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列車が来なくなった駅 日高本線内最大の静内駅へ訪問
2021年春廃止されることになる日高本線、静内駅に来ています。 ここ静内駅は日高本線の中で最も大きな駅であり、新ひだか町の中心駅です。 そんな静内駅ですが、ご ...
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静内駅からJR北海道の代行バスに乗って1駅、新冠駅にやってきました。
日高本線(鵡川〜様似)は今年3月限りで廃止される路線ですが、途中の駅は大きなものもあって、加えて比較的新しく建てられたものも多いです。
先の静内駅もその一つであり、バスターミナルとしても機能しています。
そしてそのお隣、新冠町の新冠駅がこちら、
クリーム色の壁に濃い緑の屋根が掛けられた、北欧チックなデザインの駅舎です。
建物内は非常に綺麗に整備されていて、暖房も効いています。生活できるのではと思うくらいの快適度です。
駅ノートも設置されていて、日高本線の廃止を嘆く声も多く見られました。
ショーケースには新冠の観光案内や有名なものが展示されています。
それではプラットホームへ。
駅舎に入らなくても直接ホームへ上がれる階段もありましたが、列車が来なくなったからか、ロープが掛けられていました。
ホームは単式ホームで、比較的新しそうに見えます。
実は新冠駅、元々ほんの少しだけ離れた所にあったのですが、1999年に移転。その際にホームも移転したようです。
そのためかつては島式ホームの1面2線だった面影もこのホーム自体からは感じられません。
ちなみに駅舎もその際に建て替えられたため、新しくなっているのです。それにしても1999年に建てられたとも思えない、駅舎のデザインに感じます。
その当時の駅舎の写真が添えられた記念碑が建てられていました。高江駅というのは新冠駅の旧駅名で、1948年に改称されています。
駅舎があったところには駅前通りと国道を繋げる道路が整備され、踏切になっていました。
駅舎の前にはロータリーが出来ており、代行バスも楽々入ってこられます。
駅前通りから駅舎の方向を見てみます。
道路沿いには飲食店などが立ち並んでいて、古い建物があまり建っていないのが印象的でした。
さて、新冠駅の近くには道の駅サラブレットロード新冠があります。ここにはコンセント付きイートインのあるセイコーマートが併設されていて、かなり便利なところです。
ここでは新冠駅の北の大地の入場券を購入しました。
左側の列車は団体列車ということですが、途中に挟まれている車両が気になるところ。
こんなのが日高本線走っていたんですね…。
道の駅の隣にある特徴的な建物は、レ・コード館。
全国から寄贈された100万枚ものレコードが集められているそうです。
今回は更に先へ行かなければならないので入れませんでしたが、面白そうな施設ですね。
再び列車代行バスで日高本線を南下していきます。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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