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【月曜から夜ふかしで紹介】高畠駅の駅舎が反対側に移転した理由とは?

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大きな駅には、表口と裏口があるものです。

有名なもので言えば、新横浜駅や旭川駅。

『君の名は。』の田舎と都会が半分ずつに分かれたポスターを用いて、ネタになったこともありました。

 

今回やってきたのは、『駅舎の立派さ』と『駅前の発展度合い』があべこべになっている駅です。

こちらは山形新幹線も停車する、奥羽本線の高畠駅です。

こちらはみどりの窓口や発車標もあってメイン側。横には温泉施設『太陽館』の暖簾を見ることができます。

 

NewDaysではありませんが、お土産を売っている売店も入居していました。

 

宮殿のように大きく立派な駅舎。

高畠町は『日本のアンデルセン』と呼ばれた浜田広介の出身地で、童話をイメージしたメルヘン調の建物です。

 

駅舎外には焼肉屋さん『さくらんぼ』がありました。

おそらく山形県らしさを込めて名付けられたのでしょうが、焼肉のイメージとは全然違いますね(笑)

 

お隣には似たデザインで統一されたホテルも立っています。

 

こちらはJR東日本系列のホテルフォルクローロ高畠です。

コンセプトは『鉄道を利用した旅の拠点』で、駅隣接で周遊型のホテルとして展開しました。

大きな駅舎に沢山の施設があることは分かりました。それでは、問題の駅前を見てみると…。

こんもり積もった雪に、ロータリーがあるだけです。

 

上から眺めてみても、多少住宅街があるだけということが分かります。駅にお店が集中していると言っても、そこから少し離れると店舗系統の建物はありません。



それでは線路を挟んだ反対側へ行ってみましょう。

コインロッカーとゴミ箱の間を抜けて、こんな階段を登ります。ちょっと登っていいのか分からないような地味さですが、生活利用の方もかなり多くここを歩いていかれました。

 

2階には高畠町観光協会が入居しています。

 

上からは駅舎内の様子を見下ろすことができます。

浜田広介の代表作である『泣いた赤鬼』が装飾の一部です。

 

先程の階段を登っていくと、線路を越える自由通路へと繋がります。

 

こちらも駅舎と同じようなデザイン。窓枠のエメラルドグリーンが明るい印象です。



さて、この自由通路を降りていくと…。

何やら木目調のプレハブ小屋が置かれています。

 

小屋に近づいて看板をじっくり見ると、『JR高畠駅 西口』と書かれていました。

そう、これが高畠駅西口の駅舎なのです。

 

こちらの駅前を見てみると、ツルハドラッグとクスリのアオキ、ファミリーマートも揃っていて、先程とはかなり違って栄えているように見えます。



こんな簡素な駅舎でも、時間限定で改札が行われます。

通学に合わせた朝夕の時間帯で、跨線橋と自由通路を使って立体的Uターンをする必要が無く便利ですね。

 

駅舎については、今の時間帯ロックが掛けられていました。

 

中にはストーブや除雪用具など、雪国に欠かせないものが揃っています。



駅舎の規模と駅前の発展、なぜこのような状態になったのかは、駅の立地を広域的に見れば分かります。

(地理院地図を改変)

高畠駅の西側は駅周辺に限り栄えており、少し離れれば田んぼが広がっています。

逆に東側は駅から5km程のところに、町の中心部があります。

 

山形新幹線開通前、高畠駅の駅舎は西側にありました。

 

山形新幹線の開通を機に、駅から遠くとも市街地側の東口に駅舎が建てられたのでした。

 

ちなみに、高畠町の中心部までのバスは2005年に廃止。

駅で花壇を整備されていた方に訪ねてみたところ、唯一の公共交通機関は乗合タクシーのみで、事前に登録した町民だけが利用できるとのことです。

観光客がここから移動するには、駅レンタカーの利用がスムーズに思います。

 

駅周辺には駐車場がいっぱいに停まっており、完全にパークアンドライド駅ですね。

 

今回ご紹介した不思議な光景は、日本テレビ系列『月曜から夜ふかし』でも紹介されています。

非常に面白い駅ですから、ぜひ行ってみてください。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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