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【1駅隣まで戻っちゃった!?】半島から消えた大隅線を路線バスで辿る[史上最長片道切符の旅(6)]

2022年2月11日

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今回のルート

小林~鹿屋

 

前回は小林ICから1時間かけて、吉都線小林駅まで来ました。

 

最後の方は走って何とかギリギリ…。列車の本数があまりにも少ないので、間に合って良かったです。

小林駅を出発。

高校生の方が多く乗っておられました。小林は吉都線の中でも需要の大きな駅です。

 

吉都線はえびの高原線の一部分を形成しており、右手には霧島連山を見られます。

 

かつて貨物の取り扱いもされていた高原駅に到着。

その名残が敷地の広さに残っていました。

 

線内では利用者が多い方に分類され、簡易委託駅です。

 

万ヶ塚駅はケバケバしくトロピカル感のある色合いの駅舎になっています。

日豊本線との乗換駅である、都城駅に到着。

この街は鹿児島県に近いためあまり目立ちませんが、宮崎県で2番目の街となっています。

 

続きまして、西都城行きの普通列車で一駅お隣へ。

県境を越える列車は1日9往復で少ないのですが、西都城までは30〜1時間に1本と多くの列車が設定されています。



せっかくなので西都城駅まで来てみました。

この駅からは1987年に廃止された、志布志駅までの志布志線が伸びていました。

 

金文字で書かれた駅名の前には、都城島津家の家紋が刻まれています。かっこいいデザインの高架駅です。

 

すき家で昼食を食べましたら、鹿児島中央行きの普通列車に乗車。

 

高架線を走っていくと、左手に志布志線が分岐するのが分かります。

 

鹿児島県に戻ってきまして、財部駅に到着。曽於市の中心駅です。

 

霧島市に入り、国分駅で下車します。

 

昨日は隼人駅から肥薩線に乗車しましたが、超遠回りをしてお隣の駅まで来たことになります。



国分駅からは鹿児島県の左側の半島、大隅半島へ。

大隅半島を形作るような、大隅線を路線バスで行きます。

 

大隅線は国分から垂水、鹿屋を経由して、志布志までを結んでいた路線。1987年に廃止されました。

 

錦江湾の向こうには大隅半島からつながる桜島が見られます。

 

後ろを振り返ると、半島の付け根に向かってカーブしていることが分かります。

 

バスの走る道路は大隅線に沿って引かれているので、左手にはその跡を見られます。

 

基本的には木々に覆われて分かりづらいのですが、橋脚など開けたところになると、その姿を表してくれます。

 

大隅半島を南下するにあたり、国道220号は途中で桜島へ渡ります。

 

九州本島の陸地をすぐ横に見ながら、再び九州へ。

 

垂水港に到着しました。

このフェリーターミナルからは、鹿児島県庁などがある鴨池まで結ばれています。

大隅半島と薩摩半島を結ぶ非常に便利なフェリー、1時間に1本ほどの本数です。

 

1時間ほど滞在しまして、垂水港を出発します。

 

もう辺りは真っ暗、海岸部から内陸に方向を変えて鹿屋市に入りました。

この街には日本で唯一の国立体育大学、鹿屋体育大学があります。

 

このバスは志布志行きなのでこの先へ進むこともできるのですが、今日は鹿屋で宿泊することにします。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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