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【JR北海道の観光特急】新型車両はまなす編成(キハ261系5000番台)に乗車
2020年10月、JR北海道でキハ261系5000番台がデビューしました。 これによってキハ261系の種類が3つになります。 1つ目はキハ261系0番台。1998年から運行 ...
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はまなす編成の特急サロベツで幌延駅から音威子府駅に来ています。
最初音威子府に2時間滞在、普通列車で稚内へ戻る予定でした。
しかし、放送で特急サロベツ1号が車両故障のため運休、代わりに臨時快速が運転されると案内がされます。
15:02着の列車でやってきましたが、サロベツ1号は15:25の発車。かなり好都合なダイヤです。
また、今回利用しているフリーきっぷでは特急に乗れなかったのですが、臨時快速での運転ということで乗車できるようになりました。
そういう訳で今回は特急サロベツの代走として運行された、臨時快速の様子をご紹介します。
5分ほどの遅れでやってきたのはキハ54系です。
特急サロベツは4両での運転ですが、代行の臨時快速は1両の普通車両。
しかし車内はそこまで混雑しておらず、好みで立っている人はいるものの空席が発生するほどでした。
客層も特急列車らしく、出張や子連れで帰省する方などが多かったです。
この列車は臨時快速で、特急列車と同じ停車駅のため、途中の駅も通過していきます。
宗谷本線の普通列車といえば0系新幹線の転換クロスシートを転用した車内ですが、今回はキハ183の座席を使用した車両です。
座席はリクライニングシートになっていて実際使用されている方もいらっしゃいます。
天塩中川駅には8分遅れでの到着、3人ほど降りていかれました。
通常宗谷本線の普通列車はワンマン運転ですが、この列車には車掌さんが乗り込んでいます。
感染拡大防止のためにも、定期的に車内の換気をなさっていました。
いつもなら普通列車の交換のため、停車することの多い雄信内駅も通過。
特急車両よりもディーゼルの音が直に聞こえてくるので、迫力があります。
幌延駅に到着しました。ここでお客さんが降りていきましたので、車端部のロングシートからクロスシートの方へ移動。
こちらの座席は簡易的なリクライニングもする仕様になっています。
灰皿跡の下にある、白い四角を引き上げて倒します。1段階しか無く途中で離したりすると戻ってしまうのでお気をつけて。
真ん中には大きなテーブルを挟んだ席があります。
車内の半分が進行方向と反対側を向いた、集団見合い型と呼ばれる配置です。
それぞれの座席を回転させることは出来ません。
豊富駅では6人下車。連日の移動で段々と眠くなってきたので少し休むことに。
足元が埋まっているので若干体を斜めにしておやすみなさい…。眠りにつこうとした時でした!
急にドーン!と大きな音がして列車が急停止。
どうやら徳満〜兜沼で鹿と衝突してしまったようです。
周りには森しか無いこの暗闇の中、運転士さんと車掌さんは線路上へ降りて行きます。
貫通扉の窓、中央やや右寄りにはJRの方々が持つライトが見えています。あそこでぶつかってしまった鹿さんを線路の外へ移動させているのでしょう。
こんな寒く暗い自然の中で鹿の処理をしないといけないなんて、本当に大変なことに違いありません。
17:15に運転を再開しました。
稚内市民が多く利用する南稚内駅ではかなりの下車。
それから数分後、最終的には27分遅れで終着の稚内駅に到着しました。
車両横には臨時のサボが入れられています。
旭川から稚内まで長い旅路をようやく走り切りました。
しかしこの列車、まだ今日の仕事は終わっていません。
今度は折返し、特急宗谷の代行列車として再び走り出します。
流石に札幌までは行かず旭川で特急に乗り換えることになりますが、それでも長い道のりです。
旭川へ戻る道中、何もトラブルが起きないことを願いながら出発を見届けました。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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