JR西日本 岡山

定期最後の国鉄型電車特急 特急やくも381系の先は長い?

2021年3月16日

 

2021年3月、首都圏で最後の定期国鉄型特急、185系踊り子が運行を終えました。

最終日には多くの鉄道ファンが押し寄せ、最後の姿を見届けることとなりました。

 

その翌日、やって来たのは山陽の鉄道の集約地である岡山駅です。

発車標に表示されているのは山陰の出雲市まで走る特急やくも。

 

185系が定期運行を終えてから、特急やくも381系は通常乗れる、最後の国鉄型電車特急です。

 

リニューアルしてゆったりやくもという愛称がついた381系。今回は長い間使用されているこちらの列車に乗車していきます。

今回は最終の特急である、やくも27号でした。

自由席は各ペアの座席が殆ど全て埋まる混雑度。岡山から山陰の各地方へ帰っていく、そんな客層に思えます。

 

残っていたのは窓側にスペースが空けられた1席だけの座席でした。

こちらは冷房装置が車両下にあり、天井から送風するためのダクトが壁から出っ張っているため、窓側に座席を置けないのです。

 

一人席と言っても通路側なので眺望的にはあまり良くありません…が、すでに人がいる隣に座るよりかは良さそうなので、ここにしましょう。

先にお話した通り車内はリニューアルされているので、中にいる時には国鉄感を感じません。

こちらの座席もデザインや質感からして、かなり新しそうです。

 

リニューアルは2010年までに約40億円かけて行われました。テーブルなども大きく、古さはほとんどありません。

 

岡山駅を発車すると自由席では検札が行われます。

最近は情勢を踏まえてスタンプを押さないことも多いですが、ここでは全員押して回っていました。

 

倉敷駅に到着するときにはちょうど、117系が岡山方面へ発車するところでした。

 

倉敷駅のプラットホームに美観地区をイメージした、なまこ壁のデザインがなされているのは有名な話です。



列車は伯備線に入りました。『お弁当や飲み物を落とさないよう』という注意の放送も流され、いよいよ振り子機能が目立つようになります。

と言っても振り子によって車体が傾いているとはあまり分からず、ワチャワチャとした揺れの方が相当なものでした。

 

381系に乗ったらぜひ見ておきたいのが洗面所です。

初期の振り子を作動させる特急やくも。そのため酔ってしまう人に向け、エチケット袋が備えられています。

 

長距離バスなどではよく見られますが、鉄道ではここくらいでしょう。

 

備中高梁駅には蔦屋書店、スターバックスコーヒーが併設された高梁市図書館があります。

2015年に新しくなった駅舎は非常に綺麗で、ホームからもその様子が伺えました。

 

真っ暗で何も見えなかった車窓に灯りが増え始めました。

やくものチャイムを鳴らしながら、新見駅への停車がアナウンスされます。



下車したのは新見駅。

やはり国鉄らしさを感じるのはこの外観です。他の気動車特急よりも遥かにその雰囲気を感じ取れます。

 

(Spaceaero2-Ownwork/CC BY-SA4.0
https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:JR_shikoku_8600_series_EMU_ishizuchi_shiokaze.jpg#mw-jump-to-license より)

JR西日本は2020年10月に発表した中期経営計画で、特急やくもへの新型車両投入を発表しています。

2019年にはJR四国の8600系が試運転だけでなく、団体列車として走ったこともあり、置き換えも現実味を帯びているようです。

 

185系の定期運行終了は、引退が話題になる前に十分乗っておくべきと感じた出来事でした。

381系についても一番輝いている今、ぜひ乗車していきたいです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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