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【最後の最後で企画倒れ!】東京から各駅停車、青春18きっぷ1日でどこまで行ける?[2021山陰・紀伊(1)]

2021年10月16日

 

今日は早朝の東京駅から、青春18きっぷで西へ向かいます。

東京駅の始発列車からずっと乗り継いで行くと、1回分で小倉まで行けるというのは有名な話。

 

それでは駅を通過せず、各駅停車だけで行ったらどこまで行けるのでしょうか?

 

今回は実際にそれを検証してみます。

やってきたのは京浜東北線の6番線ホーム。

0441発の各駅停車大船行きに乗車します。

 

流石は東京、この時間帯であってもある程度のお客さんがいらっしゃいます。

 

神奈川県との県境である多摩川を渡るところでは、ちょうど京急が走っていました。

 

0522横浜駅着、ここから先は根岸線へ入ってしまうので下車します。

 

続いては0526横浜駅発の横須賀線に乗車。

 

向こうには東海道本線の列車が到着したところです。

 

しかし、保土ヶ谷駅、東戸塚駅を通過することになるので、横須賀線に乗る必要があります。

そんな東海道本線に乗り換える、大船駅が近づいてきました。

お隣では東海道本線が並走しており、うまく行けばこれに乗り継ぎたいところ…。

 

しかし乗ってきた列車は0544着、一方あちらの列車は0544発なのでとても乗れませんでした。

 

という訳で乗車するのは20分後、0604発沼津行きです。

 

通勤方向とは反対方向でありながら、大勢のお客さんがいらっしゃいました。

 

藤沢駅には小田急のモーニングウェイ50号のEXEαが停車中です。

 

この先は神奈川の海をすぐそこで楽しめる区間に。朝日もキラキラと光ります。

 

熱海駅では大勢のお客さんが降りていかれました。

 

JR東日本エリアからJR東海エリアへ突入、丹那トンネルを通過したのち三島駅に到着です。

 

続いて0729静岡行きに乗車。

先程の列車は沼津行きですが、こちらが三島駅始発なので乗車することにします。

 

それでも座れなかったので、立って寝ることに。時々膝から崩れ落ちそうになっていました。

 

右手には夏らしい富士山も見られます。

 

富士市の製紙工場群も立派。茶色く錆びたこの光景は素晴らしいものです。

 

静岡駅では2分乗り換え、0830発の浜松行きに乗車します。

 

広い広い大井川を渡っているところ、今回は無事座れたので睡眠をとれます。

 

そんなお休み中ですが、乗り継ぎのために浜松駅で起こされます。

 

0941着、0943発という接続の良すぎる乗り継ぎです。

こちらは新快速電車ですが、豊橋までは各駅に停まります。

 

弁天島に架かる橋を渡るところ、浜名湖と繋がっている海は青々としていました。



1017豊橋駅に到着。ここではちょっとした休憩ができます。

続いては1028発の普通岐阜行きです。

快速列車に乗る方が非常に多いため、4両編成の普通列車はガラガラになります。

 

次の西小坂井駅では、豊橋駅を4分後に発車した快速列車に追い抜かれました。

 

蒲郡周辺では遊園地のラグーナテンボスとともに三河湾を見られます。

 

岡崎駅、刈谷駅では後続の快速列車に追い抜かれるため、数分間の停車。

 

大高駅周辺にある貨物線の未成線跡を見て、複々線化されていたらなぁと思いを馳せます。

 

東海地方の中心都市、名古屋駅に到着しました。

 

しかし列車にはそのまま乗車、JR東海の代名詞とも言える東海道新幹線とともに出発です。

 

そして終点の岐阜駅に到着しました。

 

3分後の1249発大垣行きに乗車します。

 

岐阜市の市街地が広がっており、遠くの山には岐阜城も見られました。



大垣駅にて1312発米原行きへ乗り継ぎ。

お客さんは席が埋まるくらい居て、立つことになりました。

 

岐阜県から滋賀県にかけては、東海道線の中で最も山の中を走ることになるでしょう。

 

滋賀県に突入し、1347米原駅に到着。

実際には今日はここで一旦中断、ここから先は別日に始めます。



さて、米原駅に戻ってきました。

今停まっている新快速には乗りません。

 

