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【GWの4列夜行バス】パンダ号は辛い?青森→東京10時間の深夜バス[2404-05GW(5)]
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4月27日から5月6日にかけて続いた、大型連休。
首都圏を中心として大都市部から旅行へ出かけた方々が戻ってくる、Uターンラッシュのピークが5月5日でした。
そんな最中の大阪→東京の高速バスに乗車し、渋滞ピークの東名高速道路へ突入。一体どんな道路状況になっているのでしょう。
今回利用する大阪から東京への昼行バスは、大阪梅田プラザモータープールから出発。
大阪駅や大阪梅田駅から少々離れており、歩いて10分ちょっとです。
JRバスによる昼特急は満席だったので、最後に空いていたJAMJAMライナーを利用します。
格安夜行バスとしてよく目にするバス会社で、3列シートになっています。
昼行バスながら、スリッパとアイマスクも用意してくださっていました。
10:00 プラザモータープール 発
最繁忙期のため、当然ながら満席での出発。
運転士さんから詳細な放送が10分ほど行われました。予定休憩場所としては、土山SA、遠州森町PA、海老名SAとのことです。
バスは新御堂筋を北上。真ん中にはOsakaMetro御堂筋線が通っており、何度も地下鉄車両が行き交っていました。
千里ICから大阪中央環状線へ入り、万博記念公園辺りで少々詰まり気味に。
ジリジリと観覧車の横を走っていると、丁度ミャクミャク様のラッピングモノレールが来ました。
2つの大阪万博が半世紀を経ながら、時を同じくしているようです。
吹田JCTから名神高速道路へ入り、比較的スムーズに走り始めます。90km/h前後での走行です。
しかし、京都府へ入って10:42頃、長岡京あたりで渋滞が始まりました。
NEXCOの渋滞情報を見てみると、京都東ICまで17kmの渋滞です。
こちらは京都市中心部で一番近いインターチェンジとなる、京都南IC周辺。
ここから車が合流するため、渋滞が発生します。
京都南ICを越えるとスムーズに動き出し、30分ちょっと渋滞にはまっていたことに。
その後は通常通りの走行となりまして、滋賀県へ入りました。
草津JCTで名神高速道路から新名神高速道路となります。
大津JCT付近では、新名神高速道路西へ伸ばす工事が行われています。
ここは大津JCTあたりで、山の狭間にダイナミックな高架橋を建設している様子を見られました。新名神高速道路は四日市JCTから神戸JCTに至る高速道路、今走ってきた草津JCT〜大津JCTは支線のような区間になります。
12:15 土山SA 着
プラザモータープールから2時間15分。最初の休憩場所である土山SAに到着です。
この先渋滞の可能性もあるため、お昼ご飯も兼ねて40分程度休憩を取っていただきました。
このサービスエリアは上下線集約型の休憩施設となっており、どちら方面からも同じ施設へアクセスできます。
お土産屋さんやコンビニ、フードコートもかなり充実しているので、買い物にも困りません。
渋滞が予測される時には、大きなSAに寄れた段階で、食べ物を買い込んでおくことをお勧めします。
12:55 土山SA 発
到着時に他のバスはいませんでしたが、出発時には名古屋方面をはじめとして数台高速バスが停まっていました。
新名神高速道路は四日市JCTで終わり、ここから伊勢湾岸自動車道へ。
ナガシマスパーランドのジェットコースター群を通過し、名古屋市へ入ります。
13:48、名古屋南JCTを過ぎたあたりで、新東名高速道路にて2件事故が発生しているとの情報が。
運転手さんから、新東名高速道路ではなく、東名高速道路経由で迂回運転を行うと案内されました。
NEXCOの渋滞情報を見てみると、新城IC付近と駿河沼津SA付近で確かに事故が発生しています。
豊田JCTで伊瀬湾岸道路より、東名高速道路へ入りました。
名鉄名古屋本線と並行しつつ、東三河地域へ。
東名高速より新東名高速の景色を見ることが多くなったので、こちらの方が街の中を走っている実感が湧きます。鉄道で言えば新幹線と在来線の関係に近い様子です。
愛知県から静岡県の峠に位置する、宇利トンネルへ。
三ヶ日JCTからは、新東名高速道路の浜松いなさJCTへ連絡道が分岐しています。
当初の予定だと、2回目の休憩地は新東名高速道路の遠州森町PAでしたが、東名高速道路経由になったため浜名湖SAへ変更。
