北海道 JR

【廃止】旭山動物園最寄り駅の北日ノ出駅が寂しすぎた【初北海道の旅16】

2020年2月10日

旭山動物園へのアクセス

旭川駅から旭山動物園へ行く方法として、旭川駅前からのバス(旭山動物園線41・47番線)に乗車するのが一般的です。
乗り場:旭川駅前バスタッチ6番乗り場
所要時間:40分
料金:440円

しかし他にも鉄道で行くことも出来ます。それが今回ご紹介する、最寄り駅の北日ノ出駅から歩くというものです。

北日ノ出駅から徒歩30分で、旭川駅から北日ノ出駅まで340円ですので、バスより若干安くなっています。
ダイヤが合えばこちらの方が良いかもしれません。

それでは旭山動物園の最寄り駅がこちら!

 

…これです。

 

日の出の名とは裏腹に物々しい駅

旭川駅から約20分、北日ノ出駅に到着しました。

 

駅名標は普通のものより字がやや細く見えます。
どうやら最近新しくなったようです。

 

ホームはコンクリートを土台にのせたもので、いわゆる板張りホームのコンクリート版です。

 

ホームへ上がる階段はエメラルドグリーンの塗装がしてあり、つまずかないように目立たせてあります。

 

ホームから降りて、こちらが待合室です。
こんなか簡素で無機質な待合室とは、不気味ですね…。

 

待合室の駅名板、手書きの味があって良いですね~。
ちなみにかつてこちらの駅名板には『北日"の"出』と書かれていたそうですが、現在は『北日"ノ"出』。
そのため、白色ペンキで直した跡があります。

 

待合室の中は内壁がある訳ではなく、コンクリートが積まれただけです。

 

また、昭和の自動販売機の前にありそうなアイスクリームの木製ベンチが置かれていました。

 

なぜか大きな木板があり、ベンチにもたれかかっています。

 

このような簡素な駅は元々仮乗降場だった場合が多く、こちらもそうです。
昭和35年に開業し、JR化時に駅に昇格しました。

 

ところがこちらの駅は1日あたり利用客が1人以下であり、廃駅になる可能性がかなり高くなっています。
コンクリートが積まれただけの簡素な待合室がそば畑の中にある様子、とても面白い駅だと思いますから、ぜひ来てきてみてください!
ただ、訪れる際は普通列車の多くが当駅を通過しますから、お気をつけて!



東旭川駅をちょっとだけ紹介

パソコンのファイルのアイコンのような駅舎です。
しかし、旭川市内というのにこんなに暗いとは…。

 

駅舎内にはプラスチック製の椅子。
また、旭川の地名の移り変わりが感じられるものも。

 

こちら、通常の駅名標。
ひがしあさひ『か』わ駅にっています。

 

一方、ホーロー駅名標
こちらは、ひがしあさひ『が』わ。

 

旭川に鉄道が敷かれた当時、本来の地名はあさひ『か』わだったのですが、鉄道局(後の国鉄)が駅名を、あさひ『が』わだとしました。
しかし、JR化後は正式な、あさひ『か』わに改められました。そのため駅名標は書き換えられていたのです。

ところがホーロー駅名標は国鉄時代から変わらず。誤ったまま残っているのでした。

 

めちゃくちゃ適当な写真ですが(-_-;)
ここから旭川へ戻り、フォロワーさんとイオンでお食事したのでした。

その後は深川市のホテルに宿泊。
明日は留萌本線の駅巡りをするのでそれに備えます。

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