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【花たびそうや中止】前日夜に観光列車の運休をお知らせしたJR北海道は悪くない!(4)
(アイキャッチ画像:Rsa-Rsaが岩見沢駅で撮影,CC表示-継承3.0 https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:JRH-Kiha40-179 ...
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この日は羽田空港から新千歳空港へ飛ぶ予定でした。
しかし直前になって北海道の臨時列車『花たびそうや』の運休が発表されました。飛行機をキャンセルしてやってきたのはバスタ新宿です。
これから乗車するのは青森行きの夜行バス。当日だったこともあって格安の3300円でした。
A3乗り場に停まっているバスの側面には、やけに目をぱっちり開けながらニヤッと笑う犬。
キラキラ号という名前にそぐう、なんだか不思議なデザインです。
それでは車内へ。この値段の低さなだけあって、4列シートです。
座席自体の快適性としてはなんの変哲もない、普通ぐらいになっています。
リクライニングはこれくらいで、一般的な夜行バスと同じくらいでしょうか。
またパタンと下ろす形のフットレストがあって、足を置くこともできるようになっています。
レッグレストも併せて脚をフラットに流すことができ、ここの快適性はかなり高いです。
テーブルは背面のみで、軽食と飲み物を置けるくらいのサイズ感です。
そしてひじ掛け部分にはコンセントもついています。
最近ではUSBのものも多いですが、この安さで電源を使えるのはかなり良いのではないでしょうか。
翌朝の写真になりますが、最後部にはお手洗いもついています。
バスのトイレというと狭いイメージがありますが…
こちらは1列分全部使っていることもあって、結構広く使いやすそうです。
22:20、バスタ新宿を出発しました。
金曜日だからか座席は割とお客さんが多く、座席ペアもだいぶ埋まっている様子です。
バスの中での過ごし方について自動放送が流れ終わると、車内は完全に真っ暗。スマートフォンの光も周りに迷惑にならないよう気を付けなければなりません。
このままバスは高速へ向かって走り始めます。
最初の休憩は新宿を出発して1時間くらい後、埼玉県の羽生PAと案内されました。
この時は完全にぐっすりだったので、どんな状況だったのかは分かりませんでした。
休憩などは眠っている人のためにマイクによる案内はされず、先頭のカーテンが開けられたら休憩の合図となります。
次の休憩は1時半ごろ、福島県の安積パーキングエリアです。
かなり熟睡できていたようでしたが、いつの間にか肩がカチカチになっていました。
トラックがたくさん停まる中、やけに明るいバスが目立っています。
次の休憩の時には夜が明けてきました。
それでも時刻は早朝4時。まだまだ朝早い時間帯です。
こちらの長者原SAは宮城県になります。
休憩を終えてしばらく走っていると、カーテンの隙間から日の上がっているのが分かりました。
6時ちょうど、盛岡駅に到着です。
ここで大半のお客さんが降りていかれました。需要の高さとしては青森というより盛岡までの方が圧倒的のようです。
再び盛岡ICから東北縦貫自動車道に乗り込みます。
車内に日の光は漏れているものの、まだ電気はつけられません。
ゆっくり休んでいたい方でも安心です。
岩手山サービスエリアで休憩。
ここまで停まった中では一番売店やレストランが充実していました。
8:15ごろ弘前駅に到着、2,3人降りていかれました。
同じくらいの時刻に高速バスが停まっています。
その後も再び1時間ほど高速を走行。
そして青森中央ICを出場しました。
今度は青森駅の線路を越え、駅舎の西側へ向かいます。
車内も電気がつけられて9:15、青森駅に到着しました。
満席だったらかなりきついものになるでしょうが、今回のように空いていれば十分なものでした。
夜に移動する手段として非常に便利なものです。11時間のバスの移動はかなり疲れますが、一つの選択肢として良いと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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