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【大雪から復旧】通行止め解除直後の新名神高速 名古屋〜大阪JR高速バス[2401大寒波(4)]

2024年1月29日

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こちらは名古屋駅の新幹線側にあります、バスターミナルです。

 

ここから各都市を結ぶ高速バスが数多く発着するのですが、今日は様子が違います。

 

大寒波が日本海側を襲った週末、北陸方面のバスは運休に。

さらに、鈴鹿山脈を越える京都・大阪方面のバスも減便しました。

 

その中で運行していました、大阪行きの高速バスに乗車。

大雪の名阪バスは一体どんな状況なのでしょうか。



名神ハイウェイバス大阪線は、JR東海バス、西日本JRバス、名阪近鉄バスの共同運行便です。

今回の便は、西日本JRバスさんの車両でした。

 

座席配列は4列シートで、お客さんも半分くらい埋まっています。

 

窓側にはコンセントも設置されているのが、非常にありがたいです。

これさえあれば渋滞に巻き込まれたとしても、かなり安心できます。

 

直前に予約しましたが、一番前の座席が空いていました。

正面から道路状況含め、しっかりお伝えできればと思います。



18:30 JR名古屋駅 発

運休便も出ている名神ハイウェイバス、その中で走ってくれている貴重な便が出発です。

 

自動放送に続きまして、雪の影響で名神高速と新名神高速の一部区間が通行止め。これから通るルートに集中しているため渋滞の可能性、また休憩箇所に停められないかもしれないため、甲南SAから大山田PAに休憩場所を変更すると、運転士さんから案内されました。

 

しかし、名古屋から高速道路に入る直前、新名神高速道路の通行止めが解除。

東名阪道で迂回予定だったのですが、通常通り新名神高速を使ったルートで大阪まで行くことになりました。

 

名古屋高速の烏森出入口から高速道路へ。

 

名古屋西本線料金所を通過して、東名阪自動車道に入りました。

 

木曽川を渡りまして、愛知県から三重県に突入です。

名古屋駅を出て30分経たないうちに、大山田PAで休憩となります。

 

目の前には雪が積もっており、三重県北部のちょっとした山でも寒波の影響が出ているようです。

 

大山田PAでは15分ほどの休憩、ローソンや売店などが入居しています。

 

新東名高速道路の通行止めが解除されたとはいえ、渋滞が心配なのでメロンパンを。

バス車内にお手洗いがあるので、飲み物を買っても安心できます。

 

それにしてもしっかり雪が積もっていて、ベンチにも座れないくらいでした。



19:15、予定通り大山田PAを出発しました。

四日市JCTは伊勢湾岸道、新名神高速道路が分岐する重要な交差地点です。

ここで東名阪自動車道から、新名神高速道路へ入りました。

 

東名阪自動車道は亀山まで南下して、鈴鹿峠を越えるルート。

一方で新名神高速道路は少し北を回って、鈴鹿峠をトンネルで突っ切ってしまいます。

 

近鉄湯の山線の終点、湯の山温泉駅がある山がちなところまで来ました。

この辺りから車やトラックが詰まり始め、ジリジリと進むように。

 

 

四日市の西へ出っ張った山岳地帯を、四日市トンネルで貫きます。

 

トンネルを抜けると、ブレーキランプが目立ってきます。両脇の雪も残り続けていました。

 

そして鈴鹿市と亀山市の境に位置する、野登トンネルへ突入。

 

トンネル内で、遂に停止することとなりました。

 

時間を掛けてトンネルを出て、やはり外でも一時的に止まったりしていました。

 

亀山西JCTでは、亀山JCTから繋がる亀山連絡路が合流してきます。

 

先ほど走っていた東名阪自動車道から分岐しており、ここから亀山連絡路を通って東名阪自動車道へ行くこともできます。



ここで峠越えとなります、鈴鹿トンネルへ入りました。

名古屋方面のトンネルは2車線供用中ですが、こちらの下り線は3車線供用されています。

 

鈴鹿トンネル内で三重県から滋賀県へ、壁面には県境を示すペイントがありました。

 

滋賀県内に入ると雪がほとんど無くなり、車の流れもかなり良くなります。

 

このバス本来の休憩場所、甲南PA周辺もそこまで渋滞していません。

 

中央分離帯のところには、視界を妨げない程度の高さで雪が残っていました。

 

暫定4車線で開通していますが、甲南トンネル周辺は6車線分作られています。一番右側を間違って走らないよう、ラバーポールが立てられていました。



草津JCTから、名神高速道路へ入ります。

名神高速道路は東海道新幹線と同じように、関ヶ原を越えるルート。大雪の影響を受けやすくなります。

 

京都東ICで、京都府の看板が見られました。

 

この先で連なる車の光が、山を這っていくようです。

 

京都駅などがある京都盆地へは、京都南ICで降りることになります。

 

ここからは左右でルートが分かれているようで、このバスは右ルートへ。



吹田JCTから、千里中央駅方面へ向かいます。

大阪モノレールの高架下を走っており、進行方向右手なら大阪万博の太陽の塔も見られます。

 

夜9時を回っており、下関・博多への夜行バスも見られました。

 

ここは北大阪急行電鉄との併走区間としても知られ、桃山台駅には両方向の電車が止まっていました。

 

名古屋駅ぶりに東海道新幹線と出会い、新大阪駅の下をくぐります。

直交するOsakaMetroの駅も、ホームの温かい光に包まれていました。

 

渋滞に巻き込まれながらも、大阪駅には定刻通りの到着になりました。

特に急いで走っている様子もなく、遅れを取り戻せたようです。



21:25 大阪駅JR高速バスターミナル 着

JR大阪駅の駅ビル下、バスターミナルに到着です。

名古屋から大阪まで3時間足らず、遅れること無く着くことができました。

 

鉄道だけでなく、高速道路も大雪の影響を受けており、NEXCOだけでなく自衛隊の方も除雪作業に出動してくださったそうです。

迅速な対応のおかげで無事に帰る事ができ、心から感謝します。

 

単純な移動手段としても、当日購入で3000円の名古屋〜大阪高速バス。

非常に安く抑えられるので、時間に余裕がある時には是非利用してみてください。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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