事故処理が終わるまで渋滞が続くと予想されるため、こちらでも25分と長めの休憩が取られました。
14:30 浜名湖SA 着
スタバやサーティワンがあったりと、どこかショッピングモール感のあるサービスエリア。
せっかく休憩時間を取ってくださったので、スタバで動画を送らせていただくことに。
浜名湖SAは景色が綺麗だったりして、渋滞の中でもリフレッシュしやすいスポットです。
14:55 浜名湖SA 発
浜名湖を渡り、引き続き東名高速道路を走り続けます。
1時間ほど経ち、右手には富士山が見えてきました。
静岡市街を過ぎると薩埵峠へ。
東名高速道路の建設時、地滑り地帯を避けてトンネルを通すはずでしたが、そこには東海道新幹線が通ることに。その後発生した地滑りの土砂で海岸を埋め立て、東名高速道路はその上に建設されています。
駿河湾越しに伊豆半島の山々を眺めつつ、ここまでは渋滞を全く感じさせず走ってきました。
16:35 駒門PA 着
浜名湖SAから1時間40分、駒門PAで休憩です。
これからいよいよ長い渋滞区間を迎えることになります。
小さなパーキングエリアで自動販売機とお手洗いくらいしかありませんが、渋滞でサービスエリアへ入れなくなってしまうよりは良いとの判断です。
道路上の渋滞情報でもしっかり、御殿場JCTから大井松田ICで20km・80分の渋滞と案内されていました。
17:00 駒門PA 発
目の前には新東名高速道路が見えており、この先の御殿場JCTで東名高速道路と接続します。
17:02、新東名高速道路から多くの車が合流し、渋滞が始まります。
NEXCOの渋滞情報でも、吾妻山トンネル付近(御殿場JCT→大井松田IC)で21kmの渋滞となっています。
17:25、御殿場ICからも多くの車が東名高速道路へ入ってきました。
バスは運転席との間にカーテンがあるため正面を見られなかったのですが、カーブではご覧の通り。
山の狭間に犇く大群が、赤く悲鳴をあげています。
静岡県から神奈川県へ入り、国道246号と交差。
ここだけ切り取れば下道の方が早く感じ、あちらを羨ましく思ってしまいます。
18:10、山北まで来ると渋滞が緩和。70分かけて約15kmの渋滞区間を抜け出しました。
ちなみに、このバスは定刻通りならバスタ新宿に18:00着。当然ですがこの渋滞で時間通り着ける訳がありません。
都心が近くなると、再び渋滞区間が現れます。
新東名高速道路と接続する、伊勢原JCTを通過。
程なくして18:35、再び渋滞が始まりました。
伊勢原JCTを過ぎてから横浜町田IC手前の約25km、渋滞区間となっています。
こちら厚木ICで降りる車がたくさんいるみたい。
それを過ぎると今度は合流する車が多く流入。ここで渋滞が発生している様子です。
また、NEXCOの渋滞情報によると、海老名SAの先で事故が発生している様子。
ちなみにこの時期の混雑とは反対側の下り線でも、2件事故が発生していました。
圏央道と接続する海老名JCTを越えました。
この先には当初このバスの休憩予定地だった、海老名SAがあります。そちらへ寄る方もいらっしゃるため、これもまた渋滞要因の一つです。
綾瀬スマートICの周辺、渋滞情報ではこの辺りで事故が起きているとされていましたが、特にその様子はありませんでした。
一方で、下り線で発生している事故は処理の真っ最中。
ここを境に下り線の渋滞が始まっていました。
逆にこちらの上り線は渋滞が解消し、横浜町田ICの手前から流れが良くなりました。渋滞区間は1時間くらいです。
用賀で東名高速道路を終えまして、首都高へ入ります。
普段なら途中から一般道でバスタ新宿へ向かうようですが、今回はバスタ新宿近くの初台南まで首都高を使うとのことです。
西新宿JCT真下の交差点で、まもなくバスタ新宿到着の放送が流れました。
20:10 バスタ新宿 着
バスタ新宿には2時間10分の遅れで到着。
当然遅れを承知の上で乗車なさっていた方ばかりだったので、皆さん渋滞中もそれぞれの時間を楽しんでいらっしゃる様子でした。
GWにおけるUターンラッシュピークの、大阪→東京の道路事情をお届けしました。
長時間に渡って運転してくださったドライバーの方に感謝しつつ、締めくくりたいと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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