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【10万人都市から消えた鉄路】鹿屋鉄道記念館から志布志・日南線を北上[史上最長片道切符の旅(7)]

2022年2月13日

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今回のルート

鹿屋〜南郷

今日は鹿屋に宿泊しました。

今回は違いますが、ここにはネットカフェ自遊空間もあります。

国分から志布志までを結んでいた大隅線、鹿屋はその中で最も重要な地点でした。

この街は鹿児島県で3番めの街。10万人の人口を有していますが、鉄道は消えてしまっています。

 

鹿屋駅があった辺りでは廃線跡らしきこのカーブがみられます。

 

交差点の近くには、田崎市役所線の記念碑が建てられていました。

 

こちらは鹿屋市役所。大隅半島最大の街として、中枢を担っています。

 

そしてその先には鹿屋駅があったところに建てられた、鹿屋市鉄道記念館が見えてきました。

 

駐車場には鹿屋市内の駅名標が残されています。

 

ホームらしきところに停まっているのはキハ20、モグラがヘッドライトつけているような表情です。

 

横にはフェニックスのサボが入っています。

西鹿児島から宮崎まで、小倉経由で結ぶという驚きの列車でした。

 

志布志から鹿屋への行き先も残されていました。

この列車については、車内へ入ることもできます。

車内には国鉄大隅線について、手作りの解説ボードが展示されていました。

 

キハ40のようなボックスシートとなっています。

 

灰皿も残されており、時代を感じさせられます。

 

記念館の駅舎は後から作られたもの、メルヘンチックなデザインとなっています。

 

駅舎に背を向けた先、駐車場のカーブに沿って線路がありました。

 

駅舎内はご覧の通り、様々な展示物が置かれています。

 

その中でやはり注目したいのは、大隅線に関する写真など。

 

こちらが現役時代の鹿屋駅。

写真には停車していたキハ20系と、現在も走っているきは40の姿が映っています。

 

また、当時は志布志線、大隅線と日南線の3方向に分岐していた志布志駅も。

今ではただの終着駅となってしまいました。

 

他にも昔ながらのサボが掲げられています。



鹿屋駅は超急カーブを経て設置されている駅です。

鉄道記念館があるのは、2代目鹿屋駅の位置となります。

 

元々鹿屋駅はスイッチバック方式の駅でして、ここで進行方向を変えていました。

この障害をなくす目的もあり、1938年にルート変更が行われたのです。

 

初代鹿屋駅の位置については難しいのですが、おそらくローソン鹿屋向江町の前だと思われます。

 

シャッター街の中を歩いていると、突然新しそうなホテルアルムコが現れました。

ここを歩いているとどうしても衰退した街のように思えてしまいますが、このようなホテルも建つということは、かなり力があるということです。

 

志布志行きの鹿児島交通路線バスに乗車します。

 

バス停周辺からは百貨店が消え、その跡地には公共施設が建てられました。

 

少し郊外に出るとロードサイド店舗が非常に充実しています。バス停留所周辺は空洞化が進んでいますが、この発展度合いはさすがです。



大隅線は鹿児島方面よりも志布志方面の本数が多くなっていました。

これは、1972年にようやく開通した古江〜国分では、既に自動車中心の交通が確立していたためです。

また、垂水港から鹿児島市中心部へフェリーによって結ばれており、半島をぐるっと迂回するよりも近道であることも関係します。

 

現在では鹿屋駅に合併されましたが、旧串良町の串良駅。

隣の東串良駅まではわずか600メートルの距離、こちらは旧串良町ではなく、現在でも残る東串良町です。

 

大崎町には薩摩大崎駅があり、こちらは道の駅あすぱる大崎です。



志布志駅に到着しました。

路線バスの旅はここで終わり、日南線から始まるローカル線です。

 

志布志に来たら行っておきたい名所があります。

志布志市志布志町志布志の志布志市役所本庁・志布志支所です。

『志(し)』だらけの場所として人気のスポットになっています。

以前は志布志市役所志布志支所だったのですが、本庁と一緒になりました。

 

それでは山吹色をした日南線のキハ40に乗車します。



志布志駅を出発。

今では1面1線のホームですが、もっと駅構内は広かったはずです。

 

だんだん山を登っていくにつれて、港の景色を見下ろせるようになりました。

 

お隣は大隅夏井駅。

日南線は2駅だけ鹿児島県となっており、ここは鹿児島県最東端の駅です。

 

トンネルで鹿児島県から宮崎県に入りまして、今度こそ鹿児島県を脱出です!

 

志布志湾から離れると、日南線は山の中へと入っていきます。

 

宮崎県に入って最初の福島高松駅は、県庁所在地が2つ入っているのに秘境駅として知られています。

ここでは地元の方がお一人降りていかれました。

 

このあたりは福島という地名らしく、お隣も福島今市駅でした。

 

こちらも福島仲町駅でしたが、串間駅に改称されています。

串間市の中心として駅には農水産物販売所が置かれており、駅のスペースの方が広くなっているとのこと。

 

山の中を走り続けまして、榎原駅では反対方向からの普通列車と行き違います。

 

 

この列車は油津行きですが、今回は手前の南郷駅で下車しました。

ここからはD&S列車、海幸山幸の旅です!

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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