、その時余ってしまったのがこの1,4号車なのです。

そんな過去があるためか、ドアの窓は丸くなっており遊び心が感じられます。



北上駅にて10:24〜10:29まで5分の停車。

ここは東北新幹線の駅なので接続を取っていると思われます。

仙台からのはやぶさ103号は10:29着、盛岡からのやまびこ52号は10:27着です。

仙台からの便は乗り換えられませんが、おそらく一ノ関まで新幹線で行き、折り返しのジパングに乗ってくださいということなのでしょう。

 

車窓は全体的に単調、しかしのどかな様子を見られるので東北新幹線よりは面白いと感じます。



水沢駅に到着。

新幹線駅は離れたところにある水沢江刺駅ですが、奥州市の中心的な駅になっています。

 

北上川を正面に見ながら走っていきます。

 

そして多くの人が目的地とする平泉駅に到着しました。

2011年には駅舎など茶色を基調としたものにリニューアルしており、平泉観光の玄関口として機能しています。

 

指定席のお客さんは平泉駅で殆どがいなくなってしまいました。

この列車の目的は新幹線駅と平泉のアクセスを確保するですから、その目的を十分果たしているということになります。

 

盛岡駅から1時間23分の11:09、終点の一ノ関駅に到着しました。

折り返しは1号で順番が変わっている、ちょっと不思議なことです。

 

鉄道ファンとしては昔ながらの485系を楽しめる素晴らしい列車でしたから、是非残ってほしかったもの。

しかしコロナ禍に関係なく乗車率は低かったようですから、仕方ないのでしょう。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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