1359網干行きに乗車します。

 

米原を出ると左手には様々な新幹線車両が展示されています。

試験車両として運行されたもので、非常に個性的な顔つきです。

 

しばらく車内はガラガラで、かなり快適なもの。

 

しかし近江八幡からはお客さんが増えてきました。

駅近くには大きなイオンもあって、発展した様子を伺えます。

 

草津、大津といった滋賀県内の街に停車。

 

トンネルを抜けたところで、ちょうど立体交差する京津線の列車が走っていました。

 

この列車は高槻から先快速になってしまうので、京都駅で下車しました。

 

後続の1517発 普通西明石行きに乗車します。

 

この車両はロングシートで、新快速と比べてグレードが落ちてしまいます。

 

京都駅を出発し、向こうのイオン手前には阪急の線路が見えています。

京阪間の輸送において競争するライバル同士です。

 

ここまでお客さんは少なかったですが、高槻、茨木から立ち客が出始めるくらいに増えてきます。

 

大阪で完全にお客さんが入れ替わるほど、流動が激しいです。

 

さらにここで快速姫路行きに追い抜かれました。

 

神戸の都会的な街並みの横を高架線で走ります。

ここまでピッタリと並行するのは、山手線のようです。

 

今日は曇っていますが、須磨駅から瀬戸内海を近くで見ることができます。

 

特に明石海峡大橋が淡路島へ繫がる姿は堂々たるものです。

 

さらに高さがあるわけではないものの、明石駅では明石城が目の前にあります。

明石周辺は列車内からの車窓が非常に面白いです。



隣の西明石駅で下車。

1735普通列車網干行きに乗車します。

 

だいぶ日が暮れてきて、夕方から夜になり始めました。

 

姫路駅手前では山陽新幹線がすぐ横を走り、今日は500系新幹線が並走してくれます。

 

さて、このまま山陽本線を進んでも良いのですが、非常に接続が悪いです。



結局最終的には同じ旅程になるので、播州赤穂行きに乗って、赤穂線経由で西へ向かうことにします。

新快速播州赤穂行きはここで解結。姫路駅を1824に発車します。

 

相生駅から赤穂線に入りました。

 

播州赤穂行きにて岡山方面への列車に乗り継ぎ。

1分乗り換えで1857発備中高梁行きに乗車します。

 

途中駅ではなかなかレトロな車両にも出くわしました。

 

赤穂線は山陽本線よりも直線的に結ばれており、第二の山陽本線として機能するはずでした。

しかし山陽新幹線が開業し、そのような役割は無くなっています。

 

2009岡山駅に到着しました。

 

次の列車までしばらく時間があったのでしばらく休憩。しかし、最後の最後でトラブルに巻き込まれることになるのです…。



2051発の普通列車に乗る予定なのですが、ホームには行列、何故かサンライズが停まっています。

どうやら雨の影響で、この先の山陽本線で運転を見合わせていたとのこと。

 

既に運転は再開していますが、列車は大幅な遅れを持って到着することになってしまいました。

 

先にやってきたのは普通新見行き、山陽本線内であれば倉敷までいけますが、その先に進むことはできません。

 

番線変更がされまして、ようやく列車がやってきました。

 

2051岡山駅発(33分遅れ)糸崎行きです。

さて、乗車できたのは良いですが、このままでは糸崎駅からの広島行き最終列車に乗り継げません。

接続を取ってくれるのか…?と思っていたら、乗り継ぐ人がいるかどうか、車掌さんが聞いてまわって来られました。

 

が、乗り継ぐのは僕一人だけだったようで、接続は取らないということになりました。

広島へ行くのならば、ここ福山駅から新幹線に乗るよう案内されます。

 

とは言っても広島へ行くことはそこまで重要ではありません。今回はとりあえず行けるところまで行くことにしましょう。



終点の糸崎駅に到着。

ここからは2246発 三原行きに乗り継ぎます。

 

糸崎駅から1駅で終点の三原駅に到着しました。時刻は2303(13分遅れ)です。

 

今回は悪天候のため、三原駅までしか来られませんでしたが、実際には広島駅まで行くことができます。

残念ながら到達はできませんでしたが、ぜひ今度リベンジしたいです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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