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※羽田空港の撮影申請を行なっていないため、この記事に関しては収益化していません。
北海道の空の玄関口、新千歳空港。
北の大都市である札幌への足は航空機の独壇場で、新千歳〜羽田は国内のみならず世界屈指の便数、旅客数を誇る航空路線です。
そんな沢山のお客さんが利用する、東京〜札幌の足。
首都圏が大雪に見舞われた影響で何便か欠航し、運航便も天候によっては引き返す可能性もある状態です。
その中の一つである、新千歳空港から羽田空港へ向かう夜のANA便に搭乗。
多くの欠航便が現れて運航便も遅延する空港、雪の羽田へ降り立つ様子をお届けします。
まずやってきたのは、JAL便の受付カウンターです。
航空券予約・購入、変更窓口はこの混雑。ネット予約が普及しても、イレギュラー時には窓口に集中します。
一方で、定刻18:55発の羽田行きに搭乗する方へ向けては、優先レーンも設定していました。
この時点で普通席は満席、クラスJのみ空いている状態です。
こちらはANA系列の状況、AIRDOで運航される20:00発羽田便が欠航しています。
JALほどではありませんが、ANAの方もある程度窓口は混雑している様子でした。
こちらは特に優先レーンを作る程ではなかったみたいです。
羽田便はさらに、21:00発AIRDO共同運航便、21:45発も欠航になっていました。
定刻19:30発から20:15発に変更された便は、普通席が満席になっています。
早めに保安検査場を抜けて、ちょうど1つ前の定刻18:30発羽田便が、19:10から搭乗開始しているところです。
出発は60分遅れとなっており、「遅れ(引き返すことがあります)」表示されていました。東京で着陸ができないと判断されたら、新千歳空港へ戻って来ることになります。
搭乗のため沢山の方が並ばれまして、ロビーは一杯です。
今回搭乗する定刻19:30発も、天候によって引き返す場合ありと表示されています。
また、IBEX共同運行便の仙台行きでは放送にて、新千歳空港へ引き返す可能性があるのでご了承を、と流れていました。
今回ご紹介する定刻19:30発羽田便、20:35から搭乗開始となります。
ボーディングブリッジの凍った結露の向こう側には、A〜K席まである大きな機体がありました。
満席になる直前で、確保できたのは最後の窓側席でした。ワゴンをしまうスペースがあるみたいで、目の前が壁のところです。
21:00になって扉が閉まり、機内安全ビデオが上映されます。
お隣にいるのも定刻20:30発の、同じく羽田行きです。
色んな飛行機たちが集まる半円のターミナルから離れ、滑走路へ向かいます。
特に他の離陸を待つことなく、滑走路に着いたらすぐに加速。
21:15、遂に新千歳空港から飛び立ちました。
空港周辺で旋回していまして、滑走路やターミナルの色とりどりなライトが美しかったです。
しばらくすると苫小牧市街の光が見えてきました。真っ暗な海に掘り込み式の港が縁取られている様子を、はっきり確認できます。
20分ほど経ちまして、シートベルトサインが消灯。
ドリンクサービスは通常通り行われており、キャビンアテンダントの方もワゴンを押していらっしゃいました。
熱いものの制限もなく、コーヒーやスープもいただけます。
22:05、ベルト着用サインが点灯しました。
確かにゆらーっと揺れはありますが、そこまで激しいものではありません。
どの辺りかまでははっきりと分かりませんでしたが、地上の光も雲でぼんやりしています。
22:40、東京湾アクアラインと海ほたるが見えました。
神奈川県側はトンネル、房総半島側は橋という構造が、特に夜の上空からだとよく分かります。
そしていよいよ羽田空港へ着陸、下に一本だけ別の人工島に作られている、D滑走路が見えました。
そして、無事羽田空港C滑走路へ着陸。
特別な大雪の日とは思わせない、普段と変わりない着陸だったように思います。
緑色の誘導灯に導かれまして、第2旅客ターミナルへ向かいます。
東京の雪は雨に変わり、空港の雪は溶けたみたく、除雪作業も行われていませんでした。
雨粒の乱反射に隠されつつも、TOKYOの青い文字は輝きを放っています。
お隣に停まっていたANAの向こう側には、緑色のANA Future Promise Jetがいました。
植物由来のヘッドレストカバーを使ったりと、環境への配慮が各所に見られます。
1時間40分遅れになりましたが、無事羽田空港に到着できました。
到着口の表示板を見ますと、23時前後に到着便がかなり集中していることが分かります。一方で欠航便はそれほど多くないようでした。
大雪の中でもなるべく通常通り飛行機を迎えられるよう、体制が整えられていました。こういった状況下でも運航を支えてくださる方々に、心から感謝したいです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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