現在の時刻は夕方4時。北海道北の大都市、旭川駅にいます。これから明日の朝までに、京都の立命館大学へ通学しなければなりません。
鉄道では到底間に合わないので、北海道のまん中・旭川空港から飛び立つことになります。
旭川空港があるのは旭川市でなく、東神楽町です。
アクセスとして、一応JR富良野線の千代ヶ岡駅から3.7km、歩いて45分くらいで行くこともできます。
ただし、普通の人はこちらの路線バスを利用します。旭川空港行きのバスは9番のりばです。
バス乗り場は北口を出て右側、北彩都病院の前にあります。
飛行機ダイヤと組み合わせたバス時刻表がこちらです。
ツルハビルディング1階に旭川電気軌道バス総合案内所があって、自動券売機が設置されています。
ICカードはAsacaやDoCARDだけ利用可能で、基本は現金。あらかじめ買っておけば安心です。
食券みたいな紙ペラの切符。料金は630円です。
通常の路線バスが到着。
バス停には空港利用というより、東神楽町へ帰るお客さんが並んでいます。
16:25 旭川駅 発
雨に濡れたロータリーから、南へ向かっていきます。
旭川市のベッドタウンとしても栄える、東神楽町です。
町役場周辺の東神楽バスセンターを出ると、真っ直ぐ旭川空港へ。飛行機にすぐ接続するバスじゃなかったので、旭川空港まで利用したのは僕の他に2人だけでした。
17:25 北海道のまん中・旭川空港 着
旭川から1時間バスに揺られ、旭川空港に到着です。空港アクセスとしては市の中心部から、ちょっと遠い印象がありますね。
旭川空港は雪が降る冬季含めても、就航率99%。新千歳空港の95%に比べて、雪に強いことで有名です。
旭川空港からは羽田までJALとAIRDO、現在は季節運航ですが名古屋までANAが就航しています。
今回利用するのはAIRDOのDOユース25。当日現地購入限定で利用可能な価格です。窓側は埋まっていたので、景色は見られ無さそう。
まだ時間があるので、国内線ターミナル内を見て回ります。
1階にはセブンイレブンが入居しているので、結構便利です。
2階には「そらいち」という売店やフードコートがあります。
入っている店舗がこちら。旭川や北海道ならではのお食事を楽しめそうですね。
まるでイオンみたいなフードコート。木目調を多用していてナチュラル感があります。
旭川ラーメンの中で代表的な、梅光軒のラーメンをいただきました。豚骨鶏ガラに魚介スープが美味しいです。
保安検査場を挟んでフードコートの向かいには、お土産屋さんが並んでいます。
右側にあるのは、旭川地区ならではの商品を取り揃えたエアポート・リラがあります。東川ミーツという地元の食材を使用したおにぎりやドーナツ等がコーナーに。クラフトコーナーにもオシャレな雑貨がたくさんです。
3階の展望デッキからは、離発着する飛行機を眺められます。
保安検査場を抜けました。
19:30発の羽田行きに乗り込みます。
北海道を行き来する時はいつもAIRDO。北海道の翼としてそのイメージを確立しています。
座席は2+3+2で大きな機体。旭川〜東京の需要の大きさが分かります。
今回は真ん中3列の右端でした。
座席下にUSB充電ポートが設置されているのも、非常にありがたいところ。
日曜夕方というのもあって、やっぱり人気の便みたいです。
モニターでは全面の離陸の様子を見られました。
飛び立ってしばらくすると、おそらく旭川の市街地でしょうか。辺りが暗くなって、碁盤の目状の光を見られました。
雲の上に出て来れば、まだ夕焼け空を楽しめます。
AIRDOは機内サービスも充実しています。
一番人気なのが、コンソメオニオンスープ。
機内販売でドリップコーヒー付きの、タンブラーを購入しました。これでいつでもAIRDO気分を楽しめます。
飛行機は首都圏の上空まで来ました。
房総半島から東京へ、光り輝く関東平野の様子も素晴らしかったです。
東京アクアライン上空を越えまして、羽田空港へと高度を下げていきます。
21:15 東京国際空港 着
滑走路へ降り立つときにも、モニターでその様子を見られました。
やっぱり北海道と内地の行き来は飛行機が断然便利。2時間もかからずに東京まで帰れます。
羽田空港からは京急線に乗車。この列車は成田空港行きで、首都圏の二大空港を結んでくれます。
東京から京都へは、夜行の手段で移動していきたいと思います。
今回利用するのは夜行バス、しかしその快適さで有名なドリームルリエ号です。
3列シートなのはもちろん、座席はとっても大きくてゆったりしています。
壁やカーテンによりプライベート空間も作り上げられ、個室感があります。
リクライニングも、めちゃくちゃ倒れます。もうこれではすっかり眠ってしまうものです。
今回利用しているアドバンスクラス、料金は9310円と夜行バスにしてはかなりリッチでした。
22:50 東京駅八重洲南口 発
八重洲口のシックな東京駅を出発していきます。
バスタ新宿を経由した後、高速道路を駆け抜けて大阪を目指します。
朝になりまして、Osaka Metro御堂筋線の横を走っている所。
雨が降って渋滞しており、若干遅れて運行中です。
どうしてもバスは遅れがちですから仕方ありません。
7:11 大阪駅JR高速BT 着
20分ほど遅れて、7時半に大阪駅到着。大屋根の下に入ってくれるので、JRとの乗り換えも便利です。
バスは本当に快適で、撮影もしていられない程ぐっすり眠ってしまいました。夜行バスは寝られないという人でも結構オススメです。
大阪からは在来線で行くつもりでしたが、間に合わ無さそうなので東海道新幹線へ。
東寺を見るとこれぞ京都に帰ってきたって感じがします。
東海道新幹線からは嵯峨野線に乗り換え。円町駅で下車し、30分ほど歩いて立命館大学に向かいます。
北都と言われる旭川から京都へ、真っ直ぐ帰ってきました。夜行バスが遅れてちょっとヒヤヒヤしましたが、ちゃんと通学できてよかったです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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