路線バスに乗って6時間半、和歌山県南部の街、新宮に来ています。
-
【日本最長路線バス】八木新宮線を6時間半乗り通してきた
今日は近鉄特急で大和八木駅にやってきました。 ここ奈良県橿原市からは、全国的に有名な路線バスが発着しています。 駅前のバス停には『新宮駅』の文字が書かれています。新宮と言え ...
続きを見る
新宮駅はJR東海とJR西日本の境界駅です。
駅近くのオークワで買い物をしたりしているうちに、暗くなってしまいました。駅舎は国鉄感あふれる昔ながらの雰囲気です。
乗車するのは特急くろしお36号。その10分ほど前に最終の特急南紀が発車します。
特急南紀はディーゼル列車、音を立てながら名古屋へ向かいます。
一方で新宮から新大阪方は電化されています。
これから乗車する特急くろしおは287系電車です。
新大阪までは4時間少しかかります。
反対側に停車しているのは、くろしおが発車して11分後に出発する普通列車 多気行き。
もし特急に乗り過ごしてしまってもこの列車に乗って、近鉄に乗り換えていけばその日のうちに大阪へ着くこともできます。
今回は自由席、一番先頭の座席に座ることにしました。
基本的に座席にはコンセントが無いのですが、車両端だけにはあるのです。サンダーバートと同じですね。
最初に停車するのは紀伊勝浦駅です。
JR東海とJR西日本の境界駅は新宮駅ですが、特急南紀のほとんどはこの駅までやってきます。
次に停車する太地駅はイルカ漁の街、駅にはその絵が描かれていました。
夜のため景色はあまりよくありませんが、月明かりに海が照らされていました。
夜でも海がすぐ近くまであると分かるのですから、昼ならはるかに良く見えることでしょう。
串本駅ではお隣のホームにはパンダくろしおが停まっていました。
側面にはアドベンチャーワールドのラッピングがされています。
周参見駅でもホームにペイントがされていました。
列車は白浜駅に到着、ここで7分ほど停車します。
白浜と言えばパンダのいるアドベンチャーワールドが有名です。
停車案内にもパンダ、
プラットホームにもパンダが描かれていて、パンダだらけです。
ほかにもクリスマス模様にされたペンギンさんもいらっしゃいました。
列車は80㎞/hほどのゆっくりしたスピードで走ります。
紀伊田辺駅のホーム上にはどこでもドアきっぷの広告がされていました。
和歌山市街へと入るとこれまでの車窓とは打って変わって、はっきりと明るくなりました。
列車は和歌山駅に到着。
紀勢本線は和歌山駅から2駅先まであるのですが、特急くろしおは大阪へ向かうためにここから阪和線へ入ります。
阪和線へ入ると一気にスピードを上げ、115㎞/hを超えて走っていきます。
関西空港線との乗換駅、日根野駅に到着。
特に和歌山や日根野からは、ビジネス系のお客さんも乗ってこられるようになります。
かつて特急くろしお駅の発着駅だった天王寺駅に到着。
ここからは大阪環状線へ入ります。
梅田貨物線へ入ると、奥にはビルの間に白いカーテンの掛けられた大阪駅が見えてきました。
今後は大阪駅の地下ホームに特急くろしおやはるかが入れるようになる予定です。
-
【大阪駅の進化】梅田貨物線の地下化・梅田貨物駅の跡地を見下ろす【うめきた 後編】
前回は大阪駅の廃止になったプラットホームを解説しました。 今回は梅田貨物駅の周りを一周し、これから変化していく大阪駅周辺のご紹介です。 大阪駅に入っていくJR線に沿って工事が行われており ...
続きを見る
22:06、新大阪駅に到着しました。
大阪から出発する長距離特急のひとつなだけあって、結構夜遅くの到着です。
夜だったので最初は真っ暗な景色であるものの、阪和線へ入ると都市圏の夜景なんかがきらびやかでした。
このあとはサンライズに乗るため大阪駅へ向かいます。
駅近くで串カツなどをごちそうになりました。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
-
大阪→静岡でサンライズ ノビノビ座席の快適性
新宮駅から特急くろしおで新大阪駅までやってきました。 大阪駅周辺へ移動し、夜ご飯をご馳走になります。 これから乗車するのは寝台特急サンライズ。大阪駅の発車は0:34なのです ...
続きを見る