北海道 JR

廃駅になるとは思えない 駅移転で新駅舎になった新冠駅へ。

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静内駅からJR北海道の代行バスに乗って1駅、新冠駅にやってきました。

 

日高本線(鵡川〜様似)は今年3月限りで廃止される路線ですが、途中の駅は大きなものもあって、加えて比較的新しく建てられたものも多いです。

 

先の静内駅もその一つであり、バスターミナルとしても機能しています。

そしてそのお隣、新冠町の新冠駅がこちら、

クリーム色の壁に濃い緑の屋根が掛けられた、北欧チックなデザインの駅舎です。

 

建物内は非常に綺麗に整備されていて、暖房も効いています。生活できるのではと思うくらいの快適度です。

 

駅ノートも設置されていて、日高本線の廃止を嘆く声も多く見られました。

 

ショーケースには新冠の観光案内や有名なものが展示されています。

それではプラットホームへ。

駅舎に入らなくても直接ホームへ上がれる階段もありましたが、列車が来なくなったからか、ロープが掛けられていました。

 

ホームは単式ホームで、比較的新しそうに見えます。

 

実は新冠駅、元々ほんの少しだけ離れた所にあったのですが、1999年に移転。その際にホームも移転したようです。

 

そのためかつては島式ホームの1面2線だった面影もこのホーム自体からは感じられません。
ちなみに駅舎もその際に建て替えられたため、新しくなっているのです。それにしても1999年に建てられたとも思えない、駅舎のデザインに感じます。

 

その当時の駅舎の写真が添えられた記念碑が建てられていました。高江駅というのは新冠駅の旧駅名で、1948年に改称されています。

 

駅舎があったところには駅前通りと国道を繋げる道路が整備され、踏切になっていました。

 

駅舎の前にはロータリーが出来ており、代行バスも楽々入ってこられます。

 

駅前通りから駅舎の方向を見てみます。
道路沿いには飲食店などが立ち並んでいて、古い建物があまり建っていないのが印象的でした。



さて、新冠駅の近くには道の駅サラブレットロード新冠があります。ここにはコンセント付きイートインのあるセイコーマートが併設されていて、かなり便利なところです。

ここでは新冠駅の北の大地の入場券を購入しました。

 

左側の列車は団体列車ということですが、途中に挟まれている車両が気になるところ。
こんなのが日高本線走っていたんですね…。

 

道の駅の隣にある特徴的な建物は、レ・コード館。
全国から寄贈された100万枚ものレコードが集められているそうです。

今回は更に先へ行かなければならないので入れませんでしたが、面白そうな施設ですね。

再び列車代行バスで日高本線を南下していきます。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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