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【JR奈良線複線化事業】 複線化された六地蔵〜黄檗の様子を観察

 

JR奈良線では京都〜城陽の区間を中心に、複線化事業が行われています。

(地理院地図を改変)

2001年複線化されたのが、京都〜JR藤森、宇治〜新田。2020年12月には山城多賀〜玉水、2022年2月には新田〜城陽が複線化されています。

そして2022年5月22日、新たに六地蔵〜黄檗が複線となったのです。

 

桃山〜城陽では線路切替工事のため、5月21日21時頃から5月22日10時頃まで運転を休止していました。

翌朝の列車より、複線化された奈良線の様子を見てみましょう。

京都駅から奈良線みやこ路快速に乗車します。

みやこ路快速は第一期複線化事業が完了した2001年、区間快速とともに運行を開始しました。

 

次の東福寺駅は京阪本線との乗換駅で、みやこ路快速も停車します。

 

同じみやこ路快速とすれ違い。奈良までの速達性を保つ列車が運行できるのは、この複線化があってこそです。

JR藤森で一旦複線区間は終了。

この駅は国鉄民営化後1997年に開業した比較的新しい駅です。

 

ここから単線となりますが、繋がっていないもののこの先でも右側に線路が引かれています。

 

だいぶ完成に近づいていまして、列車も走れそうです。

 

桃山駅近くの踏切は現在単線に合わせた規格なのですが、5月28日から踏切の遮断機の位置が広げられます。

 

まだ踏切部分には線路が敷設されていませんから、これによって工事が進められるのでしょう。

 

桃山駅で列車の行き違いのため一旦停止します。

 

行き違いのための停車というのが、単線路線において一番のネック。複線化で柔軟なダイヤを組めるようになり、これによって速達性も向上します。

 

ここから先では、まだバラストの石も見られない区間が散見され、これからの進捗が楽しみなものです。



六地蔵駅に到着しまして、いよいよここから今回複線化された区間に入ります。

臨時信号機が立てられており、工事が進められる路線であることがよく分かります。

 

今走っている奈良方面の線路は、単線時代も走っていた方。新しく追加された新線は京都方面なので、右側です。

 

木幡駅をスムーズに通過します。

 

その先で新線を走る京都方面の普通列車とすれ違いました。

これまでは木幡駅で行き違いのため運転停車する必要があったのですが、複線化が完了したことで待つことも無くなります。

 

黄檗駅手前では単線時代に使用していた、分岐器が残されています。

京都方面の列車はここで線路に入ってきたわけですが、京都方面専用の線路ができたので、これは必要なくなりました。

 

黄檗駅を通過しまして、今回の複線化区間は終了となります。



すぐ隣を走っているのは京阪宇治線です。

黄檗〜宇治では一時的に、列車は敷設が進む新線に対して右側通行になりました。

これは京阪の線路がすぐ右にあるため、右側に新たな線路を敷くことは困難だったと予想されます。

 

京阪の線路が離れると新線は右側に現れるようになりました。

新たな線路がこのようにクロスするというのは非常に面白いですね。

 

宇治川を渡る橋梁も新旧比べて明らかに異なります。

 

宇治駅に到着しました。

ここでは快速が普通列車を追い抜くことができます。

 

ここから新田駅は2001年に複線化されている区間です。

 

JRは奈良線に対して複線化事業のほか、駅バリアフリー化なども行っています。新田駅も橋上駅舎となり、利用客が増加するこの周辺の駅の利便性も向上しました。

 

新田駅〜城陽駅は2022年2月に複線化されたばかりです。

 

京都駅からの複線化事業の最終到達地、城陽駅に到着しました。

 

ここから先は山城多賀〜玉水のひと区間を除き、基本的に単線のままです。



続きまして、京都方面の列車に乗ってみましょう。

今度は普通列車に乗車、今回の複線区間が始まる黄檗駅に到着します。

 

ちょうど向かい側の列車と行き違いのため、少々待ち時間が発生しました。

 

黄檗駅からいよいよ新しい線路を走っていきます。

 

線路が切り替えられたことで不要となったポイントも発見。

昨日まではこのポイントを右へ行き、従来の単線を走っていたのです。

 

先程みやこ路快速に乗ったときと同様、この伏線区間ですれ違います。

 

木幡駅を越え、橋部分の新しさも異なっていました。

 

複線区間が終了する六地蔵駅に到着。ここで行き違いのために2分ほど待たされます。

 

これについても複線化事業が完了すれば、無くなる事です。

 

JRとしては並行する近鉄との競争力を持つとともに、奈良線沿線の価値も上がっています。

複線化事業の完成も非常に楽しみになりますね。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

【前面展望動画はこちら】

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